夏はまだ終わっちゃおりませんよ!ということで、6座目!
今回はアクセスが容易な丹沢・大山に登ってきました。
その際、小田急線の「丹沢・大山フリーパス」という切符を購入。
以前から“名前から察するに大山へ上る際にのみ使えるものであろう”と気にはなっていたのですが、実は小田急線にて、新宿から乗車した場合、本厚木から渋沢の間であれば乗り降り自由、且つ、登山口近くのバス停(ヤビツ峠バス停、大倉バス停、大山ケーブルバス停など)の往復を1,500円固定でカバー出来る便利な切符でした。
単純計算で、バス代がほぼ無料になっちゃいます。前回の丹沢(塔ノ岳)に行った際も使えばよかったかな…
小田急線の伊勢原駅に到着。今日は遅めの9時過ぎ。
大山ケーブルバス停に到着
コマ参道の入り口
大山へはここから登ってゆくこととなりますが、お土産屋さんであふれかえっております。
いつもは登山口まで人気の少ない林間のアスファルト道を黙々と歩くのですが、今回はそんなことはなく、大分観光地化されているようでした。
ストイックな山行、というより、家族連れでの登山を想定されているような雰囲気です。下山後、頑張った子供にご褒美を・・・といった感じなんでしょう。
コマ参道を抜けるとケーブルカーの駅があります。・・・が、現在は工事中。
実は、大山は丹沢の中でも結構人気のある山ということで相当人が多いと聞いておりましたので、夏、且つケーブルカーの改修を行っているタイミングは自分が山に登るタイミングとしてはベストかな、と考えておりました。人混みはなるべく避けたい性格ですので・・・。
登山口、なんですが、タイル張りの登山口なんて初めてお目にかかりました(笑)
道が2つに分岐しております。男坂と女坂。
男坂を黙々と登ル
坂、というより石段です。神社の石段が延々と続いているといったイメージですね。
この段階ではまだ、体があったまっていないので息が切れます。
徐々に登山道っぽくなってきます
木々に包まれるようで気持ちが良いです・・・と言いたいですが、実際は滝のように汗が出続けております。
途中の休憩所。小奇麗に整っており、観光資源として注力されていることが良く分かります。
毎度のことですが、分岐看板を見つけるとホッとします...
中間地点の阿夫利神社の下社。
やはり綺麗・・・というか、山の中の神社という雰囲気ではないですね。ここにもお土産屋さんや食べ物屋さんがたくさん立ち並んでいます。かき氷の暖簾に後ろ髪をひかれますが・・・ここは(何故か)我慢。
改装中。ここもケーブルカーの改修完了に合わせて対応されているようですね。
お社の左手から山頂への道が続いているようです
鳥居をくぐると登山の第2ラウンドが始まります
山道っぽいですが、道を阻むような岩や倒木、茂みは皆無です。
更に進ム
天狗の鼻突き岩
途中の休憩所
大山の優しさというのは、こういう踊り場のような所でさえベンチ、テーブルが完備されているところでしょう。
高度を上げてゆくと少しずつ眺望が形成されてきます
緩やかな登り
どことなく品のある登り道だと感じました。これなら大人数で登ってもきっと楽しいですよね。
ヤビツ峠からの道と合流するポイント
ここのポイントからヤビツ峠までは1時間~2時間程度らしいので、大山から塔ノ岳方面に縦走する人もいるのかな~と思いましたが、さすがに日帰りだと時間的に大変そうですね。
山頂の鳥居
山頂にも売店が完備されております
無事登頂できました
山頂からの眺望はなかなかのものです。欲を言うと地表近くの埃のような靄が取り払われればいうことないんですが…
下山時は同じ道を辿るのも勿体ないので、少々遠回りになりますが見晴台方面から下社に至る道を選択しました
見晴台方面は眺望に恵まれるポイントが多めです
木道が整備されているポイントを通ると鹿が出てきそうな雰囲気です。
・・・が、結果としては前回も今回も鹿には一度も会えませんでした。まぁ夏だしね。暑いし。
その代わり丹沢には同様に多く出現するという吸血ヒルにも出くわしていないので、まぁ、ドローといった感じですかね・・・。
ヘアピン階段。夜は通りたくない道です・・・。
見晴台に到着
さっき登ってきた大山山頂が確認できます
御神木でしょうか。あまりにも立派な大樹に思わず手を合わせました。
森林浴
歩いていてとても気持ちよくなれます。山によっては杉林だらけで食傷気味になりますが、ここには広葉樹が豊富で癒されます。
下社の少し手前に位置する小さなお社
おそらく紅葉の季節には相当綺麗な絵になるものと思われます。観光客もすごそうですけどね。
龍
下社からバス停までは女坂を下っていきました。登りの男坂より、こっちのほうが斜度がキツい印象を受けるのは気のせいだろうか・・・。
ケーブルカーの線路が見えます
体力に自信のない人も、紅葉の季節であれば高尾山に遊びに行くようなイメージで、ケーブルカーを使い下社まで参拝しに行くというのもアリかもしれませんね。
今回も15時前後に無事下山することが出来ました。
観光スポットとしても懐の広い感じが好印象でしたし、夏は夏で緑が眩しい素晴らしい登山ができますが、紅葉の時期にまた登ってみたいと思わせる魅力がここにはありますね。
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