2016年5月1日日曜日

PS4「Dirt Rally」

車のことはあまり詳しく知らないのですが、ラリーゲームはこれまでにテレビゲーム上でSEGA RALLY2をはじめとして数タイトルをプレイしたことがあり、結構好きなジャンルです。

Dirt Rally

興味を持てるソフトが少なく、本数面では殆ど購入しなかったPS3においても、このDirtシリーズだけは群を抜いて完成度が高かったため今回も楽しみにしておりました。

 
このゲームの位置づけとしてはシミュレータとレースゲームの丁度中間で、リアルさとテレビゲームとしての楽しさの良いとこ取りといった具合です。

ただ、このシリーズは一見さんがいきなり楽しめるような代物ではなく、日本製のリッジレーサーの様にアクセル、ブレーキを適当に踏んでいる状態では車体をまっすぐ走らせることすら出来ないという、少々敷居の高い側面を持ち合わせていたりします。

地面からキックされて意図しない方向に吹き飛んでること多し

プレーヤーはリアルタイムで路面状況、タイヤと地面の接地具合、コドライバのナビゲートに対して相応の対応を行っていかないと完走することすら困難かもしれません。その事を踏まえた上で遊び込んでゆくと、実は、プレーヤーの遊びこみがそのままプレイの上手さや楽しさに直結している事に気付けたりするんですよね。遊びこなすパワーを持ったプレーヤー向けのいわゆるスルメゲーってやつです。

(攻め方にもよりますが)上手くいかないことが当たり前で、無傷で走れたりするとちょっと嬉しい

ちなみにDirt Rallyは日本向けにローカライズされたものがなく、海外版のみ
数分のプレイ時間を前提にプレーヤーに媚び、課金させることに必死なスマホゲーが現在進行形の日本においては、このタイプのタイトルが殆どリリースされなくなってしまいました。

遊びとグラフィックを高次元で融合させる力を持つCODEMASTERSのようなソフトメーカーなどが日本をターゲット市場からどんどん外し始めているのは本当に残念・・・。


・・・

それにしてもグラフィックが綺麗です。
HD解像度でありながら60fps(1秒間に60枚の絵でアニメーション)が実現出来ているので臨場感が段違いにレベルアップしているところは特筆に値するかと。(これを遊んだ後にPS3の過去タイトルを見ると、過去にあれほど驚いたグラフィックがガビガビのアニメーションで見れたものではなくなるんですよね。人間の目とは本当に贅沢なもんですな。)

PS4でこのレベルなので、ハイエンドPCで遊んだら凄いことになるんだろうね

雨雪の表現もPS3とは比較にならん

PS4はスクリーンショットやビデオのキャプチャを簡単にシェア出来るとのことでしたので、最後に自分が遊んでみた映像をいくつかアップロードしておきます。



ギリシャ。怖くてアクセル踏めぬ。


スウェーデンの降雪&夜。ムズい・・・

(ちなみに上手く走れると下の様な感じらしい。ラリーのちょっとした解説なんかもあって楽しいですよ)

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