2015年8月22日土曜日

丹沢・大山 (難易度:★☆☆☆☆)

夏はまだ終わっちゃおりませんよ!ということで、6座目!

今回はアクセスが容易な丹沢・大山に登ってきました。

その際、小田急線の「丹沢・大山フリーパス」という切符を購入。

以前から“名前から察するに大山へ上る際にのみ使えるものであろう”と気にはなっていたのですが、実は小田急線にて、新宿から乗車した場合、本厚木から渋沢の間であれば乗り降り自由、且つ、登山口近くのバス停(ヤビツ峠バス停、大倉バス停、大山ケーブルバス停など)の往復を1,500円固定でカバー出来る便利な切符でした。

単純計算で、バス代がほぼ無料になっちゃいます。前回の丹沢(塔ノ岳)に行った際も使えばよかったかな…

小田急線の伊勢原駅に到着。今日は遅めの9時過ぎ。

大山ケーブルバス停に到着

コマ参道の入り口

大山へはここから登ってゆくこととなりますが、お土産屋さんであふれかえっております。
いつもは登山口まで人気の少ない林間のアスファルト道を黙々と歩くのですが、今回はそんなことはなく、大分観光地化されているようでした。

ストイックな山行、というより、家族連れでの登山を想定されているような雰囲気です。下山後、頑張った子供にご褒美を・・・といった感じなんでしょう。

コマ参道を抜けるとケーブルカーの駅があります。・・・が、現在は工事中。

実は、大山は丹沢の中でも結構人気のある山ということで相当人が多いと聞いておりましたので、夏、且つケーブルカーの改修を行っているタイミングは自分が山に登るタイミングとしてはベストかな、と考えておりました。人混みはなるべく避けたい性格ですので・・・。

登山口、なんですが、タイル張りの登山口なんて初めてお目にかかりました(笑)

道が2つに分岐しております。男坂と女坂。

男坂を黙々と登ル

坂、というより石段です。神社の石段が延々と続いているといったイメージですね。
この段階ではまだ、体があったまっていないので息が切れます。

徐々に登山道っぽくなってきます

木々に包まれるようで気持ちが良いです・・・と言いたいですが、実際は滝のように汗が出続けております。

途中の休憩所。小奇麗に整っており、観光資源として注力されていることが良く分かります。

毎度のことですが、分岐看板を見つけるとホッとします...


中間地点の阿夫利神社の下社。

やはり綺麗・・・というか、山の中の神社という雰囲気ではないですね。ここにもお土産屋さんや食べ物屋さんがたくさん立ち並んでいます。かき氷の暖簾に後ろ髪をひかれますが・・・ここは(何故か)我慢。

改装中。ここもケーブルカーの改修完了に合わせて対応されているようですね。

お社の左手から山頂への道が続いているようです

鳥居をくぐると登山の第2ラウンドが始まります

山道っぽいですが、道を阻むような岩や倒木、茂みは皆無です。

更に進ム

天狗の鼻突き岩

途中の休憩所

大山の優しさというのは、こういう踊り場のような所でさえベンチ、テーブルが完備されているところでしょう。

高度を上げてゆくと少しずつ眺望が形成されてきます

緩やかな登り

どことなく品のある登り道だと感じました。これなら大人数で登ってもきっと楽しいですよね。

ヤビツ峠からの道と合流するポイント

ここのポイントからヤビツ峠までは1時間~2時間程度らしいので、大山から塔ノ岳方面に縦走する人もいるのかな~と思いましたが、さすがに日帰りだと時間的に大変そうですね。

山頂の鳥居

山頂にも売店が完備されております

無事登頂できました

山頂からの眺望はなかなかのものです。欲を言うと地表近くの埃のような靄が取り払われればいうことないんですが…

下山時は同じ道を辿るのも勿体ないので、少々遠回りになりますが見晴台方面から下社に至る道を選択しました

見晴台方面は眺望に恵まれるポイントが多めです


木道が整備されているポイントを通ると鹿が出てきそうな雰囲気です。
・・・が、結果としては前回も今回も鹿には一度も会えませんでした。まぁ夏だしね。暑いし。
その代わり丹沢には同様に多く出現するという吸血ヒルにも出くわしていないので、まぁ、ドローといった感じですかね・・・。

ヘアピン階段。夜は通りたくない道です・・・。

見晴台に到着

さっき登ってきた大山山頂が確認できます

御神木でしょうか。あまりにも立派な大樹に思わず手を合わせました。

森林浴

歩いていてとても気持ちよくなれます。山によっては杉林だらけで食傷気味になりますが、ここには広葉樹が豊富で癒されます。

下社の少し手前に位置する小さなお社

おそらく紅葉の季節には相当綺麗な絵になるものと思われます。観光客もすごそうですけどね。


下社からバス停までは女坂を下っていきました。登りの男坂より、こっちのほうが斜度がキツい印象を受けるのは気のせいだろうか・・・。

ケーブルカーの線路が見えます

体力に自信のない人も、紅葉の季節であれば高尾山に遊びに行くようなイメージで、ケーブルカーを使い下社まで参拝しに行くというのもアリかもしれませんね。

今回も15時前後に無事下山することが出来ました。

今回の大山登山、登りに集中出来てとても楽しめました!

観光スポットとしても懐の広い感じが好印象でしたし、夏は夏で緑が眩しい素晴らしい登山ができますが、紅葉の時期にまた登ってみたいと思わせる魅力がここにはありますね。

Windows10における光学(Blu-ray)ドライブ(PIONEEW BD-RW BDR-209M)の認識について

以下、Windows7(32bit)からWindows10にアップデートした際に、OS上から光学(Blu-ray)ドライブ(PIONEER BD-RW BDR-209M(※))認識出来なくなった事象への対応メモになります。
(※)BDR-209JBKのバルクで、ファームウェアはエスティトレードというところの物が搭載されているらしい。

事象としては、OSをWindows10にアップデート後、BIOS上からはドライブを認識できているものの、OS上からは光学ドライブが全く認識されない(=マイコンピュータ画面、デバイスマネージャ等に現れない)、というものです。

どうやらWindows7からWindows8へアップデートした際にも似た事象が発生していたらしく、その際の手順をベースにレジストリを修正ることで、Windows10においても認識させることが可能です。

■対処手順
1、コマンドプロンプトを立ち上げる(管理者権限で起動)
2、以下のコマンドを投入
 reg.exe add "HKLM\System\CurrentControlSet\Services\atapi\Controller0" /f /v EnumDevice1 /t REG_DWORD /d 0x00000001
 reg.exe add "HKLM\System\CurrentControlSet\Services\atapi\Controller0" /f /v EnumDevice1 /t REG_DWORD /d 0x00000002
3、OS再起動
4、デバイスマネージャーにドライブが認識されていることを確認


今回はWindows7からWindows10へアップデートした際に認識されない事象が発生しましたが、クリーンインストールにてWindows10を導入した場合はどうなるんでしょう?

ともあれ引き続きドライブを使用できるようになり一安心。


●参考サイト1
http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_10-hardware/windows10/6849a106-b49a-4aa6-9895-b09a6097f970?auth=1
●参考サイト2
https://yotsugane.wordpress.com/2012/03/20/windows-8-cddvd%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%81%8C%E8%AA%8D%E8%AD%98%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84/

◆追記:ファームウェアのアップデータ
http://www.st-trade.co.jp/support/download/index.html
・BDR-209XJ(BK) が適用可能です。

2015年8月16日日曜日

草津温泉

リフレッシュを兼ね、実家のメンバーと1泊2日の草津温泉旅行に行っておりました。
今回は車ではなく、鉄道、バスを乗り継いだのですが、道中は当然食う、喋る、寝るといった感じでして、車のように運転する方も乗る方もぐったりした状態で現地入りという状態を避けることができました。

移動時間も上野から現地まで3時間ちょっとと短めだったためでしょうか、いささか「やっとの思いで到着した」という到達感こそ薄かったものの、その分宿に到着してからの活動エネルギーが残っていたということで結果的にとても良かったと思います。

実は30分ほど前まで大雨だったのですが、運良く天候が回復してくれました。

この街には無料で入浴できる公衆浴場jが至る所にあったりして、散策が結構楽しかったりします。

そういえば、草津の近くにある白根山は火山活動が認められるとのことで入山が基本的に推奨されないという微妙な状態(しかも2年前から)となっていたようです。訪れる観光客も非常に多いように見え、その影響はあまりなさそうでした。

箱根の火山活動では観光が大打撃を被っておりましたが、実は草津方面もアヤシイ状況だったというのは実はあまり知られていないのかも・・・。


火山活動の件はともかく、個人的には非常に楽しめましたので、またいつか訪れたいものです。

2015年8月13日木曜日

秀麗富嶽十二景・扇山〜百蔵山 (難易度:★☆☆☆☆)

今年も有難いことに夏季休暇を取得させていただけたため、何処かにフラリと出向いてみたいと考えておりました。

しかしながら昨年海外であったこと、および他で随分と散財してしまっていたことから今年は国内、それもあまりコストのかからない近場で・・・ということに相成りました。

ここ最近は西東京を中心とした登山がマイブームになっていたので、そのシリーズの続きを、という感じで今回は山梨の大月市にほど近い鳥沢駅、猿橋駅近辺の山々を登ってみたのでした。

8:30に中央本線の鳥沢駅に到着

高尾駅から30〜40分程度ですが、随分遠くに来たような印象を持たせる駅舎です。

駅から登山口までは中央自動車道の下を潜ってゆきます。

ここから登山口まで徒歩で1時間ちょっと。登る前に体力が削られるようなアップダウンはありません。実はバスもあるようですが、歩いて問題のない距離でした。

こんな感じで分岐点には看板が必ず設置されており、迷うことがありません。

扇山の登山口

登山口の反対側

登山口というと鬱蒼とした杉林の奥、というイメージがありましたが、実は道の対岸には大月ゴルフカントリー倶楽部があったりします。


スタート地点の観音様。登山の無事を祈ります。

ここで前回の武甲山縦走路の反省として虫除けスプレーを体に吹きかけます。
スプレーは有識者から教えてもらった自作のハッカ油スプレー(ハッカ油:20滴、エタノール:10ml、水:90ml)ですが、これが道中物凄い効果を発揮することに。その後の虻が寄ってきても直ぐに退散してゆくのが分かりました。前回はまとわりつくゼロ戦のごとくなかなか離れてくれず、大分難儀したのでこれは嬉しいものがあります。これでじっくり登りに専念出来るってものです。

グッバイ、アブさん!

(前回は汗が目にしみて目が開けられず、トレッキングポールを時折振り回すという座頭市状態になっていましたからね・・・大違いです)

良い道が続きます

登り始めて気付くのですが、シゴきのような斜度が発生しないことや、所々に休憩ベンチが設置されていたり、キンキンに冷たい岩清水が湧き出ていたりと、非常に登り易い道中となっています。

奥武蔵の時のような鉈斧の様な鋭利な岩がゴロゴロ・・・這って登らねばならない岩や転んで頭を打ったら一大事、なんて事も少ないです。これなら大人数のハイキングもやり易いと思います。

道中の分岐点

1時間ほど登ると分岐点(山頂とつつじ群生地)があります。どうやらこの山、5月近辺に登ると花々で大層美しいそうです。今回はシーズンを過ぎているので山頂コースを選択。

稜線場の分岐点

更にしばらく登ると稜線に出ます。まずは扇山の山頂を目指します。

夏空

覆っていた木々がなくなり空が開けてきました。すぐそこが山頂の様です。

到着!

随分と気持ちの良い山頂で、ちょっとした公園の様相をていしております。もう少し涼しければ昼寝が出来てしまいそう。

まだ午前中だったのでランチタイムには少し早かったですが、ここで次の目的地に備えます。

左下のご褒美QRコードにアクセスしたら、綺麗な雪山画像が

「秀麗富嶽十二景」って名前が立派ですよね。ところが調べてみると平成に入ってから自治体側で後付けされたもののようで、比較的新しいもののようです。ですが何でしょう、このコンプリート魂をくすぐるネーミング。良いんじゃないですか〜?

若干樹木で遮られている眺望

実は目的の一つだった富士山の眺望は見えなくもない・・・のですが、ほぼ雲で覆われており、写真ではほとんど分かりませんね。

次の目的地を目指して出発

ここからは稜線伝いのアップダウンが少ない道で、登山、トレッキングというより寧ろ森林散策気分に近いものがあります。溢れ日と風が気持ち良い。

高低差があまりなく、面白いくらいズンズン進めます

トレッキングポールが邪魔になるくらいでしたので、先週の武甲山縦走の時と比較すると3倍くらいのスピードが出ていたと思います(笑)

続く稜線道

そう言えば今回はトレイルランの一行には出くわしませんでした。
自分がハァハァ言いながら登っている横で涼しい顔で駆け抜けるあの一行の体力たるや敬服するものがあります。

木のアーチを潜るとゴールが見えます

2つ目の山に到着

ここも先ほどの山頂と同様そこそこ開けており、更には休憩用のベンチ、テーブルが完備されておりました。

眺望

晴れてはいるものの、雲の量がもう少し少なければ、と欲張りなことを考えちゃいます。1000メートルちょっとの山だからでしょうか、麓の喧騒が若干聞こえたりします。


この山は花の季節に出向いてみると楽しいかもしれません。ただしこの登り易い道を合わせて考えると他の登山客も相当に多いと思われますが・・・。

下山開始

下山は猿橋駅に向けて進んで行きます。これまた下り易い道です。以前に大倉尾根の地獄階段を経験していたからでしょうか、負担はあまり大きく感じませんでした。

見晴台

このように途中に妙に絵になるベンチが。そのまま降りても良かったのですが、まだ14時前だったので暫し休憩。

杉の平行線と、金色の斜陽線が時折神々しい風景を作っていたりします

麓までもう少し

下山完了

山道の終わりは民家の側です。駅までは30分〜40分前後といったところでしょうか。

駅に到着

事前に調べていたら、この縦走コースは7時間程度を要する!と書かれていたため、そこそこ歯ごたえがあるだろうと踏んでいたのですが、実際はストレートに下山すると14時過ぎには到着できそうなライトコース(実質4〜5時間コース)でした。
トレッキングの入門コースとして良いかな、と感じていた奥多摩の高水三山のミニ縦走路と難易度は変わらないと思われます。


ホームからは扇山(右)と百蔵山(左)

正直ちょっと消化不良だったし水も大分余っていたので、そのままオマケで高尾山にでも登ろうかと思いましたが、時間が中途半端だったので止めておきました。


・・・

今年の夏旅行は随分と小さくまとまってしまったのですが、本当は秋田駒ヶ岳尾瀬を狙っておりました。しかし、予約時期が遅すぎてバスがどこも満席だったんですよね。まぁお盆の時期直前に予約を入れるという事自体がそもそもの誤りだったんですけどね・・・。
新幹線等を使用すればいけないこともなかったのですが、旅費も膨れ上がるし天候も微妙だったようなので機会を改めることとしました。

次回のまとまった休みであるシルバーウィークの時期で遠出を狙うなら今のうちに仕込んでおかないとダメですね。事前に計画した以上、最悪雨天での登山を覚悟しなければならない「博打」となるのは仕方がないことなのかもしれません。
”台風であっても、道を外さない程度の雨であれば…まぁそれはそれで良いか”、という自分のマゾっ気がちょっと顔をのぞかせたりもしますけれど・・・。うーん。