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2018年3月4日日曜日

新しくなったiPhone6がお休みになられた件

そう言えば少し前にApple社の例のバッテリー問題報告があり、3000円で交換してくれるプログラムがスタートしたじゃないですか。
自分が以前使用していたiPhone6においてもバッテリー消費スピードの異常や、液晶画面に生じた謎の影、側面部分の隙間問題等が発生していたので、もしかしたら何か解決の糸口になるかもしれないと思って銀座のAppleストアに出向いてみたんですよ。

するとスタッフの説明ではバッテリーの膨張によりディスプレイと基盤へ圧力がかかり、背面とディスプレイ面の剥離(俗に言うハマグリ)等の各種異常状態が誘発されていたとのことでありました。事前に本体交換なら3万円かかる旨を聞かされていたので、諦めてiPhone6を捨てようかと思ったら、なんとバッテリ交換と同額の3000円で新品のiPhone6本体を提供してくれるというではありませんか。

なかなか気っ風の良いことを言いやがる…と思い、交換してもらった後に喜んで店を出たのですが、冷静になって考えてみるとソフトバンクのSIMが無いので全く使えないんですよね。初期セットアップすら出来ない。どうするんだコレ?みたいな。

今更感が凄いiPhone6

そこで改めてソフトバンク関連の格安SIM情報を見ると・・・何か有りました(笑)


3GBプランで1580円…。頑張ったんじゃないのコレ、ソフトバンクらしくない・・・と思ってよく読むと色々と制限が。
  • 通信容量の翌月繰越不可
  • テザリング不可
  • 電話不可
うーん、これは使えん。やっぱり期待は裏切らないようです。

結局要するに手元の真新しいiPhone6は運用に乗せられないことが分かったので、再び押入れの奥底にしまわれることとなったのでした。

という訳でいつかお世話になるその日までゆっくりお眠りくださいませ・・・

2017年9月6日水曜日

寝室オーディオ環境の構築について

自分にとってのオーディオの楽しみというのは、機器等に傾倒した音質向上による(一過性の)営みよりも寧ろ、いつ、どこで、どのように、何を聴くかによって得られる「タイミング」による満足度の方がより大きな影響を受けるものだったりします。

特に寝室において眠りにつくまでの十数分程度の時間は一日の中でも一番気持ちの落ち着く時間帯。なので実は音楽を楽しむには恰好のタイミングだったりするわけですね。

布団の中に持ち込んでいるスマートフォンやタブレット(いわゆる寝モバ)で聴くのもよいのですが、やはり贔屓目に見ても音が良くなかったりします。
(音量を相当絞りますので、これで十分という考え方も勿論アリだと思います)

今年は幸い改めて夏休みを取ることが出来、一定の時間を確保することが出来たため…
「寝室に放置されていた使われていないオーディオ機器でシステムを構築してみようではないか。あまりお金をかけずに!」
…と思い立ったわけです。

当初はAppleTV中心で組もうと思っていましたが…

寝室にて音を出すにあたり、寝落ちすること及び自動ON,自動OFFの実現を前提とし、無駄な電気代をかけないのシステムを組み上げるのが目標です。具体的には下記に示す連動プロセスの実現を目指すことになります。

■開始プロセス (操作者は曲を再生するだけ)
 手動操作(タブレットにてアプリケーションを操作)
 →連動して自動起動(音楽プレーヤー(DAP))
  →連動して自動起動(DAC、アンプ)

■終了プロセス (基本的に操作者はなにもしなくて良い)
 プレイリストの終了、または手動操作による停止
 →連動して自動シャットダウン(音楽プレーヤー(DAP))
  →連動して自動シャットダウン(DAC、アンプ)

家電に詳しい方が読まれていたらHDMI CEC」っぽいことをシステムで組みたいんだね、と気づいてくれるかもしれません。要するにここ数年で発売されているAV機器には広く浸透している機器連動機能(メーカー毎に"~リンク"等の名前で呼ばれているもの)なのですが、およそ二十年前の古いAVアンプにそんな便利機能は当然実装されている筈もなく。

ちなみに手元にある機器は以下になります。
  • タブレット(ASUS NEXUS7)
  • AppleTV(第2世代)
  • 電源連動TAP(サンワサプライ TAP-RE37MN)
  • USB連動TAP(サンワサプライ TAP-RE8UN)
  • AVアンプ(YAMAHA DSP-AX2400)
  • スピーカー(DENON SC-T555SA)
  • テレビ(東芝 REGZA)
…どれもかなりの古参ばかりですが、頑張ればなんとかなりそうな気がしませんか?!


というわけで試行錯誤してみました。

連動実験1
 タブレットにてアプリケーションを操作
 →AppleTVをスリープから自動起動
 →電源連動TAPにてAppleTVの使用電流量上昇を検知
 →AVアンプが自動起動
 →音が出る

 ★結果:失敗
  …原因はAppleTVの消費電力量があまりにも小さすぎて、電源連動TAPにて検知できませんでした。というか音楽再生や動画再生で2W~3Wってありえないでしょ!(汗)
もはやAppleTVがスリープモードを搭載している意味が判らない・・・。

次に、AppleTVの本体に存在していた謎のUSBポートにて連動を試みました。

連動実験2
 タブレットにてアプリケーションを操作
 →AppleTVをスリープから自動起動
 →USB連動TAPにてAppleTVのUSBポートにおける使用電流量上昇を検知
 →AVアンプが自動起動
 →音が出る

 ★結果:失敗
  …原因はAppleTVのUSBポートはホストではなくクライアント側であったため、USB連動TAPに検知させるための電流を流してくれませんでした…。昔、AppleTVをハックしてUSBポートに外付けディスクやキーボード等を接続していたギークがいたと記憶していたんですけどね。アレは何だったんだろう…。

これらの失敗から、要するに(手動でも自動でも良いから)連動TAPに検知させることが出来るだけの電力を使う機器が立ち上がらないと駄目という点に立ち返る必要がありましたので、今度は手元にあったREGZAの消費電力差を活用し、連動TAPを制御することにしました。

連動実験3
 タブレットにてアプリケーションを操作
 →AppleTVをスリープから自動起動
 REGZAを手動で起動
 →電源連動TAPにてREGZAの使用電流量上昇を検知
 →AVアンプが自動起動
 →音が出る

 ★結果:微妙
  …まぁ、目指していたシステムの30%程度が実現できた感じでしょうか。
   ですが、微妙な点が満載です。
   ・テレビを手動でONにするという面倒臭さ
   ・再生が終了してから30分もAVアンプが起動しっぱなし
    (AppleTVのスリープ(曲終了の15分後)をトリガーとした、REGZA側での連動スリープ(無信号状態の15分後)で合計30分)
   ・テレビ画面のバックライトが明るすぎて非常に煩わしい(寝室オーディオとしてはどうなのよ…と)

もうこれならAVアンプを手動で起動してからスリープタイマーでもかけておいたほうが、余程実用的ではないか?という本末転倒感がありましたので、こいつもボツです。

…もう少し発展させるとどうなるだろう。また色々考えます。
要するにテレビを手動でONにするのではなく、HDMIから映像信号を流したときに自動起動してくれる機器があれば良いわけだ。そのような機器と言えば・・・。
おお、PCモニターがあるではないか!

連動実験4
 タブレットにてアプリケーションを操作
 →AppleTVをスリープから自動起動
 →PCモニターが反応して点灯
 →電源連動TAPにてPCモニターの使用電流量上昇を検知
 →AVアンプが自動起動
 →音が出る

 ★結果:微妙
  …やはりこれから寝るためのリラックス状態を作り出すためにオーディオを利用しようとしているのに、目的を阻害するような煌々と照らしてくれるPCモニターは連動云々の前にナンセンスとしか言いようがないものでした。そもそも寝るときくらいはモニターの傍から離れたいってものです。なのでこれもボツ。

さて、ここまで来るとちょっと意地になってきます(笑)

最終的には連動TAPの制御をテレビやPCモニターではなく、(居間のメインオーディオシステムと同様に)MACminiの消費電力で行おうではないか、ということにしました。

2台目となるMACmini2011を購入

購入したセコハンのMACminiですが、本来はメモリが2GBしか搭載されていなかったはず。・・・だったのですが、送られてきたものには何故か8GBが搭載されていました。おそらく前オーナーによるものなのでしょう。これを考慮すると実質2万円台でMACが購入出来た計算になります。随分安くなったもんだね。
(これにより当初のコンセプトであった「お金をかけずに…」という趣旨から大分逸脱してしまいました…)

連動実験5
 タブレットにてアプリケーションを操作
 →MACminiをスリープから自動起動
 →電源連動TAPにてMACminiの使用電流量上昇を検知
 →AVアンプが自動起動
 →音が出る

 ★結果:成功
  …結果的には成功しました。但し一工夫する必要がありました。というもMACminiをスリープから復帰させる際、タブレットからネットワークを介したWake On Lanの機能を色々と試したのですが、そのままでは復帰後のプレーヤー(JRMC)が正常に起動してくれません。少し調べるとどうやらMACがスリープから解除された際には以下の2種があるとのことでした。

  • 一般的なWake : フル起動状態(キーボードやマウスを触った際のWake。画面(ディスプレイ)が点灯してくれる)
  • DarkWake : バックグラウンド起動状態(WakeOnLanによるWake。画面(ディスプレイ)は点灯してくれない)

どうやらJRMCではDarkWakeによるバックグラウンド起動状態では曲を流すことが出来ない模様。従ってWakeOnLanの為のマジックパケットをネットワークに流した際に一般的なWakeを実行できるよう設定変更をする必要がありました。

答えとしては、MACの起動設定を変更してあげることで、WakeOnLanでも一般的なWakeが可能になります。(どうやらOS(Lion)にて実装されたリモート起動向けの機能らしいです)
具体的には以下のファイルを編集する必要があります。

/Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.Boot.plist

ただし、上記のファイルは普通にSUDOしても編集後に保存させてくれません。どうやらSystem Integrity Protecton (SIP)という機能により、重要なファイルの書き換えをガードしているようです。(OS(El Capitan)にて実装されたプロテクション機能らしい)
従って、一時的にSystem Integrity Protecton (SIP)を切る必要がありました。

手順をまとめると下記の通り。
  1. リカバリーモードで起動 → MACを「Commandキー + R」を押しながら再起動
  2. リカバリーモードでターミナルの起動 → 画面上部のメニュー「ユーティリティ」から「ターミナル」を選択
  3. SIPの解除コマンドを投入 → 「csrutil disable
  4. 通常モードで再起動
  5. MACの起動設定をviにて編集・保存 → 「sudo vi /Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.Boot.plist
    (※)編集内容は後述の通り。
  6. リカバリーモードで起動 → MACを「Commandキー + R」を押しながら再起動
  7. リカバリーモードでターミナルの起動 → 画面上部のメニュー「ユーティリティ」から「ターミナル」を選択
  8. SIPの解除コマンドを投入 → 「csrutil enable
  9. 通常モードで再起動

(※)「com.apple.Boot.plist」の編集内容(赤字部分を追記)

【編集前】
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
<key>Kernel Flags</key>
<string></string>
</dict>
</plist>

【編集後】
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
<key>Kernel Flags</key>
<string>darkwake=0</string>
</dict>
</plist>

上記の設定を踏まえた、最終的な構成は以下になります。


こんな感じになりましたとさ。

・・・

さて、色々有りましたがこれでほぼ理想環境を実現出来ました。
実際に使用してみても各機器が小気味よく連動するので、寝室用のオーディオとしてはかなり使えそうなシステムに仕上がったように思います。

今回の構築における特筆すべき「核」となった点は、MACのスリープ状態~スリープ復帰による消費電力差が電源連動TAPでギリギリ拾えるものであったため、曲の終了、及び停止してから1分後には全機器の電源OFFが実現出来た点でしょう。

スリープ設定が1分刻みで設定可能(AppleTVは最短でも15分なのでこの点もアドバンテージ)

とは言え全く問題がないわけではありません。
例えばMACの仕様による挙動として1時間47分毎に実行されるメンテナンススクリプトによる勝手なスリープ解除などです。このメンテナンススクリプトはどうやら他のノードに対して自身の存在を知らしめるために実行されるものらしく、ネットワーク設定によるWakeOnLan機能を有効にすると、一瞬ではありますがDarkWakeが実行(=アンプと連動タップのリレースイッチがカチカチ煩い)されてしまうんですよね。

なお、MACのスリープは以下がよくまとまっていましたので同様のことに悩まれている方は参考にされるとよいかと思います。
http://d.hatena.ne.jp/zariganitosh/20110706/about_sleep

・・・

ちなみに冒頭で話したHDMI CEC機能をフル活用出来た場合の理想環境ですが、起動もシャットダウンもAppleTVのスリープ機能で全て制御できるため、以下のように実にシンプルになります。今回のようにテレビも連動TAPも不要ですが、第4世代以降のAppleTVと、HDMI CECに対応した比較的新しいAVアンプ(レシーバー)が必要になります。



理想環境
 タブレットにてアプリケーションを操作
 →AppleTV(第4世代以降)をスリープから自動起動
 →HDMI CEC連動によりAVアンプをスリープから自動起動
 →音が出る

お金が潤沢な方は是非試してみると良いと思います。

それにしても、システム家電って本当に面倒くさい楽しいですねぇ。

2017年4月18日火曜日

Android7.0へのアップデートが存外シンドかった件

結論から申しますと、非常に苦労しましたがAndroid7.0へバージョンアップした後の状態で正常に使用できるところまで"なんとか"漕ぎ着けることが出来ました。


が、今思うとおそらくAndroid OSを作成しているチームはこう思っていたに違いない。

”最早単一のOSをアップデートする際、数多に存在するAndroid端末の動作を均一に動作保証することなんか出来るはずがないから。トラブっても頑張ってね。自力で(笑)”

そもそもAndroidは(自分が普通に使っている限りでは)非常にカスタマイズが容易であり、情報収集スキルと根気があるならばiOSよりもずっと上の使い勝手を実現することが出来る素晴らしいOS。
ましてやGoogleが一枚噛んでいるOSである。アップデートであっても基本機能が使用不能になるような"根本的なNG"なんてものは有る筈がない。(と思いたかった)

だがしかし。
今回初めてAndroidの端末に対しメジャーバージョンアップしたのですが、非常に苦しい思いを強いられることになったのです。

簡単にまとめるならバージョンアップ自体は問題なく終わったのだが、唯一使用できなくなった機能があったんですね。その機能とは・・・

「データ通信サービス」

はい。スマートフォンで一番大事なトコロ。
要するに外出先でネットが出来ません、ということです。

無線LAN経由では問題なく使用できていたので気づくのが大幅に遅れてしまったのだが、そのせいで夜も更けたタイミングになってようやく気付いたのが痛かった…。

翌日が朝から客先に出向かなければならないという事情もあり、背に腹は代えられない思いで夜な夜なトラブルシュート(=情報収集)を開始すると、ひとつの事実にたどり着くことが出来ました。というのも、

「現時点でのAndroid7.0へのバージョンアップはまだ時期尚早♪」

マジか・・・。
そもそもAndroid7.0がリリースされたのは2016年の8月だと聞いていたんです。
経過している期間を考えるとちょっと意味が解らない感じなんですよね。

実に半年以上が経過しているのだから、人柱ならずとも多くの人がバージョンアップを行っており、万が一トラブルが発生したとしても、その解決策はネット上にいくらでも転がっているはずだろう・・・。普通そう思うじゃないですか。

そんなこんなで"iOS気分"で”やっちまった”、という訳です。

今回の一件は、端末のOSバージョンアップというものが素人が下手に手を出すと端末の文鎮化が確定する可能性の高い非常にリスキーな作業であることを否応なく思い出させてくれたました。端末ごとに発生する事象が異なるようですので、皆様も実施する際は多くの時間と根気、そして事前に多くの情報収集を行ってから実施することを強くおすすめします。(当たり前と言えばそれまでですが…)

・・・
折角なので、経緯だけはメモっておきます。

・端末:ZS570KL (SIM1:Y!mobile、SIM2:IIJmio)
・バージョン遷移:Android6.0.1→Android7.0
・事象:(特殊な操作をすることなくOSの通知に従い)バージョンアップ対応を実施。
    その後、データ通信サービスのみが使用不可。
    (通常、画面上部に表示されている"4G+"の表示が、"H"となっていた)

DSDS状態の場合、正常ならこのように表示される

・解決:紆余曲折しましたが、事象発生後から解決に至るまでのプロセスはおおよそ下記の通り。
    (1) 端末上のバックアップ
    (2) 端末の初期化&復元 (→解決せず)
    (3) 念のためにもう一度端末の初期化&復元 (→解決せず)
    (4) DSDSで使用していたSIMの内、SIM1を抜く
    (5) 端末の初期化&復元 (→解決せず)
    (6) APN設定を一旦全削除した後、使用するAPNだけを手入力
    (7) SIM2を再度挿入
    (8) 端末の初期化&復元 (→解決せず)
    (9) 端末の再起動(→4G+での通信を確認)
    (10) 端末をリストア

    どうも7.0にバージョンアップした際、余計なゴミデータが残りっぱなしになってしまいトラブルが発生しているため、それを取り除くための条件(SIMカードの抜き差しやAPNの再設定)を整えてあげつつ端末リセットを行ってあげる必要がある・・・と言うことっぽいです。

・備考:ネット上の情報で散見される"ファクトリーリセット"は実施することなく復旧出来ています。
・参考サイト:下記の通り。
  ASUS ZenFone 3 Wiki
  MATTU2 SQUARE
  
・・・

それにしても自力でトラブルシュート出来ないユーザはホントどうするんですかね、これ。

2017年4月2日日曜日

マグネット式USBケーブル

買い物ネタです。

ここ最近はUSBで充電するモバイル機器がやたら多くなってきたじゃないですか。
すると直面するのが充電作業の面倒臭さですよね。

最近はLightningやUSB-TypeCのようにリバーシブルタイプのケーブルコネクタも普及してはいますが、従来のmicroUSBの場合はコネクタに裏表があるので接続する際に都度気を使う必要があったりしました。
特に寝床の端末ともなるとバッテリーの状態によっては薄暗い中でケーブルを接続したいシーンが意外と有ったりするんですね。

というわけでケーブルコネクタのリバーシブル化と、接続の簡易化、及び無理な力がかかったときにケーブル切断が可能な便利アイテムとして、マグネット式のUSBケーブルを買ってみました。

千石電商にてGET

パッケージにも特筆すべき点は特にないのですが、取り敢えず手持ちのNEXUS7に挿してみる。

これが…
こうなって…
こうですね!

…まぁ見たままではあるんですけどね。

実際使ってみると、ケーブルを接続する際のマグネットによる(「スチャッ」てな感じの)接着感はかなり好感触。通常は露出している端末のコネクタ部分が保護されるのもGOOD。
心配していたマグネットによるGPSへの影響も発生しない様に見受けられるため、使い続けてゆく上での問題は特になさそう。多分。

自分が買ったケーブルは充電しか出来ないタイプだったのですが、製品によってはちゃんと通信が行えたり、急速充電に対応しているタイプも有るっぽいです。
相変わらずこの辺は中国生産品も多く出回っているようですので、用途に合わせた良い製品を選ぶのがとても 面倒くさい 楽しいですね。ええ。

・・・

充電関連のソリューションとしては究極的にはワイヤレス充電(部屋の中にいるだけで充電…とか)などが色々リリースされつつあるみたいですが、今現在の選択肢としてはこういうのもアリかな…ということで。

2016年12月3日土曜日

ZENFONE3 Delux購入に関する雑記

これまでスマートフォンは丁度2年前に購入したiPhone6(Softbank)を使用していました。
ストレージ容量も128GBであることから沢山の音楽データ等を詰め込めたため、十分満足して使うことが出来ておりました。

しかしながら、MVNOが一般的になった今、圧倒的にコストパフォーマンスが悪い点がどうしても拭えないんですよね。
外出先では殆ど電話をせず、行き帰りの電車内で少しネットブラウジングをする程度。
にもかかわらず、ひと月8000円前後が当たり前の様に飛んでゆく。これは何とかせねば・・・と考えていたわけです。

128Gというストレージ容量を選択したのは長く使用したい(頑張って4年くらいは・・・)思いがあったからですが、ひと月当たりのコストに5000円~6000円の開きが出てしまうと最早無視して運用し続けることが出来ません。

ただ、使用していたiPhone6はSoftbankのSIMロックを解除することが正攻法では認められていません。

今のiPhone6端末を使用し続けたまま価格を抑えることは出来ないのか。

まぁ、当然そんなことを考えちゃうわけなんですよね。
で、結論としては以下の2択となりました。

■方法1:iPhone6をテコ入れして蛇の道に突入

  • 劣化し始めたバッテリーの交換
  • SIMを強制的にアンロック(ファクトリーアンロック)
  • MVNOに移転

■方法2:キャリアも端末も刷新する正攻法

  • iPhone6を売ってMVNOで使用可能な代替端末を購入する
  • MVNOに移転

最初は方法1で検討しようか・・・と考えていましたが、なんとiPhone6のTouchIDが故障(→端末初期化等による復旧を行ってもなお事象が改善しない)するという酷くガッカリな事態に陥ってしまいました。
具体的にはAppleに修理費を尋ねたところ、AppleCare等に加入していない場合、端末交換が必要となり3万円以上の出費になることが判明したのです。

(TouchIDはCPUであるA8プロセッサと結びつけが行われており、TouchIDを含むホームボタンスイッチだけではなく、基盤込みでの交換が必要となってしまうらしい・・・)

一応TouchIDを使用せず使い続けることも可能ではありますが、何も操作しない状態であってもバッテリーの消耗が以前の4,5倍程度に膨らんでしまい、フル充電状態から半日程度でバッテリー切れになってしまいます。(端末内部のアプリケーションがTouchIDのデバイスを常時認識しようとしてエラーを繰り返しているものと思われる)

要するに今のiPhone6をテコ入れして使い続ける場合、以下の費用が掛かってしまうこととなりました。

¥10,000 : 劣化し始めたバッテリーの交換
¥20,000 : SIMを強制的にアンロック(ファクトリーアンロック)
¥30,000 : TouchIDの修理
--------------------------------------------------
¥60,000

古い端末を延命する方針としては、なんとも残念な数字です。

はっきり言って格安スマホなら本体を3台程度購入できてしまいます。
更にファクトリアンロックというグレーな手段により生じる、運用自体に支障を来す可能性・リスクを常時抱えなければならない・・・。

これでは検討する意味が全くありません。

なんと言いますか、スマートフォンってのは消耗品なんだなぁ、と今更ながら思っちゃいます。


その結果として、方法2を中心に検討を開始。

せっかくなので端末は仕事用として使用している支給品スマホのSIMカードを一緒に使えるデュアルスタンバイが可能な端末が良いだろう・・・、という事になりました。

そして、せっかくandroid端末なんだからAppleでは実現できないスペックを・・・と欲を出していたら・・・。


ZENFONE3 DELUX

結局10万円近い端末ですよ。
いきなり学んでいない感MAXで我ながら呆れます・・・。

それにしてもApple縛りを抜け出すと、凄い端末が沢山あって驚きますね。
“使い勝手とスペックが必ずしも相関関係にはない”と頭で分かっていてもワクワク感があります。

これまで使用していたiOSはデザインが秀逸でしたが、セキュリティ上でも必要であろうOSのメジャーアップデートに二の足を踏んでしまう(=動作が愚鈍化し使い心地が最低になる)ことや、もうiTunesは使いたくなかったこと、他のデバイス(AppleTV、MAC)との連携も正直期待したほど大したことが無かった(・・・というかAPPLEがサポートを途中で放置するので使ってて残念な気持ちになる)ことから、採用を見送りました。

(それでもApple製品を一切使わないわけではなく、自宅内ではiPadやMAC自体は使い続けるんですけどね)


今週中には到着するらしいのでそれまで待つとしましょう・・・。

2015年3月16日月曜日

iPhoneを取り出したくないんですよ

つい先日、AppleWatchのリリースが正式に発表されたじゃないですか。


いいですよね、これ。うむぅ・・・。

iPhoneを所持していれば腕時計で電話できちゃうんですよね。
商品自体にライフサイクルの短さや、グラス型端末がリリースされるまでの繋ぎっぽい感じはするものの・・・そそりますね。

萌え~

会社では恥ずかしくて使えないかな・・・?

ただし巷ではApple信者を除いて、然程物欲ゲージの上がってる人を見ないんですよね。
特に自分の周りって当然エンジニアが多いんですけど、そういう堅物限ってAppleを毛嫌いしてる方が多かったり。

理由としては色々あるらしく、ITリテラシの低い方にウケていたり、性能に釣り合わない価格だったり、Appleの日本中小企業への風当たりがどうやら気に入らない(何その微妙なナショナリズムもどき)・・・らしいです。

知らんがな。

自分はアウトプットが満足度をちゃんと満たすものであると感じているのでApple自体にどうこう思わないんですが、今回のAppleWatchはちょっと迷っております。

というのは一番欲しいと思っていた機能に「iOSミュージックアプリのリモコン機能」があったんですよね。操作を行う為にポータブルアンプを括り付けたiPhoneをコートの中からゴソゴソ出さないと操作出来ないってのをどうにかしたかったので。

どう見ても時限爆弾です。本当にありがとうございます。

けど、この機能に5~6万円上払うってどうなんでしょう?と思うところがあり、いろいろ探していると代替出来そうなブツを見つけた、という訳です。

ビックリするくらい見たまんま

なんか、もうこれでよくない??

という感じになりまして。

ポチりましたー。はいー。

2015年2月1日日曜日

ゴールデンiPhone6

先日iPhone6のケース(iJacket社(?)製)が割れてしまいました。

結構良いデザインで気に入っていただけに、小さな傷が簡単についてしまって見苦しいことこの上ないという点と、2,3度の付け外しで簡単にヒビが入ってしまうという想定外の耐久力の無さが至極残念な一品でした。

当然このままでは危なっかしくて持ち歩けませんので、新しいブツを調達してきました。
但し、普通にケースを購入するだけではおもしろくなかったので・・・


新しいケースと、、、ついでにiPhoneの表面を鏡面ゴールド化する為のアクセサリを購入。

鏡面と言えば過去のiPhone3GSiPod touchの背面デザイン(鏡面シルバー)を思い起こさせてくれますが、こちらは上下のラインとAppleマークがプリズム仕様なのがポイントですかね。

非常に派手なのですが、指紋に異様に弱そう、ということでその上からカバーを装着。


鏡っぽくなりました

要するにカバーの上からカバーを装着という状態でして、些か無駄な感じは否めませんが、明後日の方向に高級感が出ていて楽しいですね。ええ。

なお、実は表面のガラスカバーも付属していたので試しに載せてみましたが・・・


・・・ピカチュウ!

うーむ。ネタにはなるんでしょうがコレ以上は流石にやり過ぎ感が漂っており恥ずかしくて会社に持って行けない・・・ということで保留としました。

2014年11月9日日曜日

iPadAir2

APPLEのiOS8において幾つか追加された機能があるのですが、その中でもiPhone6を使い始めてから魅力を感じる機能がありました。

  • 電話をiPhoneを経由し、iPad、MACから使用することが出来る
  • SMS,MMSをiPhoneを経由し、iPad、MACから使用することが出来る



これ。

自分はこれに“理想”に向けた僅かな前進を感じます。

自宅にいるとき、iPhoneって大抵部屋の端の方で充電中だったりするんですよね。
このため電話やメールを受けた際、ケーブルに繋がったiPhoneを触るのがどうにも億劫です。

わざわざそこまで自分が移動して情報を確認するっていう面倒臭さがどうにも腑に落ちない。

端末に情報を受診するまで様々な技術で頑張っているのに、受信者がそこにアクセスするまでの、この妙な前時代感、というかアナログだなぁ・・・つくづく思うんですよ。


野菜買ってるんじゃないんですよ?


スマートフォンはモバイル機器ですが、自分が家の中で手しているのはタブレット

なので「最低でも」タブレットを触っている時に改めてiPhoneを触ることなく、そのまま電話の受け答え、メールの送受信ができれば・・・って思うわけです。

今回はその点で小さいながらも大きな一歩ですよね。



“そもそも”情報の送受信のあるべき姿として、自分はこう考えています。

本来、電話であれメールであれネットの情報であれ、「得たい情報を確認する」という目的のために別途道具を介するのはおかしい

進化の余地があると。

情報は、自分が受け取る意志を持った時点で、自分がその内容を頭の中に認識出来ていれば良いんです。道具・手段を要さずに目的が達成できる方が絶対に理想的。


人の移動に例えるならば、目的地に至るために、徒歩、車、鉄道、飛行機、果てはどこでもドアが使えたとしても、瞬時に移動できるのであれば、あらゆる手段は廃れるのが必然かと。
似た話で既に顕在化しているものとして、音楽を聴くという目的のためにCDは必要ではなかったという話にもつながるかもしれません。

だから本当は使わずに済むのであればiPhoneもiPadも無い方が良いと思うのですよ。

・・・

そんなことを考えながらiPadAir2を購入しました。

世界は一枚で変る。

今の時代が生み出す情報端末およびデザインの精一杯の贅の極み、富の上澄み液であります。

2014年10月20日月曜日

iPhone6

先週あれほどこき下ろしたAppleのiPhone6に機種変更です。

ええ。舌の根も乾かぬうちにiPhone6ですよ。


機種変更を検討し始めた当初は、

「大は小を兼ねる。機種変更をするなら新しく手にしたガジェットにも相応のインパクトがあって然るべき。」

・・・とか考えていて最初はiPhone6plusを検討していました。

しかし自分の携帯スタイルとしては仕事中も直ぐに取り出せるようにベルト用のポーチに収納しております。これをiPhone6plusに適用しようとすると、まるで短刀を腰に据え付けているみたいになってしまい見苦しいことこの上ないんですよね。

考えれば考える程今の自分の仕事には使えない。

というかiPhone6plusの持ち歩き方って、ポケットに入れたりポーチに入れたりではなく、ハンドバックなどに入れて使うことが想定されているのではないかと思います。女性向け・・・というより、小さな文字がキツイであろう老人向け・・・だったりするんだろうか。

どうしても大きめの画面を外で使いたい場合は、先日購入したNEXUS7をテザリングして使用しようと思います。



・・・ということで、これまでのiPhoneの正当進化系と言えるであろう、iPhone6にしてみたわけです。
印象としては・・・
  • 何だかんだで薄くて大画面は大正義
  • デザインに不満があったものの、内外を色々とセットアップして持ってみるとそれなりに様になる
  • ホームボタンは従来通り直ぐに壊れそう

容量は128GB。かつての32GBと比較すると、音楽データをかなり沢山入れることが出来るようになりました。とは言えApple Lossless形式ですので、適当に曲をプレイリストに入れてゆくと瞬時に一杯になってしまいます。具体的には4000曲ちょっとです。
恐らくMP3などの圧縮音源であれば余裕で1万曲は入れることが出来るのでしょうね。

・・・

まだまだ弄り倒し足りておりませんが、意外に満足度高いかもしれません。




farewell...iPhone4

iPhone4・・・。アメリカとイギリス旅行に持っていったのは勿論の事、仕事、プライベートのあらゆる泣き笑い局面でこの端末が手元にありました。手に入れた時はあまりの完成度に手放すことなんてこの先そうそうないだろう・・・と考えたことすらありました。

OSバージョンが古いため、今はもう新しくリリースされるアプリをインストールすることもままなりません。

中々感慨深いものがあります。

既に5年目に突入しておりましたが、よく使い込んだものです。


素晴らしい端末を有難う。

2014年10月13日月曜日

スマートフォンをどうしようか。

次のスマートフォンに何を選択すべきか迷っております。

iPhone6とiPhone6plusが発売されたじゃないですか。



ところが巷でもよく言われておりましたように、自分にとっても印象が良くないのよね。
自分の中でiPhone5とiOS6以降から印象の良くなかった要素の積み重ねが、今回のリリースでより一層クローズアップされてしまった・・・と言った感じでしょうか。

気持ちとしては、“APPLEの製品って買って大きく後悔するような製品であるはずがない”と思いたいんですよね。

箱を開けた最初の対面でその美しさに感動し、説明を必要としない操作性、使い込むと意外な機能性の高さ(ネットワーク共有面)で感心する

そういった一連の消費プロセスを期待したいんですよ。

iPhoneを含むAPPLE製品というのは他社製のスマートフォンと比較すると、性能面から見たコストパフォーマンスがよくありません。しかしスペックの高さではなく、ユーザ側から見てどうあるべきかを考え抜いた価値提供がキチンと出来ているのでトータルでの満足度がとても高かったんですよね。手段と目的を見極めてる感と言いましょうか。昔は。



ところがそれらをメリットとして製品を選択することを躊躇わせる大きなマイナスポイントがボロボロ出始めていると感じます。特に駄目になった点は以下でしょうか。

  • 質感
    以前リリースされたiPodtouchから感じていたのですが、背面の“アルミ”っていう素材の選択は軽量化、コストダウン、デザインのいいとこ取りをしようとして破綻気味の印象です。個人的には重さに跳ね返ったとしても、Appleらしく見てくれを重視したある程度の剛性は確保して欲しかった。アルミニウムによるあの無駄な軽さは“アルミホイル”“アルミ缶”“アルミ鍋”“1円玉”みたいなペコペコした安っぽいイメージにしか繋がらないのではないだろうか。プラスチックが全面に押し出されたデザインよりマシですが、iPhone4,4S、または最低でも5S位のデザインを確保して欲しいですよ。
  • デザイン
    iPhone6,6plusの特徴として筐体サイズの大きさが挙げられるわけですが、これはもうユーザビリティを考えたものではなく、他社のAndoroid製品の後追いを始めちゃってますよね。4,5年前の同社製品なら指が届かない・・・、使いにくい・・・、とか、あり得ないと思うんですよ。
    大きくしたならそれなりの理由や意味付けって必ず存在していた筈で。

    使い手のことを考えずに「5インチサイズのスマートフォン市場でもうちの製品を売り込んで利益とシェアの拡大を・・・」とかやっちゃってるんじゃないのコレ?
    もしくは無理に昨年モデルとの差別化を図るための苦し紛れのデザインという印象?
  • 安定性
    以前も全くなかったわけではないですが、iOSのメジャーバージョンアップデート時の醜態は何なんですかね。APPLEの一貫性のあるアウトプットを出すための組織統括力が低下してるのが透けて見える感じが・・・。

市場が成熟してきてるので簡単な話ではないのかもしれませんけどね。

願わくば、スマートフォン市場がゲーム市場のようにスペック至上主義になって共倒れという目も当てられない状況に陥りませんように。そしてAPPLEが任天堂等のように自社ブランドを食いつぶして自転車操業しなくちゃならないような状態には陥いりませんように・・・。


・・・

結局自分はどこの機種にするのかを決められておりません。
ただ、どこの通信キャリアも電話代が2700円に固定化されてしまう酷い話があったりするので、ソフトバンクの場合、ホワイトプラン(という詐欺臭い何か)が消え去るまでに然程考える時間がなさそうなのは悩ましいところです。

2014年8月31日日曜日

Nexus7

(今更感がありますが、)以前からちょっと気になっていた7インチタブレットに手を出してみました。


購入の動機を列挙すると以下の通り。

  • 1万円ちょっとで購入できる(2012バージョンなら・・・)
   →結局プラス1万円で2013バージョンを購入してしまいましたが。
2万曲まで無料でクラウドに上げちゃえるらしい。あれ?もうスマートフォンの容量とか(自分にとっては)ほぼ意味が無くなってしまうのではなかろうか?
・・・当然日本では利権絡みでNGであるためサービスとして正式にスタートしておらず、Googleの海外アカウントが必要になっちゃうらしいです。少し前にスタートした1年間で3980円のiTunesMatchがいきなり霞んでしまいますな。
  • これまで一度も触ったことがなかったAndroid製品をApple製品群と比較してどんなもんか触って確かめてみたかった・・・




これまで使用していたiPad第3世代を踏まえ、実物をさわってみると製品単品としてのパワーに驚かされます。かなりのモノです。

雑感としては・・・

GOOD
  • 圧倒的に安価
  • アプリストア(Playストア)で有料アプリを購入した際、実際に使用し15分以内であれば払い戻しが可能
  • サクサク感が以前から使用しているiPad第3世代と比較しても遜色ない(というかそれ以上?)
  • 端末重量が軽い(これはiPadを使用している時は気にしていなかったんですが、実際使用すると随分使い勝手が良くて戻れそうにない感じです)
  • 機能面においてもほぼ不満がない(Appleになら・・・と感じた部分も使い込みやアプリケーションでほぼ埋め合わせてゆくことが可能)
     → ネットもTVもラジオもSNSもゲームもメールもファイル共有も自在。基本機能は必要十分。
  • カスタマイズ性がかなり高い


BAD
  • デザイン面では・・・ハードウェア、ソフトウェア(UI含む)共にAppleに一日の長がある
     → 画面を一番上にスクロールするための補助機能がない
     → UI上のアニメーションのショボさ(取ってつけた感が・・・)
     → トップ画面においてはウィジェットを除くとiOSに酷似している分、アイコンの配置数、幅間隔がイマイチ(好みの問題ですかねぇ。ん~。)
     → サウンドエフェクト(キーを打つ音、写真を撮る音、notify・・・)にいちいちセンスを感じない
  • 当然ながらApple製品群で購入したアプリケーション、ホームシェアリング、iCloudは使用できないのでGoogleドライブを使用するものの、望んでもいないのにGoogle+などへ無駄に同期しようとする
  • 布団の中(寝モバとして)で扱うにはちょっと大きい・・・か
  • Androidのマスコットに因んでいるのであろう、キーのカラーである黄緑色がダサい




これまでiOS製品ばかり使用していたので2番煎じ感が拭えないこともあるんですけど、やっぱり製品を手に入れた際の満足感は圧倒的にAppleに軍配が上がる感じ。
ハードウェアの性能は高いし、それによる機能面の高さ、コストパフォーマンス感の高さはかなりのレベルにあります。
ですが、Appleのようなファッション性はありませんねスタバでお茶しながらドヤ顔でMAC BOOKやiPadをイジられている方々の間でコテコテにカスタマイズされたAndroid端末はどうなんでしょぅ・・・という気がする。



上手くまとまりませんが、うーん、昔の日本製デジタル商品を触っているような感じなんですよね。
商品単体の機能性は凄い!オシマイ!みたいな。

製品がユーザーの手に渡ったあと、どのようなスタイルが実現できるのか、について作り手の一貫した思いが伝わって来ず、いまいちワクワク感がない、といいますか。

または・・・
Too many cooks spoil the broth.

てな感じでしょうか・・・。
Android製品とApple製品を選択する際は、そういった点に価値を感じ、お金を払えるかどうかなんでしょうね。

やはり製品を売る、という以上にスタイルを含めたトータルで製品を世に放つAppleは凄かった。


・・・そんなことをNexus7を手にしながら考えておりました。

正直iPadは持ち歩きにくさを感じていたので、7インチタブレットはかなり重宝しそうです。
大事に使っていこうと思います。はい。

2014年6月1日日曜日

ホームネットワークのテレビ系ソリューション

ようやく自宅の映像コンテンツに関するDLNAホームネットワークの刷新が完了しました。

先日のエントリーにて報告済みの通り、ネットワーク構成を以前の有線LANから無線LANに転換を行い、その後のソフトの導入、および各種機器のチューニングを行うことで、ようやく実運用出来るレベルに至れました。ということでメモを残しておきます。

結構多くの地雷を踏んだ末のエントリーですので、もし興味があればご一読を。

以下が概要図です。



見たまんまですが、SONY製NASNEのTVチューナーを核とした構成になります。

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  追記:NASNEはイーサネットコンバーターの中継器や子機ではなく、ルーター側に接続すると安定
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最終的に以前から念願だった以下3点が全て実現できるようになりました。

  1. 自宅、外出先問わずネットブラウザで予約できるようにする
  2. テレビ、スマートフォン、タブレット、PC、ゲーム機全てで放映中コンテンツ、録画済みコンテンツをストリーミング視聴できるようにする
  3. APPLEの各種モバイルガジェットにおいて、無線LAN経由で録画済みコンテンツ(≠ワンセグ)の持ち出しを可能にする
これらを実現するのに非常に苦労した環境がパソコン。
やはりパソコンともなると、悪意を持ったユーザにコンテンツを好きに弄らせないようにするため、ガッチガチのガラパゴス規格のコピーガード(DTCP-IP)がかけられていますので、簡単には表示することが出来ないのです。

DLNAだけじゃダメなんです。このコピーガードを乗り越えないとダメなんですね。はい。



このため再生ソフトウェアにおいてはDTCP-IPに対応した特殊なソフトウェアが必要になります。
(選択肢は非常に少なく、3~4種類程度。フリーソフトは存在しない。)

結論:お勧めはPowerDVD14Ultra

動作の軽快さ、安定性どれをとっても非常に快適で、おそらく現時点での最強と言って良いはずです。



他のソフトではDiximDigitalTVplusが人気があるとのレビューがネット上に散見されましたが、自分の環境においてはCPU負荷が高すぎて実運用レベルには至れず、いわゆる『地雷』でした。無理に動作させてパソコンがフリーズしたことも数知れず。

いやね、これ結構高かったんですが・・・。久々に昔TVゲームでクソゲーを掴まされた感覚が蘇ってきましたよ。


更に、ソフトだけではなく、モニター、ビデオカードのいずれにおいてもDTCP-IPのコンテンツを表示するため『HDCP』という規格に対応している必要あります。

また、これらの環境を揃えたとしても~

  • マルチモニターには対応していないので表示出来ない
  • ピボット(縦型モニター)には対応していないので表示してやらん
  • ネットワークのスピードも規定以上ないと容赦なくコマ落ち
  • 録画コンテンツを再生する際は、早送りするとエラーで落ちてしまうというような謎のノウハウ

~などなど、何かをやろうとすると次々とハードル(苦行)が出現しますので、これらをやっつけるための本人の根性も地味に重要。


・・・

APPLEのモバイルガジェット群の方はDiximDigitalTVというアプリが、奇跡と言って良い完成度の高さでなんとかなりました(PC版はダメダメだった)が、これを手にする前にTwonkeyMediaという地雷を踏んでしまいました。

・・・

いやもう、何が悲しくてこのガラパゴス規格に懸命に立ち向かっているんだろう・・・と最後の方はアホらしくなってきましたけどね。

まぁ、何とかなったさ。

頑張ったかいがあって、今は超快適ガジェットライフを満喫中ですよ。