・・・と一言で書くのは簡単なんですが、CD-ROMなどのデータを壊さずに先々へ残してゆく、というテーマはなかなかに難しく、それ故興味深いテーマです。
パッと思いつくのは以下になりますか。
- ハードディスク、SSHD
メリット:データ単価が最安
デメリット:機器の故障率の高さ - SSD、大容量USBメモリ
メリット:耐衝撃
デメリット:データ単価、データ劣化 - クラウドサービスの利用
メリット:保存スペース不要
デメリット:データの出し入れ速度が回線速度に左右される、保管に要する時間単位のコスト、業者の信頼性、著作権 - DVD-R(DL)
メリット:元手がかからない
デメリット:データ容量単価が左程安くない、枚数が嵩張る、将来廃れる - BD-R(DL、XL)
メリット:データ容量単価が最安、Archival Disc(アーカイバル・ディスク)が個人用に展開されない場合にXLメディアが安くなる可能性がある
デメリット:ドライブを新しく購入する必要がある
Archival Disc(アーカイバル・ディスク)はどうなんでしょうか。つい最近規格が策定されてニュースになっていましたけど。
今後テレビが廃れないのであれば、8K向けに個人用途へ降りてくる可能性は・・・、と考えてみるものの現段階で検討対象とするにはやはり早計ですかね。
候補は数あれど、Blu-rayの一択ということになりまして。
(無難で面白くないですが、民生用の次期規格がまだ発表されていないため)
以下のBlu-rayドライブを購入しました。
信頼と安心のPioneer。しかしなんだろ、この・・・ときめかないデザイン。
・・・
今後考えている音楽CDのアーカイブSTEPは以下の通り。
- 「cue+wav」のイメージ形式でリッピング (Exact Audio Copyを使用)
- BD-REに保存
- BD-REが一杯になったらBD-R DLまたはXLにアーカイブ
ハードディスクはあまり信用していないので、基本的に一時的なtemp用途以外には使用しない。
不要なディスクは売却、または実家送り。
データを使用する場合は「cue+wav」ファイルを参照。 (foobar2000、またはxrecord IIを使用した各種ファイル形式への変換など)
CDプレーヤーでどうしても再生する必要のある場合は「cue+wav」のイメージ形式をCD-Rにライティング。 (Exact Audio Copy)
→ライティングしたCDは(オリジナルディスクと同様)プレーヤーに挿入時にオンライン(Gracenote、freedb)からタグ情報を参照可能なので使い勝手が良い。
ということで、自分の環境では音楽CDプレーヤーを所持している理由はほぼなくなりました。
全てを今年中に終えることができるだろうか?
(それにしてもこんな状況で音楽CDが売れない・・・などと廃れたビジネスモデルにしがみついて10年以上同じ嘆きを続ける音楽業界はとっても滑稽ですね。現時点ではかろうじてPCにディスクドライブが備わっていますが、アプライアンスタイプのCDプレーヤーを所持していないユーザーは想像より多いと思います。昨今のAKBやジャニーズのアイドルが妙なCDの売り方をしているせいで、全体の建て直しが阻害されているような・・・気がする。)
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