2014年6月29日日曜日

Blu-rayにて音楽CDをアーカイブ化

以前Twitterでも少し呟いた件なのですが、大量に存在する自宅の音楽CDを整理するため、データのアーカイブ化を進めております。



・・・と一言で書くのは簡単なんですが、CD-ROMなどのデータを壊さずに先々へ残してゆく、というテーマはなかなかに難しく、それ故興味深いテーマです。

パッと思いつくのは以下になりますか。

  1. ハードディスク、SSHD
     メリット:データ単価が最安
     デメリット:機器の故障率の高さ
  2. SSD、大容量USBメモリ
     メリット:耐衝撃
     デメリット:データ単価、データ劣化
  3. クラウドサービスの利用
     メリット:保存スペース不要
     デメリット:データの出し入れ速度が回線速度に左右される、保管に要する時間単位のコスト、業者の信頼性、著作権
  4. DVD-R(DL)
     メリット:元手がかからない
     デメリット:データ容量単価が左程安くない、枚数が嵩張る、将来廃れる
  5. BD-R(DL、XL)
     メリット:データ容量単価が最安、Archival Disc(アーカイバル・ディスク)が個人用に展開されない場合にXLメディアが安くなる可能性がある
     デメリット:ドライブを新しく購入する必要がある


Archival Disc(アーカイバル・ディスク)はどうなんでしょうか。つい最近規格が策定されてニュースになっていましたけど。
今後テレビが廃れないのであれば、8K向けに個人用途へ降りてくる可能性は・・・、と考えてみるものの現段階で検討対象とするにはやはり早計ですかね。



候補は数あれど、Blu-rayの一択ということになりまして。
(無難で面白くないですが、民生用の次期規格がまだ発表されていないため)

以下のBlu-rayドライブを購入しました。




信頼と安心のPioneer。しかしなんだろ、この・・・ときめかないデザイン。


・・・

今後考えている音楽CDのアーカイブSTEPは以下の通り。


  1. 「cue+wav」のイメージ形式でリッピング (Exact Audio Copyを使用)
  2. BD-REに保存
  3. BD-REが一杯になったらBD-R DLまたはXLにアーカイブ




ハードディスクはあまり信用していないので、基本的に一時的なtemp用途以外には使用しない。
不要なディスクは売却、または実家送り。
データを使用する場合は「cue+wav」ファイルを参照。 (foobar2000、またはxrecord IIを使用した各種ファイル形式への変換など)
CDプレーヤーでどうしても再生する必要のある場合は「cue+wav」のイメージ形式をCD-Rにライティング。 (Exact Audio Copy)
→ライティングしたCDは
(オリジナルディスクと同様)プレーヤーに挿入時にオンライン(Gracenote、freedb)からタグ情報を参照可能なので使い勝手が良い。


ということで、自分の環境では音楽CDプレーヤーを所持している理由はほぼなくなりました。



全てを今年中に終えることができるだろうか?



(それにしてもこんな状況で音楽CDが売れない・・・などと廃れたビジネスモデルにしがみついて10年以上同じ嘆きを続ける音楽業界はとっても滑稽ですね。現時点ではかろうじてPCにディスクドライブが備わっていますが、アプライアンスタイプのCDプレーヤーを所持していないユーザーは想像より多いと思います。昨今のAKBやジャニーズのアイドルが妙なCDの売り方をしているせいで、全体の建て直しが阻害されているような・・・気がする。)

2014年6月23日月曜日

4回忌


・・・

今週末は父の命日であったため、実家にて法事。
あの悪夢のような2011年からもう3年・・・まだ3年。


2014年6月15日日曜日

舞台鑑賞 in 三鷹

今週末は昔のバイト仲間と三鷹の武蔵野芸能劇場に芝居を観に行っておりました。
仕事では吉祥寺からバスで・・・のパターンが殆どであるため、実は三鷹まで出向くのは初めてかもしれません。三鷹や吉祥寺界隈は東京郊外でも比較的人気のある場所というイメージがあったのですが、意外にこじんまりとしてるんですね、ここ。
(町田や柏くらいの勢いがあるかと思ってたんですけど)



鑑賞したのは「Applause!」という舞台。落ち目のアイドルグループがあるプロデューサーに拾われて(様々な人間模様を経つつ)最後の大きなステージの出演に向けて頑張る!という内容でした。
自分はアイドルというものには魅力を感じられないクチなので、知識も興味も全くと言って良いほどありません。ですがアイドルというテーマにおいて、ストーリー上色々な人との関わり合いから生じる葛藤を乗り越えて目標を達成するという骨子部分は良く描けてるなぁ、と思いました。



今の自分には努力というものは本人の姿勢でしかなく、それ自体には左程意味がないと思っているので、観ていて痛し痒しな部分もあったのですが、まぁ、王道ではありますよね。

・・・

実は先週の仕事が思うように進んでくれず、鬱々と頭を抱えてしまい十分に楽しめず。
こういうところで表側のテンションに浮き沈みが出てしまうのは我ながら最低だと思う。

2014年6月1日日曜日

ホームネットワークのテレビ系ソリューション

ようやく自宅の映像コンテンツに関するDLNAホームネットワークの刷新が完了しました。

先日のエントリーにて報告済みの通り、ネットワーク構成を以前の有線LANから無線LANに転換を行い、その後のソフトの導入、および各種機器のチューニングを行うことで、ようやく実運用出来るレベルに至れました。ということでメモを残しておきます。

結構多くの地雷を踏んだ末のエントリーですので、もし興味があればご一読を。

以下が概要図です。



見たまんまですが、SONY製NASNEのTVチューナーを核とした構成になります。

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  追記:NASNEはイーサネットコンバーターの中継器や子機ではなく、ルーター側に接続すると安定
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最終的に以前から念願だった以下3点が全て実現できるようになりました。

  1. 自宅、外出先問わずネットブラウザで予約できるようにする
  2. テレビ、スマートフォン、タブレット、PC、ゲーム機全てで放映中コンテンツ、録画済みコンテンツをストリーミング視聴できるようにする
  3. APPLEの各種モバイルガジェットにおいて、無線LAN経由で録画済みコンテンツ(≠ワンセグ)の持ち出しを可能にする
これらを実現するのに非常に苦労した環境がパソコン。
やはりパソコンともなると、悪意を持ったユーザにコンテンツを好きに弄らせないようにするため、ガッチガチのガラパゴス規格のコピーガード(DTCP-IP)がかけられていますので、簡単には表示することが出来ないのです。

DLNAだけじゃダメなんです。このコピーガードを乗り越えないとダメなんですね。はい。



このため再生ソフトウェアにおいてはDTCP-IPに対応した特殊なソフトウェアが必要になります。
(選択肢は非常に少なく、3~4種類程度。フリーソフトは存在しない。)

結論:お勧めはPowerDVD14Ultra

動作の軽快さ、安定性どれをとっても非常に快適で、おそらく現時点での最強と言って良いはずです。



他のソフトではDiximDigitalTVplusが人気があるとのレビューがネット上に散見されましたが、自分の環境においてはCPU負荷が高すぎて実運用レベルには至れず、いわゆる『地雷』でした。無理に動作させてパソコンがフリーズしたことも数知れず。

いやね、これ結構高かったんですが・・・。久々に昔TVゲームでクソゲーを掴まされた感覚が蘇ってきましたよ。


更に、ソフトだけではなく、モニター、ビデオカードのいずれにおいてもDTCP-IPのコンテンツを表示するため『HDCP』という規格に対応している必要あります。

また、これらの環境を揃えたとしても~

  • マルチモニターには対応していないので表示出来ない
  • ピボット(縦型モニター)には対応していないので表示してやらん
  • ネットワークのスピードも規定以上ないと容赦なくコマ落ち
  • 録画コンテンツを再生する際は、早送りするとエラーで落ちてしまうというような謎のノウハウ

~などなど、何かをやろうとすると次々とハードル(苦行)が出現しますので、これらをやっつけるための本人の根性も地味に重要。


・・・

APPLEのモバイルガジェット群の方はDiximDigitalTVというアプリが、奇跡と言って良い完成度の高さでなんとかなりました(PC版はダメダメだった)が、これを手にする前にTwonkeyMediaという地雷を踏んでしまいました。

・・・

いやもう、何が悲しくてこのガラパゴス規格に懸命に立ち向かっているんだろう・・・と最後の方はアホらしくなってきましたけどね。

まぁ、何とかなったさ。

頑張ったかいがあって、今は超快適ガジェットライフを満喫中ですよ。