このところ週末になると秋雨前線の影響で雨ばかりです。
このため前回の八ヶ岳登山以降、ろくに登れない状態が続いていました。
ところが先週の日曜日は起床して外を眺めると随分と晴れ渡っていたため、これは出歩かねばなるまい・・・ということで急遽山行を決行したのであります。
(今更、というか当たり前のことではありますが、こういうのはあまりよくない)
奥武蔵~奥多摩のオーソドックスな縦走コース
サクッと登れて降りれるコースが良いだろう、という事で昨年一度登っていた棒ノ嶺~岩茸石山のコースを歩いてみることにしました。
いつものように池袋から西武線に乗り飯能駅にアクセスし、そこからバスに乗ります。
遅い時間でしたが、自分以外にも数人のハイキング登山客がいました。
12:07 さわらびの湯
流石に12時から登り始めるのは遅すぎかもしれませんが、陽の出方、天気を見つつ慎重に進むことにしましょう。
12:16 有間ダム
今年は春から夏にかけて渇水気味という話題があったかと思いますが、その後の台風や秋雨前線のおかげで随分水位が回復していたようです。
12:26 橋を渡った先に登山口
ボチボチ登り始めたものの、やはり紅葉はまだまだ先の様だ
前日が雨だったため、若干岩が湿っていました。
この後は沢になりますが、岩場も多く足場に気を付けねばなりません。
12:50 白谷沢登り
若干水量が増えていましたが、登りには然程問題ありません。
13:04 沢登りの核心部・・・と上からのショット
何度来ても綺麗で素晴らしいポイントだな・・・と思います。
鎖を使わなくても登れる感じですが、今回の様に岩が湿っている場合は少し慎重に進みます。
下りにこのルートを使う場合は注意すべきポイントですね。
13:25 沢登りルート終盤
こんな感じの階段が出てくると沢登りも終盤です・・・が、階段が雨で崩落しかかってました。
こういうのを見ると山道整備って本当に大変そうだよなぁ・・・と思います。
この後いったん車の通れる林道、及び休憩ポイント(ベンチ有り)に出てから、山頂までのラウンド2が始まります。
13:37 岩茸石 (岩茸石山からは随分離れた位置にあるが、何か関係があるのだろうか?)
ここではお爺さん団体が果敢に岩の上に登り写真を撮りまくっていましたね。
数人で訪れると楽しそうかも・・・。
14:03 ゴンジリ峠
奥多摩方面、飯能方面、山頂方面の三叉路。
ここまでくると山頂まであと一息。
そして・・・
14:18 棒ノ嶺
この山頂はそれまで覆われていた鬱蒼とした林から一気に解放されるので、到着した瞬間がとても気持ち良いです。
加えてベンチも豊富にあり、休憩スペースもかなり広いので癒されます。
テレビCMの様にエクストリームな状況ではありませんがカレーメシでランチタイム
お湯を注いで5分で食せる・・・ということでしたが、本当にカレーメシになってて驚きました。
しかもどちらかというと美味しい部類に足を踏み入れているように感じましたので、これは使えます!値段も手軽さも段違いなので結構凄いと思いますよ、コレ。
15:00 棒ノ嶺山頂から出発
その後のルートの取り方を少し悩みました。
そのままピストンでさわらびの湯まで戻っても良かったのですが、天気が持ちこたえてくれそうだったので、予定通り奥多摩に向けて進路をとることに。
最後はナイトハイクになりますが、2,3度通ったルートであること、時間的には下山完了まで2,3時間程度、及び分岐もほぼ無いということで、まぁ問題はないでしょう。
15:18 黒山山頂
奥多摩までの縦走路途中にひっそりとたたずむ黒山。
標識が無ければ絶対に気付けない・・・。
15:46 大丹波集落を見渡せるポイント
ここが山頂間の中間ポイント。
サクサク進める道ではあるものの、小ピークをいくつも超えるので疲労が蓄積され、時間もどんどん消化してゆくため侮れません。
16:43 岩茸石山山頂
この時間になると流石に人がいません。
少し休憩した後は高水山方面に進路を取ります。
今回は日没までの時間があまり残されていなかったので、山頂には何もない高水山山頂を通過せず巻き道ルートで直接常福院にアクセスします。
17:17 常福院
写真では陽がまだ出ているように見えますが、林の中は漆黒の世界に変化していますので、ヘッデンを付けて下山を開始。
ナイトハイクは雲取山の鴨沢ルート、丹沢の大倉尾根等で何度か経験済みですが、やはり一人で進むにはあまり気持ちの良いものではありませんね・・・。
17:54 下山完了
本当に陽が短い季節になりました・・・。今年も残すところ後ちょっとですね。
18:25 JR軍畑駅到着
電車内にはもう人がいないのかな・・・と思ったら椅子が全て埋まるくらいにハイカーがぎっちり。
それにしても奥多摩方面ってどうして客層の年齢が10代~20代が多いんだろう?
奥武蔵や奥秩父と比較すると20歳くらい年齢層が低いように感じる。
やはり電車一本でアクセスできる手軽さがポイントなのかもしれない。
・・・
というわけで棒ノ嶺~高水三山の縦走でした。
やはりこのルート、危険度はあまりないとはいえ、出発時のさわらびの湯は9時あたりには出発して時間的には余裕をもって進めるとベストですね。
これから秋が深まりますが、ダム湖、沢登り、紅葉、眺望の良い山頂と魅力の凝縮された自分一押しのお勧めのルートです!
2016年10月9日日曜日
2016年10月8日土曜日
2016東京インターナショナルオーディオショウ
これまでに数回ほど訪れたことがありましたが、今年も有楽町にて開催されていたオーディオショウに行ってきました。
東京国際フォーラムのB1F入口
夕方で閉館まであまり時間が無かったので、適当にいくつかのブースを渡り歩いてきました。
DENONブース
昨年はOPTICON8でしたが、今年はEPICON6でした。
やっぱりDALIはイイです。うむ。
ESOTERICブース
アヴァンギャルドを後ろに追いやるキングダムロイヤルが圧巻。
Accuphaseブース
B&W800シリーズとのコンビネーションがなかなか良かった。
しかし部屋のお葬式の様なセットアップは何とかならなかったのだろうか・・・。
LUXMANブース
安定の人気を誇ってました。機器との相性を少しでも見極めようとしてるのだろうか。
みんなお金持ちなんだろうな・・・。
FOCALブース
このビビッド過ぎるカラーがインパクト有り過ぎて落ち着かない(笑)
メーカーのイメージが微妙にズレたかも・・・。
YAMAHAブース
あれ?スタッフが自分よりずっと若い・・・(白目)。
台本を見ながらマイクを握りしめていたのが印象的 (そこ?)
・・・
それにしても昨年以前と方向性が微塵も変わらず各社共にハードウェアの一方通行なアピールばかりだったのは(残念な方向で)とても印象的でしたね。
特に最近のPCオーディオ方面のトレンドを何一つ紹介しないのは“不思議”の一言。
PCオーディオにおいてはROONの出現で環境構築からライブラリの在り方まで一変しそうなインパクトが目の前に迫ってきているというのに、です。
ぶっちゃけると"こっち方面では何も試行錯誤してないよね"、という感じ。
(ソフトウェアベンダー等が参加出来ない制限でもかけられているのだろうか?)
普段あまりお目にかかれない高額なディスクプレーヤー、アンプ、スピーカーの紹介も勿論良いのですが、人間の耳・脳に音楽が入ってくる迄の過程において、もっと様々な環境の作り込み方、楽しみ方があるんだよ的な、プロの視点からのコメントを是非とも聞いてみたいんだよねぇ。
それなりのアンテナを持ってる人であれば、客を惹きつけるトピックなんて星の数ほど列挙できると思うんだけど。
「ハードウェアを売りたいからハードウェア以外は紹介しない!」
ではなくて、各人のオーディオを通じた満足・喜びに至るまでのソリューションをもう少しバリエーション豊かに紹介した方が市場も活性化するだろうし、最終的にはメーカーに還元されると思うんだけどね。
ニッチ戦略的な拘りなのかな。
どうなんだろうね、コレ。
東京国際フォーラムのB1F入口
夕方で閉館まであまり時間が無かったので、適当にいくつかのブースを渡り歩いてきました。
DENONブース
昨年はOPTICON8でしたが、今年はEPICON6でした。
やっぱりDALIはイイです。うむ。
ESOTERICブース
アヴァンギャルドを後ろに追いやるキングダムロイヤルが圧巻。
Accuphaseブース
B&W800シリーズとのコンビネーションがなかなか良かった。
しかし部屋のお葬式の様なセットアップは何とかならなかったのだろうか・・・。
LUXMANブース
安定の人気を誇ってました。機器との相性を少しでも見極めようとしてるのだろうか。
みんなお金持ちなんだろうな・・・。
FOCALブース
このビビッド過ぎるカラーがインパクト有り過ぎて落ち着かない(笑)
メーカーのイメージが微妙にズレたかも・・・。
YAMAHAブース
あれ?スタッフが自分よりずっと若い・・・(白目)。
台本を見ながらマイクを握りしめていたのが印象的 (そこ?)
・・・
それにしても昨年以前と方向性が微塵も変わらず各社共にハードウェアの一方通行なアピールばかりだったのは(残念な方向で)とても印象的でしたね。
特に最近のPCオーディオ方面のトレンドを何一つ紹介しないのは“不思議”の一言。
PCオーディオにおいてはROONの出現で環境構築からライブラリの在り方まで一変しそうなインパクトが目の前に迫ってきているというのに、です。
ぶっちゃけると"こっち方面では何も試行錯誤してないよね"、という感じ。
(ソフトウェアベンダー等が参加出来ない制限でもかけられているのだろうか?)
普段あまりお目にかかれない高額なディスクプレーヤー、アンプ、スピーカーの紹介も勿論良いのですが、人間の耳・脳に音楽が入ってくる迄の過程において、もっと様々な環境の作り込み方、楽しみ方があるんだよ的な、プロの視点からのコメントを是非とも聞いてみたいんだよねぇ。
それなりのアンテナを持ってる人であれば、客を惹きつけるトピックなんて星の数ほど列挙できると思うんだけど。
「ハードウェアを売りたいからハードウェア以外は紹介しない!」
ではなくて、各人のオーディオを通じた満足・喜びに至るまでのソリューションをもう少しバリエーション豊かに紹介した方が市場も活性化するだろうし、最終的にはメーカーに還元されると思うんだけどね。
ニッチ戦略的な拘りなのかな。
どうなんだろうね、コレ。
2016年9月18日日曜日
DALI OPTICON8
少し前になりますが、新しくDALIのスピーカーへと環境のリファインした際のレビュー兼記録を残しておきます。
これまで使用していたスピーカーはDENONのSC-T555SAというもので、およそ15年ほど前に購入したトールボーイタイプ。
SC-T555SAは当時、売り文句として
「120kHzまで再生が可能(人の声で1kHz、バイオリンで4kHz程度ですので超音波が出せる、ということ)」
という随分尖ったカタログスペックを謳い、以降のハイレゾブームとホームシアター用途を見据えて発売された普及型スピーカーでした。
振り返ると購入してから接続先としてのアンプは現行で4台目。
これらのアンプの変遷やソフトウェアによる音の変化、更にはアクセサリーによる印象の変化により長いこと楽しむことが出来ました。
しかし並行して上位クラスの音を家電量販店などで試聴を繰り返したことにより、どうしても越えられない壁の様なものが存在していることも理解したのであります。
ですが、このオーディオというジャンル。
良いものを得ようとした際の金銭的なコストは、上を見れば青天井なんですよね。
更に不都合なことに、人の誤った思い込みを助長するような不確かな情報や、印象操作、詐欺が散見される危うい世界。であるため、それらを楽しさに昇華できる程度で逆に"利用"する、またはシンプルになるべく所有している機器で満足することが賢い音との付き合い方なのかもしれません。
最近よく思うのですが、自分の様な庶民がこれから先の事を考えてお金を大事に貯めて行くのは確かに大事なことではあります。
しかしこれが過剰になってしまい“得られるはずの経験が得られない”、という状況が発生してしまった場合、それは“純粋な機会損失”だったりするんですよね。
お金が貯まっても、自分に残されている時間というのは刻一刻と目減りして行くのですから、ある程度はバランスを考えた上で、相応のものを手に入れても良いだろうと。そう考えた訳です。
圧倒的な所有感と共に音のレベルを“確実に”押し上げてくれる、本当に実力のあるスピーカーが欲しい。そんな想いで、随分長い間様々な機種を試聴しました。
有り得ない程明快な音像、豊かでありながら締まった中低音、抜けの良い高域。そしてジャンルを選ばない真のオールラウンダー。
これらのイメージに合致し、最終的に候補に挙がったのがOPTICON8でした。
購入に至った後は、現物が届くまで本当に仕事が手につかなかった・・・。
そして配送された直後の状況が以下。
開梱時においては本体が物凄い重量であったために一人で持ち上げるわけにはいかず、外箱を慎重に解体しつつの作業となり相当手間取りました。
最も手間を要したのはスパイクを本体に装備してからどのようにスパイク受けに乗せるのか、でした。(移動してからスパイクを装備、という選択肢は部屋のレイアウト上採用出来ず)
色々手段は考えられるかと思いますが、一人作業という状況においては基本的に“持ち上げる”という選択肢は採れません。ですので引きずる事で移動する必要があったわけです。
結論として、自分は以下の様にホームセンターで安く手に入る部材を組み合わせてキャリアを4つ程自作することにより対応出来ました。
因みにスパイク受けはオーディオテクニカのAT6249。現物は高級感があってかなり良いものでしたよ。
そして実際に音を出してみました。
何もチューニングしていない状態ではありましたが、一発目は「あれ?こんな感じだったっけ?」といった印象だったんですよね。
具体的には1万~2万程度のスピーカーの様な印象でして、奥に引っ込んだ音の輪郭に乗った妙なツヤ、及び展開されないままの中途半端な解像度が付帯した音が放り出されたためちょっと驚いてしまった程です。
(経験上、“一発目から想定された音は出ない”と理解していても、です。)
その後AVアンプ側でスピーカーサイズ、レベル、距離 、位相、クロスオーバー周波数等の調整を追い込み、数日間聞き込んで行くと、10時間程度経過した辺りからでしょうか、(上手い表現が見つかりませんが)バーンイン(もしくは脳が音を理解し始めた?)によると思われる、かなり鮮烈な羽化が展開されました。これには予備知識を有していても強いインパクトがありました。
(付属しているマニュアル上の説明では100時間程度とのことでしたが、大分早くから変化が確認できます)
音がどんどん前に出てきて精密に結像し始めるのですが、それはスピーカーが目の前で際限なく成長しているかのようでもあり、“一体どこまでその高みに登りつめてしまうのか?”みたいな感じすら与えてくれるものなんですよね。非常にドラマチックです。
最終的にはAVC-A1HDの特徴である中低音の方向性をそのままに豊潤さが大きく増進し、高音の抜けも素晴らしく、音場、音像が有り得ない程ビシッと決まってくれる様になりました。その解像度においても以前の機種とはとてもじゃないですが比較にならないレベルのものであります。
レコーディング技術のレベルにも左右されるものと思われますが、作品によっては音の発生源がスピーカーではなくなります。その様は最早「“スピーカー”というより“空間プロジェクター”」、または「“聴こえる”というより“見える”」という表現の方が正確であるかもしれません。
完璧です。
朗々と奏で上げる事によるプレーヤー、楽器、歌い手のゴーストが前方で“クッ”と顕現する様は驚嘆する、と言いますかウットリしてしまいます。本当に凄い魔法の杖ですよ、コレ。
これまで使用していたスピーカーはDENONのSC-T555SAというもので、およそ15年ほど前に購入したトールボーイタイプ。
SC-T555SAは当時、売り文句として
「120kHzまで再生が可能(人の声で1kHz、バイオリンで4kHz程度ですので超音波が出せる、ということ)」
という随分尖ったカタログスペックを謳い、以降のハイレゾブームとホームシアター用途を見据えて発売された普及型スピーカーでした。
振り返ると購入してから接続先としてのアンプは現行で4台目。
これらのアンプの変遷やソフトウェアによる音の変化、更にはアクセサリーによる印象の変化により長いこと楽しむことが出来ました。
しかし並行して上位クラスの音を家電量販店などで試聴を繰り返したことにより、どうしても越えられない壁の様なものが存在していることも理解したのであります。
ですが、このオーディオというジャンル。
良いものを得ようとした際の金銭的なコストは、上を見れば青天井なんですよね。
更に不都合なことに、人の誤った思い込みを助長するような不確かな情報や、印象操作、詐欺が散見される危うい世界。であるため、それらを楽しさに昇華できる程度で逆に"利用"する、またはシンプルになるべく所有している機器で満足することが賢い音との付き合い方なのかもしれません。
最近よく思うのですが、自分の様な庶民がこれから先の事を考えてお金を大事に貯めて行くのは確かに大事なことではあります。
しかしこれが過剰になってしまい“得られるはずの経験が得られない”、という状況が発生してしまった場合、それは“純粋な機会損失”だったりするんですよね。
お金が貯まっても、自分に残されている時間というのは刻一刻と目減りして行くのですから、ある程度はバランスを考えた上で、相応のものを手に入れても良いだろうと。そう考えた訳です。
圧倒的な所有感と共に音のレベルを“確実に”押し上げてくれる、本当に実力のあるスピーカーが欲しい。そんな想いで、随分長い間様々な機種を試聴しました。
有り得ない程明快な音像、豊かでありながら締まった中低音、抜けの良い高域。そしてジャンルを選ばない真のオールラウンダー。
これらのイメージに合致し、最終的に候補に挙がったのがOPTICON8でした。
購入に至った後は、現物が届くまで本当に仕事が手につかなかった・・・。
そして配送された直後の状況が以下。
テトリス棒が2本
開梱時においては本体が物凄い重量であったために一人で持ち上げるわけにはいかず、外箱を慎重に解体しつつの作業となり相当手間取りました。
最も手間を要したのはスパイクを本体に装備してからどのようにスパイク受けに乗せるのか、でした。(移動してからスパイクを装備、という選択肢は部屋のレイアウト上採用出来ず)
色々手段は考えられるかと思いますが、一人作業という状況においては基本的に“持ち上げる”という選択肢は採れません。ですので引きずる事で移動する必要があったわけです。
結論として、自分は以下の様にホームセンターで安く手に入る部材を組み合わせてキャリアを4つ程自作することにより対応出来ました。
材料費的には1個100円ちょっとだったと思う
因みにスパイク受けはオーディオテクニカのAT6249。現物は高級感があってかなり良いものでしたよ。
以前と同様、ハウジング内のネットワークは使用せずバイアンプ接続です。
そして実際に音を出してみました。
何もチューニングしていない状態ではありましたが、一発目は「あれ?こんな感じだったっけ?」といった印象だったんですよね。
具体的には1万~2万程度のスピーカーの様な印象でして、奥に引っ込んだ音の輪郭に乗った妙なツヤ、及び展開されないままの中途半端な解像度が付帯した音が放り出されたためちょっと驚いてしまった程です。
(経験上、“一発目から想定された音は出ない”と理解していても、です。)
その後AVアンプ側でスピーカーサイズ、レベル、距離 、位相、クロスオーバー周波数等の調整を追い込み、数日間聞き込んで行くと、10時間程度経過した辺りからでしょうか、(上手い表現が見つかりませんが)バーンイン(もしくは脳が音を理解し始めた?)によると思われる、かなり鮮烈な羽化が展開されました。これには予備知識を有していても強いインパクトがありました。
(付属しているマニュアル上の説明では100時間程度とのことでしたが、大分早くから変化が確認できます)
音がどんどん前に出てきて精密に結像し始めるのですが、それはスピーカーが目の前で際限なく成長しているかのようでもあり、“一体どこまでその高みに登りつめてしまうのか?”みたいな感じすら与えてくれるものなんですよね。非常にドラマチックです。
最終的にはAVC-A1HDの特徴である中低音の方向性をそのままに豊潤さが大きく増進し、高音の抜けも素晴らしく、音場、音像が有り得ない程ビシッと決まってくれる様になりました。その解像度においても以前の機種とはとてもじゃないですが比較にならないレベルのものであります。
レコーディング技術のレベルにも左右されるものと思われますが、作品によっては音の発生源がスピーカーではなくなります。その様は最早「“スピーカー”というより“空間プロジェクター”」、または「“聴こえる”というより“見える”」という表現の方が正確であるかもしれません。
完璧です。
朗々と奏で上げる事によるプレーヤー、楽器、歌い手のゴーストが前方で“クッ”と顕現する様は驚嘆する、と言いますかウットリしてしまいます。本当に凄い魔法の杖ですよ、コレ。
2016年9月3日土曜日
八ヶ岳連峰・赤岳~横岳~硫黄岳(難易度:★★★★☆)
8月の後半に夏休みを取得することが出来たため、以前から練っていた計画の一つである八ヶ岳を一泊二日で縦走登山してきました。
今回は仕事の都合や台風10号の影響で2度ほど計画を立て直す必要があったことから、開始以前から前途多難な感じでした。
ですが結果としては、山の神様が微笑んでくれたのではなかろうかと思える程の天気に恵まれ、圧倒的な景色を楽しむことが出来ました。
まずは新宿からあずさ号に乗って茅野駅に向かいます。
台風10号の過ぎ去った後ということもあり、上々の天候で期待が膨らみます。
茅野駅からは路線バスを使います。
但しあまり本数が出ておらず、シーズン(7月~9月)の後半は平日の場合、茅野駅からの始発が10:25になり計画上では少々微妙。
というのも、今回の様に平日の場合、土日祝日のような山小屋が客で溢れかえる状態は避けることが出来るのですが、スタートが1時間以上後ろに倒れてしまう(=小屋到着後は日が傾いているため、そのまま山頂を目指しにくい)というちょっとしたトレードオフが発生してしまうようです。
バスが有るだけ有り難いんですけど、もう1時間ちょっと早めの便があると嬉しいかな、と思う。
まずは出発地点となる美濃戸口から赤岳山荘に向けて車道を歩いていきます。
標識に出ている赤岳、阿弥陀岳の文字に否応なしにテンションが上がります。
こんな感じの道をまずは1時間程度歩きます。
時折車道と歩道の分岐が有りますが、どちらでもOKのようであったため歩道を進む。
(この様などちらも同じ行き先を示している表示板は少し考え込んでしまいます)
特に問題が無かったため、そのまま進みます。
ここまでは片道1時間程度ということもあり、車で移動出来る人が少し羨ましいですねぇ。但し、路面状態があまり良くなく、道幅が狭いため車のすれ違いには少し難儀しそうでした。
但しこの南沢ルートは油断ならない点があります。というのも・・・
基本的には南沢は沢沿いの林道を進んでゆくという道程であるため、登りは殆どありません。
ただし、踏み跡を適当に辿ろうとすると道迷いのリスクが一気に跳ね上がります。
上の写真は入って2,3分程度の地点ですが、踏み跡の続く左前方の道がロープによりシャットダウンされています。
周りを見ると右方向に伸びるルートが発見出来たのですが、ロープによる指示が無いとかなり判り難い感じでした。
進んでいくと、序盤から中盤にかけては入念に(まだ新しい感じの)緑ロープによるルート表示がなされているのが分かります。
要するにこれまでにかなり多くの人がルートをロスっていたという事なのでしょう。
このような白樺道の明確な筋を辿ってゆくのですが、リボンを1度見落としてしまい、右折すべきルートに気付けず道なりに直進してしまいました。
誤ルートを2,3分ほど進んだ先にあった妙な分岐(分岐先に見えたルートも不明瞭)に目印が全く無く、異常を察知してその前に確認したリボンまで引き返したのが右の写真です。
うーん。黄色のリボンは気付き難いように感じたので、ロープでシャットダウンしてくれると有り難いかなぁ~、と思ってしまう。
以前、清八山に登った際にも道を直進するとルートを外してしまうというトラップが存在しましたが、今回はこれが多発しています。
これまで登ってきた山で良い景色を臨めなかったのは全てこの日の為だったんじゃないか・・・とさえ思えてきました。
その後は必要最低限のものを詰め込んで宿にザックをデポった後に赤岳山頂にアタックです。
山頂に至るまでの難所。滑落事故も起きているので両手両足を使い慎重に進んでいきます。
なお、ここはかなり落石の発生しやすい箇所であるため、事故のリスクを減らすためにヘルメットを被るべきであると強く感じました。
ここまでくると赤岳山頂目と鼻の先。
胸にグッとくるものが有ります!
アルプス方面の山々、及び富士山等を一望することが出来ます。
これから進む赤岳から硫黄岳にかけて向けて伸びる稜線。天空回廊の様です。
赤岳天望荘にてザックを回収した後、昨日這い上がってきたポイントから今度は横岳に向けて進みます。
横岳への道はトラバースが多いです。
また、鎖や梯子が多いためトレッキングポールをザックに収納し、両手が使える状態にて進んでいきます。
一見するとびっくりするような道に鎖が張られていますが、登り始めるとこれが結構楽しいもんです。
すれ違うことの多かった年配の方達も、この天候の良さに感動した旨を口々にされていましたが、まったくその通りでした。
中岳を中心に、赤岳と阿弥陀岳の両翼が恰好良い。
足元が切れていて高度感があり怖いですが、進めないことはない感じ。
冬の氷結時期とか凄いんだろうね、ここ。
硫黄岳はあの平らな丘の上。
山荘はあっちにもっと大きなものを作れば良いのではなかろうか・・・とか思ってしまった。
天国に行けそうな道だ・・・。
硫黄岳は数十~数百万年前に火山だったらしいです。
ですが、火口自体がその噴火で吹き飛んだ“爆裂火口”と呼ばれているものらしく、完全なお椀の形を成していません。
まるで4年前にアメリカのグランドサークルを1周した際に訪れたグランドキャニオンを彷彿とさせる様態で雄大でした。
・・・
ここで小休止を挟んだ後、下山開始となります。
振り返ると赤岳方面が一瞬で雲の中に姿を隠してしまいました。太陽の熱で地表の水蒸気が温められ、お昼近くになると雲が上がってきてしまうのかもしれませんね。
その後も順調に高度を下げて行きます。
懸念していた膝の痛みも特になし。
硫黄岳から赤岳鉱泉に通じる道の難易度は、登りに使った地蔵尾根と比べると這って進む場所がほぼありません。このため滑落などは発生することもなさそうなので、かなり安全な道と感じました。
かなり大きなヒュッテでした。ここをベースに山々をめぐる人も多いようです。
北沢は道が明確であり、南沢の様に目印を神経質に探して森の中を彷徨う感が有りません。
水量も豊富で歩いているだけで楽しくなれました。
赤岳鉱泉から行者小屋までは40分程度のバイパス道が存在するので、(多少歩く距離が増えますが)赤岳を目指す方には北沢を強くお勧めします♪
歩き始めてから約8時間。
結構疲れてきましたな。あと1時間・・・。
・・・
という事で南八ヶ岳の縦走記でした。
今までの登山の中で間違いなく最高の結果だったと思います。と、同時にまた来てみたいと思えるほどに好きになれました。
登山って本当に良いものです。うむ。
今回は仕事の都合や台風10号の影響で2度ほど計画を立て直す必要があったことから、開始以前から前途多難な感じでした。
ですが結果としては、山の神様が微笑んでくれたのではなかろうかと思える程の天気に恵まれ、圧倒的な景色を楽しむことが出来ました。
美濃戸口から歩き始め、赤岳天望荘を経て、稜線をハイクするオーソドックスなコース
まずは新宿からあずさ号に乗って茅野駅に向かいます。
10:16 JR茅野駅
台風10号の過ぎ去った後ということもあり、上々の天候で期待が膨らみます。
茅野駅からは路線バスを使います。
但しあまり本数が出ておらず、シーズン(7月~9月)の後半は平日の場合、茅野駅からの始発が10:25になり計画上では少々微妙。
というのも、今回の様に平日の場合、土日祝日のような山小屋が客で溢れかえる状態は避けることが出来るのですが、スタートが1時間以上後ろに倒れてしまう(=小屋到着後は日が傾いているため、そのまま山頂を目指しにくい)というちょっとしたトレードオフが発生してしまうようです。
バスが有るだけ有り難いんですけど、もう1時間ちょっと早めの便があると嬉しいかな、と思う。
10:59 美濃戸口(八ヶ岳山荘前)
まずは出発地点となる美濃戸口から赤岳山荘に向けて車道を歩いていきます。
11:04 登山道入り口
標識に出ている赤岳、阿弥陀岳の文字に否応なしにテンションが上がります。
こんな感じの道をまずは1時間程度歩きます。
時折車道と歩道の分岐が有りますが、どちらでもOKのようであったため歩道を進む。
(この様などちらも同じ行き先を示している表示板は少し考え込んでしまいます)
11:49 チェックポイントであるやまのこ村&赤岳山荘
特に問題が無かったため、そのまま進みます。
12:07 美濃戸山荘
ここまでは片道1時間程度ということもあり、車で移動出来る人が少し羨ましいですねぇ。但し、路面状態があまり良くなく、道幅が狭いため車のすれ違いには少し難儀しそうでした。
12:07 ここから右折して南沢を経由し、行者小屋方面に向かいます
南沢ルートは赤岳を目指して清涼感&開放感のある道を楽しむことが出来ます!
野生のカモシカにもエンカウントできました!
12:10 南沢ルート入口にていきなり出鼻をくじかれる
ただし、踏み跡を適当に辿ろうとすると道迷いのリスクが一気に跳ね上がります。
上の写真は入って2,3分程度の地点ですが、踏み跡の続く左前方の道がロープによりシャットダウンされています。
周りを見ると右方向に伸びるルートが発見出来たのですが、ロープによる指示が無いとかなり判り難い感じでした。
目印のロープとリボンを丁寧に辿る
要するにこれまでにかなり多くの人がルートをロスっていたという事なのでしょう。
14:07 自分的に一番微妙と感じたポイント
誤ルートを2,3分ほど進んだ先にあった妙な分岐(分岐先に見えたルートも不明瞭)に目印が全く無く、異常を察知してその前に確認したリボンまで引き返したのが右の写真です。
うーん。黄色のリボンは気付き難いように感じたので、ロープでシャットダウンしてくれると有り難いかなぁ~、と思ってしまう。
以前、清八山に登った際にも道を直進するとルートを外してしまうというトラップが存在しましたが、今回はこれが多発しています。
例えばこの分岐は?(歩いてきたルートを直進すると左に進むこととなります)
正解はリボンの目印が示しているように少し荒れた左の道。
こちらはどうでしょう?(歩いてきたルートを直進すると左に進むこととなります)
正解は右の道。
踏み跡が伸びていますが先に進んでも良いのでしょうか?
正解は岩の「×」が示す通りNGです。
ここは・・・岩に矢印が示されていますので、ここは沢を横断します。
このように進むべきルートのヒントが表示板ではない様々な形で隠されています。
基本的なルールではありますが、以下を守れば間違いなく進むことが出来ると思います。
- ルートに不安を感じたら目印(リボン、ロープ、岩などに示された矢印、ケルン)を探す
- 目印が無ければその前に確認した目印まで引き返す
- 地図とコンパスで今いる位置を把握する(補助としてGPSなどを使う)
という事で南沢ルートを使用される際はアンテナをしっかり張って進んでくださいね~。
14:37 ヘリポートと行者小屋の文字を確認
ここまで来たらもう一息です。
14:40 赤岳直下の行者小屋に到着
八ヶ岳の山々による稜線と、厳つい山容に圧倒さつつ15分ほど休憩。
後は赤岳天望荘まで1時間30分程ですが、これまであまり高度を上げていないこともあり、急な登りが続きそうです。
ここで出会った年配の男性と少し話をしたのですが、彼はここで一泊し、翌日稜線に上がってから縦走後に赤岳鉱泉側で一泊という2泊3日のスケジュールを組んでるとのことでした。
スケジュールにゆとりを持てると心理的、体力的に余裕が出てきて良い感じですよね~。
14:58 地蔵尾根への登り開始
ここからが登山の本番と言って良いと思います。気合が入ります!
赤岳の名が示す通り土が赤い
赤い土と階段&鎖が断続的に続く
トラバースを進むとかなりの急斜面に地蔵あり。
阿弥陀岳と中岳を見つめ続けているようでした。手を合わせます。
地蔵尾根は若干の高度感がありましたが、階段や鎖が豊富にあり、登る分には問題ないと感じました。今の自分には楽しくモリモリ登っていける道です。
但し、谷川岳(西黒尾根)にビビりまくっていた昨年の状態でここを登ることとなっていたら、結構怖い思いをしていたかも・・・、です。道のレベル的には中級に足を踏み入れてる感じでしょうか。
雨などで道、鎖が濡れていた場合はあまりお勧め出来ないルートかもしれません。
雨などで道、鎖が濡れていた場合はあまりお勧め出来ないルートかもしれません。
岩を登ってゆくと、何かが見えます・・・
16:12 地蔵の頭
ようやく稜線まで這い上がることが出来ました。
この表示板の下にも地蔵が安置されており、おばちゃん集団に写真を撮られまくっていました。
八ヶ岳のアイドルなんだろうね~。
八ヶ岳のアイドルなんだろうね~。
賽銭箱(?)と思われる鉄箱の上には、何故か(登山客が積み上げたであろう)ケルンが。
風に吹き飛ばされないようにするためなのだろうか?
なんだか膝の上に石を積み上げられている様にも見えて、ちょっと可哀想な雰囲気を感じてしまったかな。
なんだか膝の上に石を積み上げられている様にも見えて、ちょっと可哀想な雰囲気を感じてしまったかな。
右を向くと今日のゴール地点
16:21 赤岳天望荘に到着
出来れば今日中に赤岳山頂に登り切ってしまいたかったのですが、山頂がガスったままであったため、明日に延期することとしました。
お湯、コーヒー、夕食朝食共にバイキング形式。どれも体力を使った後ということもありかなり美味しく感じられました。また山の上では珍しいと思われる五右衛門風呂も完備。更に今日は9月1日という事で客数自体が少なかったため、寝室スペースを1人で3人分も使うことが出来、熟睡することが出来ました。これは元気になるってものです。
前回の富士山での経験により山小屋に対するハードルがかなり下がっていたこともあり好印象!
そして翌朝・・・
朝焼けのグラデーション&眼下に雲海。天気は・・・晴れてくれています!
御来光により赤岳が更に紅く輝くモルゲンロート
前回の富士山に引き続き、良いものを観れました!
これまで登ってきた山で良い景色を臨めなかったのは全てこの日の為だったんじゃないか・・・とさえ思えてきました。
山頂に至るまでの難所。滑落事故も起きているので両手両足を使い慎重に進んでいきます。
なお、ここはかなり落石の発生しやすい箇所であるため、事故のリスクを減らすためにヘルメットを被るべきであると強く感じました。
6:27 赤岳頂上山荘到着
ここまでくると赤岳山頂目と鼻の先。
6:31 赤岳山頂
どこまでも青い空が広がっており、地平線が少し曲がって見えるほどでした。
アルプス方面の山々、及び富士山等を一望することが出来ます。
7:35 地蔵の頭
赤岳天望荘にてザックを回収した後、昨日這い上がってきたポイントから今度は横岳に向けて進みます。
横岳への道はトラバースが多いです。
また、鎖や梯子が多いためトレッキングポールをザックに収納し、両手が使える状態にて進んでいきます。
一見するとびっくりするような道に鎖が張られていますが、登り始めるとこれが結構楽しいもんです。
すれ違うことの多かった年配の方達も、この天候の良さに感動した旨を口々にされていましたが、まったくその通りでした。
8:36 大権現
9:16 横岳山頂
中岳を中心に、赤岳と阿弥陀岳の両翼が恰好良い。
9:28 難所(トラバース)のカニの横這い
足元が切れていて高度感があり怖いですが、進めないことはない感じ。
冬の氷結時期とか凄いんだろうね、ここ。
10:03 硫黄岳山荘
硫黄岳はあの平らな丘の上。
山荘はあっちにもっと大きなものを作れば良いのではなかろうか・・・とか思ってしまった。
硫黄岳への登り返し
天国に行けそうな道だ・・・。
10:30 硫黄岳山頂
硫黄岳は数十~数百万年前に火山だったらしいです。
ですが、火口自体がその噴火で吹き飛んだ“爆裂火口”と呼ばれているものらしく、完全なお椀の形を成していません。
まるで4年前にアメリカのグランドサークルを1周した際に訪れたグランドキャニオンを彷彿とさせる様態で雄大でした。
・・・
ここで小休止を挟んだ後、下山開始となります。
振り返ると赤岳方面が一瞬で雲の中に姿を隠してしまいました。太陽の熱で地表の水蒸気が温められ、お昼近くになると雲が上がってきてしまうのかもしれませんね。
10:49 赤岩の頭
その後も順調に高度を下げて行きます。
懸念していた膝の痛みも特になし。
硫黄岳から赤岳鉱泉に通じる道の難易度は、登りに使った地蔵尾根と比べると這って進む場所がほぼありません。このため滑落などは発生することもなさそうなので、かなり安全な道と感じました。
11:59 赤岳鉱泉
かなり大きなヒュッテでした。ここをベースに山々をめぐる人も多いようです。
北沢ルート
北沢は道が明確であり、南沢の様に目印を神経質に探して森の中を彷徨う感が有りません。
水量も豊富で歩いているだけで楽しくなれました。
赤岳鉱泉から行者小屋までは40分程度のバイパス道が存在するので、(多少歩く距離が増えますが)赤岳を目指す方には北沢を強くお勧めします♪
13:29 美濃戸山荘前の南沢&北沢分岐点に到着
結構疲れてきましたな。あと1時間・・・。
14:34 美濃戸口に到着
・・・
という事で南八ヶ岳の縦走記でした。
今までの登山の中で間違いなく最高の結果だったと思います。と、同時にまた来てみたいと思えるほどに好きになれました。
登山って本当に良いものです。うむ。
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