2015年5月31日日曜日

北王子線の廃路線

自分は鉄道には疎いものの、以前からちょっと印象的だった廃路線のメモ。

休みの日などに十条の赤レンガ図書館に向かう際、王子駅から王子神谷駅方面に伸びている引き込み線の近くを通ります。

既に1年前の出来事ではありますが、この路線が閉鎖されて鉄道(貨物)の行き来がなくなってしまったようです。

引き込み線の線路が封鎖されています

王子駅方面(すぐ向こうには京浜東北線および上越新幹線)

調べてみると自分が日々の通勤で利用している自宅の最寄り駅(王子神谷駅)の裏側に、王子製紙の倉庫と付随する貨物駅が存在していたようで、名前は北王子駅だったらしいです。

足を運ぶ頻度が低い地域であるため、実際に列車が走っているところを自分は記憶していないのですが、現役路線時代はディーゼルタイプの牽引車が貨物を引っ張っていたとのこと。

Wikipedia 北王子線

個人的にはこういう風景はなるべく残しておいてほしいなぁ・・・と思ったりします。
しかしながら新たに路線跡地を利用した公園などが作られ始めており、その妙に細長いレイアウトには土地の記憶が確かに刻まれている点、ちょっとした面白さを感じることができるのです。

遠い将来、ブラタモリのような番組で取り上げられたりするのだろうか・・・。

2015年5月17日日曜日

RedBull AirRace観戦

今週の土曜日は以前から予定していたRedBull AirRaceの観戦の為、海浜幕張まで出かけていました。今回は自分にしては珍しく一人ではなく、大学時代の友人3人と一緒。

 み…見えぬ

スラロームの機体操作はかなりのもの。但しもう少し近くで見たいものです

パイロンの間を通り抜ける際は、機体を平行にしないと減点とのこと。

日本人で中央大学出身の室谷選手の操縦も見事だったですが、結論としては会場設営、プログラムの進め方等々、残念ながらあまり満足度の高いイベントではなかったです。同伴してくれた友人には正直申し訳なかった。

天気は予報では曇/雨だったのですが、なんとか降られずに済んだのは不幸中の幸いといったところでしょうか。RedBullという名前と、YouTubeのPVにイメージを引きずられ過ぎたのはあまり良くなかったかな・・・。

理想

現実

うーむ、野外イベントってあまり参加したことないんですが、この程度なんだろうか。。。

そのあと気を取り直して皆で飲む。

1件目の海浜幕張で水分補給。

2件目はなぜか新習志野で。

たまにはこうして皆でワイワイやるのもよいものです。

2015年5月6日水曜日

AVC-A1HDのインストール

ということで新しいAVアンプことAVC-A1HDが郵送されてきました。


30キロ程度ある梱包物

家の中の移動は腰のあまりよろしくない自分が抱えるわけにもいかず、マットをフローリングの上に敷き、その上に配送屋スタッフに置いてもらいました。そのまま居間まで引きずってゆく算段。

一人ピラミッド建設奴隷ごっこですね。



開梱

前回はAVACでしたが、今回はAudioUnionさんにお世話になりました。
梱包状態は緩衝材が多く仕込まれておりまずまず良かったと思います。

ご神体の他には、付属品としてリモコン2つ、電池、電源ケーブル、音響テスト用マイク、無線LANクライアント用のロッドアンテナ、そして説明書冊子。

唯一必要となることが分かっていたリモコンのことは事前によく調べていなかったのですが、一部分が感圧式のタッチパネル方式でした。同方式だったVSA-AX10Aiのリモコンで使い勝手がイマイチだったので、ちょっとガッカリ。

電源ケーブルはこれまで使っていたTUNAMI GPX-Rを引き続き使用するため、付属品は使用せず。

箱から本体を取り出す時だけは、どうしても抱え上げる必要があったので腰が心配でしたが何とかクリア。ただ、翌日(筋肉痛に近い?)鈍い痛みが纏わりつくことに・・・。


旧機器(VSA-AX10Ai)の撤去

こちらは余裕で30キロオーバーという代物。
送られてきた梱包材にコレを入れる際、やむを得ず抱えましたが、これまた腰が危うかったです。
抱えた際に腰が砕け、ブツを床に落とし、足の指を潰す・・・という最悪のシナリオだけは避けなければ・・・と、必死でした。


インストール完了。

丸一日かかってケーブル配線との格闘を終えた後に、待ちに待った音出し。

第一印象で満足度のかなりの割合が決定してしまうので、結構緊張の瞬間・・・。

結論から言うと、購入して本当に良かったと思わせてくれるものでした。最高です。
殆どパラメータをいじっていないのにもかかわらず、音の包囲感、中音域の厚み(弾力性のある音と表現したほうが近い?)が旧機器とは比較にならない位素晴らしい!


暫し恍惚とした表情で聴き入る。ふむー。


これまで設定を追い込んで使用していたPioneerの機器で聴き込んでまいりましたが、一聴してその上を行っている印象が強かったので、どうやら自分の耳と脳はDENONの音に軍配を上げたようです。

・・・

5/5夕方に学生時代のバイト仲間ことA君来宅。
所持されていた某アイドルグループのライブDVDを、早速ご神体を使って視聴しました。
(何度も手前味噌で恐縮ですが、、、)なんかもうスゲーって感じでした。普段は音楽CDコンテンツばかりを楽しんでいますが、ライブDVDって結構良いものですね。

・・・

残作業は以下。
  • 設定の追い込み
  • 学習型リモコンのラーニング
  • 旧機器の中古屋への販売 or 譲渡
ゴールデンウィークはお終いですが、今週末は月曜日が年休をなんとか取れそうな雰囲気なので、またの機会にゆっくりと・・・。

2015年5月4日月曜日

AVC-A1HDを購入

AVアンプのリプレースを行いましたのでメモ。

これまではPioneerのVSA-AX10Aiという機種を使用しておりました。

直線的なデザインのイケメン

しかしながら、半年ほど前からリア・レフト、およびリア・ライトから音が出なくなってしまい、せっかくのマルチチャンネル再生がバイアンプを組み込んだ状態で鳴らせない状態に陥っていました。

更には今では当たり前となっているHDMIすら搭載されておらず、Blu-ray音声のデコードが不可という過去の遺物に成り果てており、AVアンプの片面の魅力であるVideo機能が十分に活用出来ません。

また、当時は画期的であったであろう感圧式の白黒タッチパネル式コントローラーも、内蔵の充電池が寿命を迎えており、有線状態(コントローラーをクレードルにくっつけた状態…)で何とか信号を送り出せるという状態。

※初代iPadが2010年ですから、その6年前のタッチパネルです。お察しください。

もう十分使い切っただろう、と。そう思ったわけです。

それでも当時2004年の同社のフラッグシップ機種ということもあり、音の面ではかなりの高次元レベルでまとめられていることから、後ろ髪を引っ張られる想いが一杯だったりします。
・・・

そして代替機を探し始めたのですが、ここ最近は30万円級のミドルエンドばかりがリリースされていて、VSA-AX10Ai相当の機器はコレといったものが無さそう。

ミドル級の機器をコンスタントに買い換えてゆくと言うのがAVアンプとの有るべき付き合い方なのかな、などと思いながら更に調べて行くと、どうやら2007年〜2008年に各メーカーから最後のハイエンド機のリリースラッシュがあったこと、および型落ちによる中古市場での価格が下落傾向(アンダー20万円)にあることが分りました。どうやらHDオーディオが普及し始めた時期の物らしく、メーカーも気合いの入った製品をリリースしてる様で、この辺りの製品群をリサーチすると良い結論に辿り着けそうです。

自分は機器の選定において音の方面に9割以上の重きを置いているため、本来はAVアンプではなく純粋にプリメインアンプ方面も良かったのかもしれません。ですが、デジタル機能の進化により世代の新陳代謝が高いAVアンプは中古市場での値下がりが早く、非常に高いコストと物量が投入されている実力機が手の届く価格に降りて来ている、という所に目を着けていた、という訳です。

自分は以下を検討しました。

Pioneer
SC-LX90(90万円級)

自宅のAVラックに入らない。値段相応の評判をあまり耳にしない。ここ最近のミドル機にも劣る面がチラホラ・・・という噂も。

YAMAHA
DSP-Z11(70万円級)

デザインは一番好み。しかしながら自分はあまり使わないであろうDSP部にお金がかかってそう。本領を発揮する11チャンネル分のスピーカーとスペースは用意することが難しいですし、天井へのスピーカー設置は無理・・・。ていうか多チャンネル過ぎて、1チャンネル当たりのコストが安そうなイメージ。但しYAMAHAブランドの強さなのか、製品としての完成度の高さ故か、AVアンプの銘記という評判がよく見られる。


DENON
→AVC-A1HD(60万円級)、AVP-A1HD&POA-A1HD(140万円超級・セパレートタイプ)

AVC-A1HDは7チャンネル構成(フリーアサイン分を加えると最大9チャンネル)。フロントLRにバイアンプを仕込んだ5.1チャンネル構成が実現出来て無駄がない。AVアンプなのに中域の厚みに印象良しというレビューが散見されるのも好印象。結局この機種を購入しました。

一方セパレートタイプのAVP-A1HD&POA-A1HD。
POA-A1HDはマルチチャンネル・パワーアンプでありながら、極限までピュアオーディオを追っかけたお化けのような機器。運良く中古でセットに巡り会えたとしても60万円前後という相場らしく手が出ない。
どうやらピュアオーディオでおなじみのモノラルアンプ(10チャンネル分)を、無理やり1筐体にねじ込んだようなイメージらしい。音はセパレートタイプということで、AVC-A1HDを凌駕するとのこと。一度じっくりと聴いてみたいです・・・。



Marantz
→AV8003&MM8003(60万円級・セパレートタイプ)

セパレートなのですがデザイン面でどことなく安っぽい雰囲気を感じてしまいました。バイアンプ化するのにバランスケーブルとアンバランスケーブルでプリとアンプを接続するというチグハグ感もいまいち。
アンプは8チャンネル用意されているようだけど、7チャンネルでの使用が普通の筈。残りの1チャンネルって一体何だろう?予備だろうか?

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注文したAVC-A1HDは5/5には到着するとのことですので、頑張ってセットアップして今回のゴールデンウィークを締めくくりたいと思います。