コースは以下の通り。
今回は6~7時間を要するコースということで5時に起床し、まずは小田急を使用して秦野駅へ。
ここから登山口のあるヤビツ峠までバス移動(数十人の登山客で長い行列・・・)
ヤビツ峠から1.5km程度歩くと登山口に到着
最初の目的地である二ノ塔まではひたすら登りが続きますが、道が比較的整っており、登りやすい。
前回の反省から出発時間を早めにし、その分ペースをゆっくりめにしたことで、体力的にも時間的にも大分余裕が持てました。
二ノ塔到着
ここからは稜線伝いであるため、登りは減ってくれそう。次のチェックポイントである三ノ塔までは15分程度とのことであったため、5分程度の休憩後出発。
三ノ塔到着
但し、登った分だけ視界が悪くなり、三ノ塔到着時には残念ながら本格的にガスってきてしまいました。晴れていれば、富士山が見えるらしいのですが・・・。
個人的には去年訪れたイギリス(ホーリールードパーク)の一件を彷彿とさせてくれます。雨は降ってないんですけどね。
ピークに達した後はやはり下りがあるんですよね。当然その後は登り返しが・・・。
ただし登りとは言えど、木道がしっかり整備されている箇所も結構あり、歩きやすし
雲の中の稜線を行く
鳥尾山に到着
開けた場所に到着するとかなりの数の登山者がおります。流石人気コース。
更に進む・・・
行者ヶ岳に到着
ここから先は鎖場が点在しており、一応今回のコースの中では難所らしい。
鎖場一発目。皆慎重に足場を選んでゆきます
皆でワイワイ、60前後のおばちゃんも果敢にチャレンジしているのが印象的。
霧で手が濡れてしまい、素手では少しやり難さを感じる
高低差が5メートル前後なのと、鎖場の前ではかなり多くの登山者による渋滞状態が発生しており、10分前後待たされることに。このため緊張感
は・・・あまり無かったか・・・。
結構きわどい所にも木道がかけられています。こんな辺鄙な場所にどうやって資材を持ち込んでるんだろう・・・
鎖場を超えた後、少し歩くと開けた場所に出たので、ここでランチタイム。もう13:00。
時折太陽光が射してくれるのですが、やはり遠くの景色は霞んだままです・・・。うーむ。
新大日に到着
名前は立派なんですが、眺望はほぼなし。
最終到達点までもう少しだったので、ここはスルーして登り続けます。
稜線の続くその先にあるのが、どうやら塔ノ岳山頂のようです
塔ノ岳山頂に到着
そこそこ疲れましたが、まだ何とかなりそうな感じ。
ふと周りの登山者を見ると、皆手にビール缶を握りしめてるじゃないですが。なんだろうと思って山小屋を見てみると、中で缶ビールが販売されているようでした。
「ここで一杯飲めたら最高!そりゃぁもう!」
という悪魔のささやきも無いことは無かったのですが、流石に自重。
飲んでる皆さん、アルコールを摂った状態でその先の登山道を歩いてゆけるのかなー・・・と、他人事ながら心配になっちゃいましたねぇ。
やはり山頂は気持ち良いですわ。これで景色が一望できれば言うこと無だったんだけどなぁ。
今回はトレッキングポールを持ってゆきましたが、鎖場などではいちいち折りたたまねばならず、ちょっと手間でした。・・・が、これがこの後の下りでは大活躍することに。
下り階段が続く中で、このようなストレートの道が現れるとホッとします
大倉尾根を降りて行くのですが、最初は登りに比べて楽であったことから余裕もありました。
しかし3時間~4時間、ひたすら下りというのはかなりの苦行でした。徐々に足の踏ん張りが利きにくくなってくるんですよね。生まれたての小鹿状態といったところでしょうか。正直登りよりもずっとキツかったです。
17時ちょっと過ぎに大倉バス停に到着
前回よりも遥かにやり遂げた感高し!
僅か1日でこの充実感。
やはり山歩きは、時間、お金の面で、コストパフォーマンスがとても良いな、と感じます。
これから夏本番ですが、もう少し西東京辺りの山々をブラブラしてみようと思います。
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