2015年12月30日水曜日

年末のご挨拶

今年も色々な事がありました。

ですが、まずコメントするべき点としましては、皆様から様々に支えていただいたからこそ、年末を迎えることが出来たのだ、という感謝の気持ちです。

ご迷惑をおかけすることも多々あったかと思いますが、来年におきましても是非ご鞭撻をいただけますよう、宜しくお願い申し上げます。

接点を持てなかったりと、様々な理由で暫く会うことができない方もいらっしゃるかと思いますが、もしこのサイトを見ていただけているようであれば、「あんなダメなやつでもこの世を渡っていけるのだ」という生きる上での幾分かの希望、糧になれるのではないかと。こう考えています。

残念ながらプライベートの方は全く伸張できておらず、皆様にご報告させていただけるようなことが何一つありません。
しかしながら仕事の方はなんとか食らいついて粘っています。色々と荷を捨て去る事で、なんとか岸壁に張り付きつつ、皆様のザイルと繋がらせていただいている状況と言えるかもしれません。

ですが、いつまでも手を引っ張ってもらうだけではなく、逆に自分から、自分の力でよじ登りたい。
現実と向かい合い、自分自身の様々な状態を勘定に入れた上で、自分が今しなくてはならない事、今できる事、やれない事をこの眼で見極める。

自分で自分を認められるよう、どこまでも真摯且つ愚直に道を歩む。
前に進むために必要な目には見えない、本当に大切な事。想い。志。

夏秋にかけて幾つか登った山は、そんな一連の想いに基づく自分なりの可視化でありました。
来年もそんな自分自身を共に引き連れつつ、新たな風景を見れたなら、こんなに幸せな事はありません。

来年が皆様にとって素晴らしい1年でありますように。
そして、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

2015年12月27日日曜日

自作電源ケーブル TUNAMI NIGO V2

ちょっと昔に購入したヘッドフォンアンプのHA5000(Audio-technica)に合う電源ケーブルって何か無いだろうか・・・、ということでいろいろ探していたのですが、どうにも費用対効果的に良い物がなかなか見つかりませんでした。この手の製品はアクセサリーですので「気分が大事」なんですが、一般庶民の自分が「気分」というアヤフヤなものに突っ込める金額なんてたかが知れています。

ところが先週末、少し秋葉原電気街を散歩する時間があったので線材屋さんに出向いた所、こんなものを見つけました。(正確には“見つけちゃった”)


オーディオケーブルは「自作することで費用を大幅に圧縮することが出来る」ようでしたので、この機会に自分もチャレンジしてみました。こいつは3000円ちょっと。
まぁ、何も買わずに悶々とするよりコレで手を打ったほうが精神衛生上良いよな・・・という感じです。1回でオシマイですから。

実は自分のメインシステムにTUNAMIシリーズの製品版を1本組み入れているのですが、一般的にイメージされるケーブルの値段のものではないため、さすがに「アクセサリー」として2つも3つも購入することは出来ません。ということで思わず飛びついた次第です。でもこういう衝動買いって良くないですよね・・・。ちょっと反省。

今回購入したNIGO V2ってケーブルに限らずTUNAMIシリーズは滅茶苦茶硬いケーブルなので、取り回しが最悪です。
それ故に機器の背面に接続した際の、のたうち回るケーブルの存在感たるや結構笑えるものが有ります。ゴームホース?否、大蛇じゃないですかね、と言いたくなっちゃうシロモノ。

まぁ、そのお陰で線剥きには非常に難儀することになったのですが。。。

(製作方法はココを参考にしました。どうやら同じケーブルを使った自作講習会なるものが過去にあったらしいですね。こいつはその余りかな。)

構造は2芯に加え、アースシールド部のドレインワイヤーで合計3本線構造(5.5sq/17mm径)

インレット・プラグにはIeGO Ti2000-8055という台湾メーカーの製品を使ってみました。
4N(純度99.99%)の純銅・無メッキということで素性は良いかな・・・と。

ちなみに自分以外のオーディオ兄貴どもはPanasonicのWF5018という医療用モノを好んで使っておるようです。

完成

ネジでケーブルを締めた後にテスターで導通チェックとショートが無いことを確認し、早速機器に接続し実際に音出ししてみましたが、頑張って作った事による愛着とプラシーボ効果で最高ってなもんです(笑)

ケーブルを交換した時にいつも感じてしまう、この、音量が大きくなったり、高音のヌケがよくなった印象(正直自信ない)はホント何なんでしょ?きっと「音が良くなるはずだ」という先入観があるため、普段よりも能動的な聴き方(=発見)をしちゃうんだろうね。


オーディオとは、実は、機器や音に傾倒した遊びではなく、“印象”という人間のあやふやな認識装置を逆手に使った、「満足感」を得ることを目的とした“遊び”なのであります。


★その他類似記事
自作電源ケーブル TUNAMI V2

2015年12月13日日曜日

アートコンプレックスセンターと新宿界隈散歩

少し前から気になっていたアートコンプレックスセンターという所に顔を出してきました。


内部は1Fがカフェになっており、2Fに数部屋の展示室。隠れ家的な良い雰囲気があります。

今回は1Fが閉店していたこともあり、展示室中心に見て回りました。
美術大生?専門学校生?の方なんでしょうか、女性の画家さんらしき方の作品が多かったです。
作品には“技術を見せつけよう”といった嫌味さがなく、好きなモノを好きなようにのびのびと描いているという印象。

先日のビッグサイトでのデザインフェスタでも感じたことですが、やはり描き手が自由だと、見る側も自由に見れてより楽しめるように思います。
「こういう作品なんです!」
と強く出られると、こちらとしては消化不良を起こしてしまいがちですからね。

このギャラリーは肩肘張らずに気軽に立ち寄れる点はとても好印象。入場料も無料でしたよ。

…ちなみに場所的には信濃町駅と四谷三丁目の中間辺り。住宅街の真ん中にポツリと位置しております。


その後は新宿御苑、世界堂、三省堂辺りをフラリと散歩して帰宅。
駅までは新宿御苑を端から端まで歩く距離ではあるものの、男の足では十分徒歩圏内。

新宿界隈の散歩道によい所を見つけることが出来、少し嬉しい週末でした。