折角の3連休だったのですが元々予定していた小屋泊プランがまたもNGとなったため、再び安近短のルートを選ばなくてはならず、体力維持の意味を込めて今回は丹沢をピストンすることとしました。
丹沢の歩きにおいては少し前にあれ程山蛭で苦しめられたにもかかわらず、また雨上がりに歩こうというのだから我ながら呆れてしまう。そもそも悪天が続いているのだから暫く登山以外にリソースを使ってゆく方が建設的なのではないか?という思いもまぁ有るわけですが、今回は少し訳ありでして…。
My new gear...
これまで履いていた登山靴のソールがいよいよ崩壊してしまい一部が剥がれ落ちるまでに至ったため、新しくSCARPA ZG TREK GTXを調達しました。用品店で色々履き比べましたが、自分が判断軸にしていた「少し柔らか目で長時間の歩きでも疲労が蓄積しにくそうなやつ」という点、及び「自身の足の形(幅広)にフィットするやつ」という2点を最も良く満たしていたためこれを選びました。
であるならば!速やかに履いて歩くというのがハイカーとしての最低限の所作でありましょう。
7:40 雨の大倉
「戻り梅雨の中であっても、雨天の隙間を見計らって歩ければ良いのだけど…」と考えていましたが甘かったようです。雨の中歩き始めます。
11:20 塔ノ岳山頂での富士山チラリズム
山頂に到着した際には(一時的ではありましたが)青空を拝むことが出来ました。雨天スタートだったので日を浴びると体の底からエネルギーが噴き出てくるような感じです。振り返るとここが本日のハイライトでありました。
行動食でカロリーを取り入れた後は次の丹沢山に向けてスタートします。
丹沢稜線
過去に何度も歩いた丹沢稜線。スパッと晴れてくれた方が気分は良いのでしょうが、個人的にはガスっていて時々良い表情(道、景色、花)を自分なりにキャッチアップできる道の方が好きなのです。完璧でなくて良いのです。
12:30 丹沢山山頂
上信越方面などへのお金のかかる遠征でガスられると些か残念な気分になってしまうかもしれませんが、ここでの歩きは良い景色を望むことの優先度がもう、あまり高くないことを感じます。きっと自分なりに昇華しつつあるのだと思います。
遠くで雨が降ってる
この稜線を初めて歩いたのはもうだいぶ前になりますが、檜洞丸~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳縦走の時だったと記憶しています。あの時もこんな曇り空でしたが随分と無茶してたよなぁ。
14:10 塔ノ岳2回目
この時間になってもたくさんの人に写真を撮られまくる超人気者。きっとGoogleフォトのビックデータをひっくり返すと、壮絶な枚数の過去写真が出てくるのではなかろうか。
16:45 下山
そういえば登山口の横の貯水ポンプ横に、新しく顔を洗える水場が設けられているのを発見。自動節水蛇口ではなかったのでやらかしてしまう人がいないか少々心配ですがとても有難いことです。
価値の最大化でありますよ。美味し。
今回は新しい登山靴の履き慣らしで歩いてみましたが、靴擦れ等も発生せず良好な結果が得られました。この先予定しているプランで使い倒していこうとは思うのですが、天候不良が続いているのでどうなることやら、といった感じです。ハイシーズン(7~9月)の1/3が雨天ばかりだと正直言って先が思いやられる。
そういえばスマートフォンを見ていたら本日の消費カロリーが表示されていました。チラリと見たところ体の基礎代謝を含めると4000キロカロリー消費した…らしい。食べ物に換算するとどんな感じなんだろうか?
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