2015年11月3日火曜日

奥多摩・雲取山(難易度:★★★☆☆)

東京の最高峰である雲取山を日帰り登山してきました。

残念ながら山頂はガスっていましたが、高低差1500程度で2000m級の山を日帰り登山出来たということで、(主に体力面で)大きな自信になった感じです。

但し日没の時間が結構早く、暗い登山道を一人下ってゆくスリル感はなかなかのものでした!


8:15 奥多摩駅に到着(土日は人が物凄く多いんですよね・・・)

ここからバスに乗り、およそ40分程度をかけて登山口のある鴨沢バス停に向かいます。


 9:11 鴨沢バス停に到着

帰りは18:38の終バス。今回の登山は距離が長いことから、ペースが上がらず5時間を超えても山頂に到着できない場合はそのまま引き返す計画です。

バス停の待合室横から登山口に繋がる階段道がありますので準備が整えた後に早速出発!

(実は先週もここまで来ていました・・・仕事の事情で引き返すことになってしまったのですが、今回はそのリベンジという一面があります!)

9:20 登山口

紅葉は程々ですね・・・

9:40 もう一回登山口からアタック開始

登山道に入った後、30分後に一旦アスファルト道に出ます。そこから5分程度みちなりに歩くと上の写真左側に見える本当の登山口が見えてきます。

少し前に登った棒ノ嶺もそうでしたが、登山道を登った先にあるアスファルト道ってちょっとだけ残念な気分になりますね。まぁ気分の問題ではありますけど・・・。

葉が紅や黄に色づいてると思わずカメラを向けてしまいます。

登山道としての難易度は初心者レベルですが、ひたすら地味な道が続いています・・・

11:30 分岐路

この標識でどちらに向かうべきか悩みましたが、まずは小屋のある七ツ石山方面(右)に向かいました。
(単純に雲取山山頂を目指すのであればブナ坂(左)に向かいます)
道中、あまりゆっくり休憩できるスペースが無く、2~3時間程度ぶっ続けで登っていたこともあり、休憩と昼食を取れれば・・・という感じです。

11:42 七ツ石小屋に到着

七ツ石小屋は宿泊可、テント泊可、昼食可、売店有りの便利な施設です。
単純に昼食を取る為のスペースも確保可能で、実際多くの人が休んでいました。

山頂まで50%程度の行程を残していることもあり、手短に昼食を済ませた後に早速出発です。
イマイチ天気が上向いてくれそうにないので、持ちこたえてくれる事を祈りつつ。

天気予報では日中帯に陽がさしてくれるとの事だったんだけど・・・。

12:38 ブナ坂

先ほどの分岐道との合流地点になります。ここからようやく雲取山として面白みが凝縮されていると言って良い尾根道に突入。

雲取山のガイドブックでよく登場する尾根道

これまでの林道から一変して見通しの良い道ではありますが、些か人工臭い景色ではありますね・・・。
但しとても歩きやすく、ズンズン進めちゃう感じです。

13:04 ヘリポート

山を上り詰めた後に突如ヘリポートが現れて驚きました。物資運搬用だろうか。

見渡すと、周辺には奥多摩小屋を始めとしたキャンプ地があるようです。雲取山は道中の長さを踏まえるとテント泊デビューにはぴったりなのかもしれません。


山頂に向けてラストスパート!

奥多摩小屋から山頂までは、引き返し時間のポイントとして決めていた14:00の刻限が近づいていたこともあり少々急ぎ足。ガスっていて周りの風景が楽しめないので、その分貪欲に山頂への接近を試みます。

フラフラになりながら登ル。すると、何か見えます・・・

13:54 雲取山山頂に到着

引き返し刻限の6分前の到着です。
景色は望めませんが、頑張った分嬉しさで一杯になります!

それにしても真面目に登ってきてこれですので、登山計画がちょっと甘かったですね。。。


やはり山頂からの景色を楽しみたかった・・・

案内図

山頂からは今回登ってきた奥多摩・鴨沢ルートの他に、奥秩父・三峰ルートがあります。
要する時間は大差がないようですので、今度登った際は是非とも立派な神社のある三峰ルートを使ってみたいものです。

下山開始

とても幻想的な雰囲気に思わず足が止まる。小曽根真のblackforestがピッタリマッチしそう・・・。



往路と同じ林道に入るのですが、日没後は道の雰囲気が一変しており、ピストン山行の退屈さはなく、暗闇を一人ライトを手がかりに突き進んでゆく道中はかなりスリリングでした。

17:30に鴨沢バス停に到着しましたが、バスの到着までおよそ1時間をグッタリしながら待つ。
バスを逃す訳にも行かないので居眠りするわけにも行かず、微妙にキツかったです(笑)

こんな時、一緒にいてくれる人がいればと思うのですけどね。こればっかりは仕方有りませんね。

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