2018年6月10日日曜日

北関東・筑波山(難易度:★☆☆☆☆)

先日、キナバル登山時のパーティで一緒だったSTさん及びその他大勢と筑波山に登ってきました。
この山は色々と思うところがあり「本当に最後の最後に登ろうかなぁ」とか考えていたのですが、折角の機会だったのと、山自体が実は(最も標高の低い)百名山であるということを知り登ってみることにしたのでした。

筑波山神社を起点にした周回コースです

登山口にはいつものように電車とバスを使用するのですが、計画を立てる前は「常磐線で荒川駅か土浦駅あたりから…」と考えておりました。
(数十年前にセンター試験を筑波大にて受けた際、荒川沖駅を使用したことがあったため…)

ですが今回は新線(でもないか・・・)であるつくばエクスプレスを使用します。終点のつくば駅からは登山口への直通バスが出ておりアクセスが非常に良好。
筑波山登山者向けにおトクなきっぷも発売されています。丹沢方面の小田急にもこんなのありましたね。

7:40 つくば駅

筑波山は標高的に低山だったのでガチ登山装備で行くと高尾山のような居辛さを覚えたりするかもしれないなぁ…とか思っていたのですが、意外とそれっぽい格好をしている人が多くてホッとしました。

8:30 筑波山神社入口BS

実は昔筑波山には親に連れてきてもらったことがあった筈で、現地に到着したら何かしら思い出したりするんじゃないか、とか思ってたんですがダメですね。この大きな鳥居や神社を見ても何も思い出せません。やはり自分の力で現地に行かないとまるで記憶に残らないものなのですね。

神社で手を合わせた後は、まずは境内の右手から道を辿ってゆきます。

ここの鳥居を潜るとスタート

つつじヶ丘までの道は標高差が殆どないため、ちょっとした植物園の小道を辿るような感じで、人も少なく良い感じに歩けます。30分ちょっとではありますが、準備運動にはぴったりかもしれません。

8:53 途中の分岐点

同行する方たちとはつつじヶ丘登山口にて待ち合わせしているため、今回は直接女体山山頂には向かいません。

9:20 つつじヶ丘登山口

現地にて同行者さん達と合流した後は軽い自己紹介をしつつのスタート。
皆さんもかなりの手練のようでして軽快なペースで登ってゆくのですが、初対面なのにかなり打ち解けた感じでひたすら喋りながらの道中。趣味の話が合う方たちとのトレッキングはソロ登山とは一味違う楽しさです。

10:20 迎場コースからの合流地点

ここからは色々な奇岩スポットが連続します。

色々ありますな。

11:15 最後の岩場を歩いてゆくと女体山山頂

つくば市街地や男体山が望める360ビュー

基本的に独立峰、且つ天気が良かったこともあり非常に優れた展望でした。百名山なのも納得できちゃいますね。ただ、人があまりにも多かったため、写真撮影も程々にして次の男体山山頂を目指します。

11:48 御幸ヶ原

ここは麓からケーブルカーにてアクセス出来るポイントのようで、大分開けた場所でした。空にはグライダーやパラグライダーが無数に浮かんでおり、なんとも時間がゆっくり流れているかのような錯覚を覚えます。

そこから10分ほど歩くと…

12:05 男体山山頂

女体山と比較すると、標高が低いこと及び眺望がいまいちであること等、良いところをすべて持っていかれてる感が強いですね…。

その後は一旦御幸ヶ原まで戻り、ケーブルカー沿いに下山

この日は登山道の状態がなんとも言えない微妙な湿り具合となっており、階段が非常に滑り易くなっていました。なんでもない様に見える道なんですが気を抜かず丁寧に処理していきます。(このため…なのかどうかわかりませんが、救助用ヘリが近くホバリングしていたので怪我人も出てしまったようです。)

14:40 下山完了


筑波山神社に戻ってきましたが、なんとも立派且つ印象的な屋根です。

山頂を振り返りつつの一杯

・・・
週の中旬は雨ばかりだったのでどうなることかと思いましたが、当日はとても良い天気に恵まれ、存分に楽しむことができました。達成感というより「楽しんだ」感が強かったですが、こういう登山も良いものですね。

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