結論から書きますと、自分の腕では太刀打ち出来ないと判断出来ましたので、ショップに依頼しました。
・・・
最新のMACmini(2014モデル)はメモリの換装すら出来ないようになっているようですが、保有している機器は2011モデルであるためメモリとディスクドライブのカスタマイズが可能です。
メモリ換装は裏フタを開ければアクセスが容易なことも有りメンテナンス難易度は超低なのですが、ハードディスクにおいては
メンテナンスの腕があることが絶対条件。
過去に自分がメンテナンスしてきたWindowsマシンはいずれもデスクトップタイプであり、ケース内空間も随分と余裕のあるものでした。
要するにメンテナンス、機器増設においてはファミコンカセットを挿すが如く、不器用な人でも十分対応し得る、非常に、それは大変フレンドリーなものだったんですよ。
しかしこのMACmini。
同様のデスクトップタイプPCであるにもかかわらず、デザインを優先するが故に筐体自体が可能な限り小さなサイズとなっております。これに伴い内部のパーツも見た感じとして放熱・エアフローが不可能なのではないかと思える密度に至っています。
ある意味芸術品です。逆の言い方をするとメンテナンス性においてユーザビリティなんてこれっぽちも考慮されていません。
・・・うーん。
どうやらそんなMACminiは内部に2.5インチのディスクを2台(Upper、Lower)設置するスペースが用意されているようです。
今回、自分のMACminiはLOWERにデフォルトのディスク500GBがインストールされておりましたので、UPPER側にSSDを増設し、LOWERのディスクを換装したいと思ったわけです。
たったそれだけを行う為に、自ら動作保証を蹴って、メンテナンス経験のないハードウェアに一発勝負(=ハードウェア構成を全て分解しなければならない)ということ自体、リスクが大きすぎます。
パーツとパーツをつなぐケーブルに至っては、フラットケーブル、または遊びのない長さ&特殊コネクタ仕様のオンパレードとなっており、オペレーションを敢行したところで1ミスで取り返しの付かないことになるのは火を見るより明らかでした。
これがなんと5000円前後もする増設キット(=フラットケーブル)。
ロジックボード側は1,2回抜き差しするだけで“ペリッ”と逝ってしまいそう・・・
ロジックボード側は1,2回抜き差しするだけで“ペリッ”と逝ってしまいそう・・・
・・・とまぁ、今回は上記の言い訳によりショップへの依頼と相成りました。我ながら懸命な判断だったと思いますよ。
そしてメンテ後の状態が以下です。
やはりプロは凄かった
金で解決、という辺りがやはり悔しいのですが、背に腹は変えられません。
なぜならこのMACminiは自分のライフワークと化しているオーディオ用として使用しているからです。