2016年5月9日月曜日

丹沢・塔ノ岳(take2)(難易度:★★☆☆☆)

今年のゴールデンウィークの前半は“昨シーズンの復習”ということで、取り敢えず表尾根経由で塔ノ岳に登ってきました。

前回登った際は道中、山頂共にガスで景色を全く楽しめなかった、という点と、天気予報では随分自信有り気に「晴れ」を予報してくれていたのでリトライしてみたという訳です。

行程は新宿から小田急線に乗り、その後は以下の通りです。
秦野駅~(バス)~ヤビツ峠~二の塔~三の塔~鳥尾山~行者ヵ岳~新大日~塔ノ岳~バカ尾根~大倉バス停~(バス)~渋沢駅
オーソドックスなルートですが、迷う心配もなし

本当は鍋割山へ足を延ばそうとも画策していたのですが、後述する色々あった結果、依然と全く変わらないルートと相成りました。

7:42 秦野駅

駅に着いたんですけど、バスに乗るだけで30~40分を要することに。
ゴールデンウィークですので皆考えることは同じなのかもしれませんが、流石にハイカーが作る列の長さにゲンナリ。連休祝日はメジャーな山に登ろうとするとこうなるという良い見本ですね・・・。

9:17 登山口

ヤビツ峠から15分ほど歩いて登山口に到着。天気が良く、山頂からの景色に期待が高まります。

9:25 二の塔までの道中にある車道とのクロスポイント


9:56 相模湾と江の島

お爺さんもオネーさんも子供も厳つい人もサクサク登っていきます。
今頃江の島は観光客で賑わってるんでしょうね。


10:08 二の塔に到着

休憩は少し進んだ三の塔で、ということで先に進みます。
ここから塔ノ岳まで稜線伝いに縦走することとなります。およそ20分毎に次々に現れる山頂(=休憩ポイント)や数か所ある鎖場、見晴らし抜群の眺望に退屈しません。素晴らしい道だと思います。

10:23 三の塔に到着

ここはスペースがとても広いので景色をゆっくり堪能することが出来ます。確か前回は天候不良で三の塔の景色が楽しめなかったんですよね。なかなかのものです。

塔ノ岳までの稜線がくっきり見えます。到着するまでガスらないでくれぃ

山行で時間に余裕をもつのは楽しむ上でとても大切なことであります

10:57 鳥尾山に到着

先ほどの三の塔から丸見えだった鳥尾山ですが、ここも随分と広いスペースです。
昨年登った秩父の武甲山にお裾分けしてあげてくれ・・・。大持小持共にスペースがゼロでガッカリでしたからね。

11:15 行者ヵ岳

通り道に表示板が立ってるだけでピーク感ゼロ。ここもそのまま通過します。

この後から小さな鎖場がいくつか出てくるのですが・・・

11:23 40分以上の鎖場待ち

なんと鎖場で40分待ちの大行列です。ここは前回も10分程度ではありましたが列に並んだ記憶があったんですよね。出発した際の秦野駅のバス待ち行列のしわ寄せはここに来たか・・・。

急斜面横の階段

遠くから見ると少々危なっかしい感じですが、普通のしっかりした階段です。道を整備してくれてる方たちに感謝しつつ登る。

12:21 新大日

このあたりでガスってきました。山頂は・・・

視界は悪くなるのですが、雲が流れてモノクロームになってゆくこの雰囲気は嫌いではありません

13:05 塔ノ岳山頂

お分かりですよね。山頂からの景色は・・・

驚きの白さです!

前回に増してより白いです。真っ白。
うーむ。楽しみにしていた富士山が見えません・・・。

こうなっては仕方ないので気を取り直してランチタイム。
今回はバーナーでお湯を沸かす時間がかったるいという理由で、沸騰したお湯を魔法瓶水筒に詰めてきました。こいつをバーナーで火にかけたところ、10秒程度で沸騰状態になるって寸法です。
あまりのバーナー使用時間の短さに隣に座っていたオジサンが驚いてくれたのでここぞとばかりにドヤ顔ですよ。

が。

箸を忘れました!残念w

ホクホクです。どうしようw

気を取り直せなかったランチタイムを(まぁ、なんとか)終わらすことが出来たので、そのまま山を下りることにしました。バス停と鎖場でのタイムロスが無ければ鍋割山の方に足を延ばせたかもしれませんが、それは今度(take3)のお楽しみ、ということで。

大倉バス停を目指し、バカ尾根をひたすら下る。

下山しながら天候が劇的に回復しました。結局天候が悪化していたのは山頂だけだったんですね・・・って、またこのパターンですよ。

塔ノ岳にて2度目の敗退。今度こそは・・・と心に誓う山行なのでした。

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