2017年4月18日火曜日

Android7.0へのアップデートが存外シンドかった件

結論から申しますと、非常に苦労しましたがAndroid7.0へバージョンアップした後の状態で正常に使用できるところまで"なんとか"漕ぎ着けることが出来ました。


が、今思うとおそらくAndroid OSを作成しているチームはこう思っていたに違いない。

”最早単一のOSをアップデートする際、数多に存在するAndroid端末の動作を均一に動作保証することなんか出来るはずがないから。トラブっても頑張ってね。自力で(笑)”

そもそもAndroidは(自分が普通に使っている限りでは)非常にカスタマイズが容易であり、情報収集スキルと根気があるならばiOSよりもずっと上の使い勝手を実現することが出来る素晴らしいOS。
ましてやGoogleが一枚噛んでいるOSである。アップデートであっても基本機能が使用不能になるような"根本的なNG"なんてものは有る筈がない。(と思いたかった)

だがしかし。
今回初めてAndroidの端末に対しメジャーバージョンアップしたのですが、非常に苦しい思いを強いられることになったのです。

簡単にまとめるならバージョンアップ自体は問題なく終わったのだが、唯一使用できなくなった機能があったんですね。その機能とは・・・

「データ通信サービス」

はい。スマートフォンで一番大事なトコロ。
要するに外出先でネットが出来ません、ということです。

無線LAN経由では問題なく使用できていたので気づくのが大幅に遅れてしまったのだが、そのせいで夜も更けたタイミングになってようやく気付いたのが痛かった…。

翌日が朝から客先に出向かなければならないという事情もあり、背に腹は代えられない思いで夜な夜なトラブルシュート(=情報収集)を開始すると、ひとつの事実にたどり着くことが出来ました。というのも、

「現時点でのAndroid7.0へのバージョンアップはまだ時期尚早♪」

マジか・・・。
そもそもAndroid7.0がリリースされたのは2016年の8月だと聞いていたんです。
経過している期間を考えるとちょっと意味が解らない感じなんですよね。

実に半年以上が経過しているのだから、人柱ならずとも多くの人がバージョンアップを行っており、万が一トラブルが発生したとしても、その解決策はネット上にいくらでも転がっているはずだろう・・・。普通そう思うじゃないですか。

そんなこんなで"iOS気分"で”やっちまった”、という訳です。

今回の一件は、端末のOSバージョンアップというものが素人が下手に手を出すと端末の文鎮化が確定する可能性の高い非常にリスキーな作業であることを否応なく思い出させてくれたました。端末ごとに発生する事象が異なるようですので、皆様も実施する際は多くの時間と根気、そして事前に多くの情報収集を行ってから実施することを強くおすすめします。(当たり前と言えばそれまでですが…)

・・・
折角なので、経緯だけはメモっておきます。

・端末:ZS570KL (SIM1:Y!mobile、SIM2:IIJmio)
・バージョン遷移:Android6.0.1→Android7.0
・事象:(特殊な操作をすることなくOSの通知に従い)バージョンアップ対応を実施。
    その後、データ通信サービスのみが使用不可。
    (通常、画面上部に表示されている"4G+"の表示が、"H"となっていた)

DSDS状態の場合、正常ならこのように表示される

・解決:紆余曲折しましたが、事象発生後から解決に至るまでのプロセスはおおよそ下記の通り。
    (1) 端末上のバックアップ
    (2) 端末の初期化&復元 (→解決せず)
    (3) 念のためにもう一度端末の初期化&復元 (→解決せず)
    (4) DSDSで使用していたSIMの内、SIM1を抜く
    (5) 端末の初期化&復元 (→解決せず)
    (6) APN設定を一旦全削除した後、使用するAPNだけを手入力
    (7) SIM2を再度挿入
    (8) 端末の初期化&復元 (→解決せず)
    (9) 端末の再起動(→4G+での通信を確認)
    (10) 端末をリストア

    どうも7.0にバージョンアップした際、余計なゴミデータが残りっぱなしになってしまいトラブルが発生しているため、それを取り除くための条件(SIMカードの抜き差しやAPNの再設定)を整えてあげつつ端末リセットを行ってあげる必要がある・・・と言うことっぽいです。

・備考:ネット上の情報で散見される"ファクトリーリセット"は実施することなく復旧出来ています。
・参考サイト:下記の通り。
  ASUS ZenFone 3 Wiki
  MATTU2 SQUARE
  
・・・

それにしても自力でトラブルシュート出来ないユーザはホントどうするんですかね、これ。

2017年4月16日日曜日

中野・哲学堂への道の桜

今年は開花時期が寒気のせいで少し遅れたため、土日で桜を見ることが出来たので写真を残しておこうと思う。
場所は以前住んでいた中野。
前年、前々年と桜を見る機会に恵まれなかったためとても貴重だった。


中野駅から哲学堂に伸びる桜並木では同じように散歩をしつつカメラを向けている人が随分多かったです。やはり西武線の踏切付近でしょうかね。あそこ、新海誠作品のワンシーンに出てきそうな季節感と生活感とが程よくクロスした素敵な雰囲気が漂っているんですよね。


もう日中帯のこの程度の写真なら、わざわざ一眼レフを出す必要性も感じなくなってきました。夜桜を取ろうとした場合はその限りではないかもしれませんが。


帰りますか。

2017年4月10日月曜日

街作りゲーム「Cities: Skylines」とWindows10 Cretators Updateについて

パソコンゲームのお話です。

幾度かTwitterでつぶやいていることではありますが、街作りゲームこと「Cities: Skylines」がとても楽しいです。
寧ろ「楽しい」で済めばよいのですが、このゲームはオフライン専用ゲームであるにもかかわらず自制しながら遊ぶことを意識しないと1日2日程度であれば簡単に時間が溶けてしまうため油断なりません。
一言で言うと神ゲーのオーラを纏ったタイトルではあるのですが、反面、廃人要素をはらんでいることも否定できない。


ゲーム中にてやるべきこととしては街全体をデザインしつつの道路、鉄道、バス等の交通インフラ整備に加え、電気、水道の生活インフラ整備。

水道管敷設(取っ付き難そうですがとっても簡単)

更には街を発展させてゆくには欠かせない地価を上げるための公共サービスの整備、及び施策、条例の舵取り等。しかし無闇やたらにそれらに手を出すと、交通渋滞の発生と各種サービスの停滞、人口の減少、歳出の増大等々を招く要因になりかねません。

交通渋滞問題、電力不足問題、ごみ問題等、課題が山積します

逆に言うとそれらを押さえ込みつつ街を発展させて行けると、作り上げた街の壮観を堪能出来るというわけです。


街をある程度作ったら、そこに住まう人目線での景色も楽しめたりする。

設置した路線バスからの眺め

そんな「Cities: Skylines」はSTEAMプラットフォームで今ならなんと1000円以下!
是非遊んでみることをお勧めします!


[補足1]
このゲームを始めた当初は最新スペックのPCが必要だとばかり思っていました(と言うかPC1台組んだ)が、ほんの数日前にリリースされたWindows10 Cretators Updateにより、3Dゲームのフレームレートが大幅に改善されています。これにより一昔前のグラフィックカードでも十分遊べるようになっているようでして、かなり強烈なアップデートであったことは間違いないです。
具体的にはアップデート前では満足の行くパフォーマンスが得られなかったノートPCのグラフィックチップ「RADEON R9 M365X」において、体感的には5FPS~10FPSと思われたフレームレートが、実用十分な30FPS~60FPSの間あたりまで引き上げられているようでたいへん驚かされました。
Microsoftの説明では「ゲームを事項する際のハードウェアリソースをゲームに集中的に与えるようにしてみた」的なことを言っていましたが、このゲームを快適に遊ぶため、新PCに10万円強を支出した手前としては、そもそもOSの役割を考えた場合"どれだけリソース食っていたのですか"と突っ込みを入れたくなるんですよね…。

[補足2]
ようやくPS4版も発売されたようです!

2017年4月2日日曜日

マグネット式USBケーブル

買い物ネタです。

ここ最近はUSBで充電するモバイル機器がやたら多くなってきたじゃないですか。
すると直面するのが充電作業の面倒臭さですよね。

最近はLightningやUSB-TypeCのようにリバーシブルタイプのケーブルコネクタも普及してはいますが、従来のmicroUSBの場合はコネクタに裏表があるので接続する際に都度気を使う必要があったりしました。
特に寝床の端末ともなるとバッテリーの状態によっては薄暗い中でケーブルを接続したいシーンが意外と有ったりするんですね。

というわけでケーブルコネクタのリバーシブル化と、接続の簡易化、及び無理な力がかかったときにケーブル切断が可能な便利アイテムとして、マグネット式のUSBケーブルを買ってみました。

千石電商にてGET

パッケージにも特筆すべき点は特にないのですが、取り敢えず手持ちのNEXUS7に挿してみる。

これが…
こうなって…
こうですね!

…まぁ見たままではあるんですけどね。

実際使ってみると、ケーブルを接続する際のマグネットによる(「スチャッ」てな感じの)接着感はかなり好感触。通常は露出している端末のコネクタ部分が保護されるのもGOOD。
心配していたマグネットによるGPSへの影響も発生しない様に見受けられるため、使い続けてゆく上での問題は特になさそう。多分。

自分が買ったケーブルは充電しか出来ないタイプだったのですが、製品によってはちゃんと通信が行えたり、急速充電に対応しているタイプも有るっぽいです。
相変わらずこの辺は中国生産品も多く出回っているようですので、用途に合わせた良い製品を選ぶのがとても 面倒くさい 楽しいですね。ええ。

・・・

充電関連のソリューションとしては究極的にはワイヤレス充電(部屋の中にいるだけで充電…とか)などが色々リリースされつつあるみたいですが、今現在の選択肢としてはこういうのもアリかな…ということで。