ならば低山で且つ遠方が臨めることで楽しめるルートを歩いてみようではないか…、と思うに至ったのであります。
今回は伊豆半島を舩原峠から北上して金冠山を目指します
まず、結論から申し上げますと景色は大変素晴らしかったです。最高。ですが伊豆半島は東京から遊びに行こうとすると大分遠いんです。このため始発列車に乗る必要があるのですが、前日になかなか寝付けなかった上に深夜の2時に地震(震度4)に起こされる等ありまして、実はテンションのイマイチ上がらない出発と相成りました。
いつもの通り公共交通機関での移動であるため、新宿からは小田急線にて小田原まで出て、JR東海道線にて三島、その後は伊豆箱根鉄道で修善寺。そこからバスで登山口といった具合。自宅から登山口までは片道約5時間。
8:47 伊豆箱根鉄道の修善寺駅
1時間に1本なので、8:30に到着しましたが9:30出発
ここから大曲茶屋BSまで移動します。900円弱也。
10:00 大曲茶屋BS
ここから登山口に道なりに40~50分の歩き。車道沿いの移動なのでササっと進んでゆきます。
10:17 旧道へ入る
ここから右側の旧道に進みます。通行車両の数が格段に減るため歩き易し。
10:47 舩原峠
車道歩きは虚無のココロで前進
この日は予報が快晴だったのですが、現地は曇っており序盤は時折ちょっとした降雪に見舞われました。我慢の歩きというやつです。
因みに情報では1週間前に積もっていたということでしたが、地面には降雪はなくアイゼンを念のために持参しましたが全く使用しませんでした。
11:30 土肥駐車場
トレイルロードもこれまでの雑木林から良い感じに大変身…!
おお、この夏空よ。本当に1,2月なのかw
11:48 伽藍山山頂
これまでの登山の中でも途中で林道出合の様なポイントは無数にありましたが、車道脇に立つ山頂標ってのは初めて見ましたね。なかなかの脱力感です(笑)
そこから少し歩くと・・・。
11:52 小土肥駐車場
良く判らないなぁ、と悶々と歩いてゆくと!
12:01 富士山現る
んん~。この突発的な展開は何だろうか。
12:05 古稀山山頂
そしていきなり山頂!
前の山頂から20分経過していないんですけど良いのだろうか…。
ちなみにこの古稀山、どうやら70歳(古稀)を迎えたお年寄りに人気なのだそうですよ。
なんだか唐突に70歳の目標が出来ちゃいました。
稜線歩きの気持ち良さはなかなかのもの
12:30 達磨山山頂
稜線道、駿河湾、沼津市と富士山が良い感じ
実は達磨山は西伊豆スカイラインの車道から5分程度で山頂に至れるポイントにあるので、登山やトレッキングに心得が無くてもアクセスは容易かと思います。
13:30 戸田峠
ちなみに読みは「へだ」であって「とだ」ではないようです。
バスが14:41である事と、最後のピークである金冠山まで往復40分程度なのでもうちょっと歩いてみます。
金冠山への入り口は戸田峠BSの向かいにあるここ
13:48 金冠山山頂
その後はせっかくなので戸田峠BSからもう一つ先のだるま山高原レストハウスBSまで歩いてみることにしました。だるま山高原レストハウスが達磨山のトレッキング拠点らしいですからここまで歩けるとスッキリ感があります。
14:15 だるま山高原レストハウスBS
静岡サイダー200円也
ここも綺麗に景色が臨める良いスポットでした。
・・・
今回の伊豆半島トレッキング、冬であったにもかかわらず稜線歩きが出来てとても楽しむことが出来ました。車道沿いのルートが多かった点はありましたが、じっくり歩くと景色の良さと相まって記憶に残る歩きが堪能出来ます。お勧めです。
また、ハイカーの他にもロードバイク、ドライブ(ツーリング)との相性もとても良い上に、(今回はバスがなかったので断念しましたが)修善寺駅に直行せずに手前の修善寺温泉を活用すると更にグッドなプランが組める点も魅力があって良いと感じました。