2017年1月16日月曜日

ゲーミングPC構築

今週は仕事上で少し大きな事案が片付いたため、自分へのご褒美にとゲーム用にPCを一台組んでみました。
目的は最近熱中しているCities Skylinesを快適に遊ぶ為に他なりません。

新しいパーツと過去の流用品

といっても昔のように極端にパーツ同士の相性が出ることもなかったため、かなりスムーズに構築を完了することが出来ました。
構築手順自体は昔と何一つ変わっていませんからねぇ。なんだかとても懐かしい気分になっちゃいましたよ。ええ。

  
ケースにマザーボードを取り付け、CPU &ファン、メモリ、カード、各種ドライブ、電源、配線の順で進めます。

組み立て終わったあとはスイッチを入れてOSをインストールし、動作をチェックして完了です。

スペックは以下の通りです。
  • CPU : Core i5 6402P
  • メモリ : 16GB(8GB×2枚)
  • グラフィックカード : GeFoece GTX1060(6GB)
  • マザーボード : Z170X-GAMING 3(ATX)
  • 光学ドライブ : Pioneer BD-RW BDR-209M
  • 補助記憶 : SSD(Crucial 256GB),HDD
  • 電源 : 600W
  • ケース : XIGMATEK製 FrontLiner
  • OS : Windows10Pro
特に気に入ったのがマザーボード(Z170X-GAMING 3)です。

USBDAC用のUSBポート

なんとオーディオ向けの低ノイズUSBポートが2つも搭載されています。
これは非常に魅力的でした・・・、というのも、自分はデスクトップスピーカー用のUSBDACと、ヘッドフォンアンプ向けのUSBDACの2台を併用しており、これまでどちらもUSBの電源対策が取れておらず放置されていたためです。
実際にHA5000、W5000で音出ししましたが、(気持ちの面が大きいのかもしれませんが、)かなり印象が良いです。

他には自分にとっては目新しい規格(M.2やらSATA Express)が満載で、時代の流れを否応なしに感じさせてくれます。
メモリも(必要性をまるで感じませんが)64GBまで搭載出来ちゃうらしく、もうね、初めて買ったパソコンのメモリが64MBだったことを考えると1000倍ですよ。1000倍。ムーアの法則的なアレですね。


そして・・・

Cities Skylinesを起動

ゲーム設定上、グラフィックオプションを最高品質のオラオラモードで起動!
このゲームは市民が一人ひとり目的を持って動いていますが、感動するくらいにヌルッヌルのサックサクに動作してくれます!凄い・・・

3D演算の必要なゲームでは(当たり前ではありますが)グラフィックカードの有無で大きく楽しみ方が変化します。
これまでノートPCで我慢して遊んでましたが、改めて重要な要素なんだな・・・と。

勢いに乗って人口も6000人を突破して右肩上がり!

Cities SkylinesはSTEAMというパソコン上のゲームプラットフォームにて起動していますが、プレイステーション等とは異なり、グローバル視点で本当に評価されている質の高いゲームが多くリリースされています。
スペックが低くても遊べるゲームが有りますので、遊んだことのない方は是非触ってみてください・・・。


そして、昔使用していたMicroATXのマザーボードが入っている32bitシステムは置き場所や活用方法が特になかったのですが、引き取り手がうまいこと見つかったために友人に譲ることとしました。
(こういう場合、BTOや自作PCだとお店に売り払うことが難しい・・・、かと言って処分する場合はコストが発生しそうなんですよねぇ・・・。)

2017年1月4日水曜日

映画「この世界の片隅に」

新年が開けて少し時間が空いたため、池袋で映画鑑賞です。


最初に作品の概要を耳にした際は、太平洋戦争末期、歴史上でも屈指の大量虐殺が執り行われた広島及び軍港を有する呉が舞台、ということで、終始凄惨な作品なのだろうな、と少し身構えていました。

このような背景を持つ作品では大昔に見て強く記憶に残った火垂るの墓を見た以来、ということもあるのでしょう。(主人公の劣悪な境遇を強調するためなのだろうか、やたらと意地悪なキャラクターが登場するんだよね)
正直あまり見ないジャンルですし、このポスターに描かれている屈託のない表情を浮かべる“すず”を見ると、否応なしにそのような想像が加速されちゃうんです。

この作品を上っ面だけをサラッと観ると…
“日々を懸命に生きてささやかな日常を成立させている”
“そのような日常を「戦争」が踏みにじる”
そして、
“どう思う?戦争は良くないよ!”
…といった感じでした。

「日常の傍らに当たり前の様に『死』が息を潜めている」

このような時代背景を幅広い年代層(小学生から大人世代)に伝えるための方法としては、これくらいシンプルじゃないと手にとってすらもらえないかもしれませんね。