2014年6月1日日曜日

ホームネットワークのテレビ系ソリューション

ようやく自宅の映像コンテンツに関するDLNAホームネットワークの刷新が完了しました。

先日のエントリーにて報告済みの通り、ネットワーク構成を以前の有線LANから無線LANに転換を行い、その後のソフトの導入、および各種機器のチューニングを行うことで、ようやく実運用出来るレベルに至れました。ということでメモを残しておきます。

結構多くの地雷を踏んだ末のエントリーですので、もし興味があればご一読を。

以下が概要図です。



見たまんまですが、SONY製NASNEのTVチューナーを核とした構成になります。

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  追記:NASNEはイーサネットコンバーターの中継器や子機ではなく、ルーター側に接続すると安定
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最終的に以前から念願だった以下3点が全て実現できるようになりました。

  1. 自宅、外出先問わずネットブラウザで予約できるようにする
  2. テレビ、スマートフォン、タブレット、PC、ゲーム機全てで放映中コンテンツ、録画済みコンテンツをストリーミング視聴できるようにする
  3. APPLEの各種モバイルガジェットにおいて、無線LAN経由で録画済みコンテンツ(≠ワンセグ)の持ち出しを可能にする
これらを実現するのに非常に苦労した環境がパソコン。
やはりパソコンともなると、悪意を持ったユーザにコンテンツを好きに弄らせないようにするため、ガッチガチのガラパゴス規格のコピーガード(DTCP-IP)がかけられていますので、簡単には表示することが出来ないのです。

DLNAだけじゃダメなんです。このコピーガードを乗り越えないとダメなんですね。はい。



このため再生ソフトウェアにおいてはDTCP-IPに対応した特殊なソフトウェアが必要になります。
(選択肢は非常に少なく、3~4種類程度。フリーソフトは存在しない。)

結論:お勧めはPowerDVD14Ultra

動作の軽快さ、安定性どれをとっても非常に快適で、おそらく現時点での最強と言って良いはずです。



他のソフトではDiximDigitalTVplusが人気があるとのレビューがネット上に散見されましたが、自分の環境においてはCPU負荷が高すぎて実運用レベルには至れず、いわゆる『地雷』でした。無理に動作させてパソコンがフリーズしたことも数知れず。

いやね、これ結構高かったんですが・・・。久々に昔TVゲームでクソゲーを掴まされた感覚が蘇ってきましたよ。


更に、ソフトだけではなく、モニター、ビデオカードのいずれにおいてもDTCP-IPのコンテンツを表示するため『HDCP』という規格に対応している必要あります。

また、これらの環境を揃えたとしても~

  • マルチモニターには対応していないので表示出来ない
  • ピボット(縦型モニター)には対応していないので表示してやらん
  • ネットワークのスピードも規定以上ないと容赦なくコマ落ち
  • 録画コンテンツを再生する際は、早送りするとエラーで落ちてしまうというような謎のノウハウ

~などなど、何かをやろうとすると次々とハードル(苦行)が出現しますので、これらをやっつけるための本人の根性も地味に重要。


・・・

APPLEのモバイルガジェット群の方はDiximDigitalTVというアプリが、奇跡と言って良い完成度の高さでなんとかなりました(PC版はダメダメだった)が、これを手にする前にTwonkeyMediaという地雷を踏んでしまいました。

・・・

いやもう、何が悲しくてこのガラパゴス規格に懸命に立ち向かっているんだろう・・・と最後の方はアホらしくなってきましたけどね。

まぁ、何とかなったさ。

頑張ったかいがあって、今は超快適ガジェットライフを満喫中ですよ。

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