以前遊びに行った鷹ノ巣山の帰りに見た御前山の立派な山容が記憶に残っていたのと、奥多摩三山(三頭山・大岳山・御前山)の内、御前山だけは何故かピークを踏めていなかったよな…ということで今回は奥多摩湖から登り上げて、(バスの乗車時刻を気にしなくて良い)奥多摩駅まで歩いてみることにしました。
本格シーズン直前の低山ハイク
まずは奥多摩駅からバスで15分程度で到着できる奥多摩湖に到着。今日は登山計画上始発電車に乗る必要がないことが分かっていたため、少々遅めのスタートとなります。
今回のピークが一目瞭然
天気はド・ピーカン。梅雨の時期とはいったい何なのか…と思わずにはいられない。
入念に準備体操をした後にまずはダムの堤を超えて登山口にアクセス。猛暑ではないものの、夏の入り口を感じさせる陽気で今年の低山ハイク前半戦は今回のハイクで一旦閉めになるのかな、といった感じです。
9:00 登山口
登山口は光のコントラストが非常に美しかったです。
これは私だけの感覚なのかもしれませんが、この歩き始めの「掴み」って結構重要で、その後の歩きの良し悪し(テンション)を占う上で非常に示唆的な「何か」を感じるものがあります。
10:00 サス沢の頭
ひと登りするとスタート地点の奥多摩湖の全景を拝むことが出来るポイントに到着。そこからはゴールデンウイークに歩いた鷹ノ巣山登山のスタート地点である倉戸口(出っ張ってる所)も見えて、自分がどんな稜線伝いで歩いて行ったのかが手に取るように分かりました。
道自体は整備が行き届いており極端な危険ポイントもあまり無いので、奥多摩界隈の中でも歩きに集中できる優秀なルートの一つなのだと思います。
11:11 惣岳山
山頂の直前にある小ピーク兼チェックポイント。そう言えば惣岳山って同じ奥多摩エリアの高水三山にもあったような気がする。他にも「駒ヶ岳」なんかが有名ですが、もう少しこう、被らないように頑張って命名されると良いのですが・・・。
11:30 御前山山頂
以前どこかのWEBページで「御前山の山頂には景観がなくつまらない」的な紹介記事を見かけたような気がします。ですが現地に到着するとそのようなことはなく、十分な景観が広がっておりエリア面積が広くベンチも十分な数が有るため、到着したハイカーを受け入れるキャパシティとしては私は高いと感じました。もしかしたら山頂からの景観確保のために手が入ったのかもしれません。
奥多摩エリアも有名どころはボチボチ登り尽くした感じ(ホンマかいな…)があるな~、などと恐れ多いことを(卵粥を啜りながら)思い耽る。
12:17 クロノ尾山
そう言えば御前山は登りがキツいという前情報を持っていたのですが、鋸尾根から御前山を目指すと樹林帯の登り一辺倒と思われるところが確かにありましたので、そこそこの忍耐力は必要かもしれません。
今回は下りで使用したので全く支障はなかったのですが、景色の展開があまり無いということは、自分と、対峙している山との間に何も介入してこない、ということでも有りましょう。
このような道を歩いていると、自分が一体何を目的として何を喜びとして歩いているのか理解が深まってゆく気がします。
12:27 謎階段
経年劣化の激しい登山道の階段に対し、斜度と幅のいずれも難の無いこのポイントに何故全力投球で整備されているのかは判らず。ですが、いつもの「ハードル」の様な障害物状態となってしまっている階段とは比べ物にならないくらい歩きやすかったです。
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