- CPU:Intel Core i7 10700F
- メモリ:64GB (G.SKILL F4-3200C16D-32GTZRX)
- グラフィックカード:GG-RTX3080-E10GB/TP (GeForce RTX 3080 10GB)
- マザーボード:ASUS ROG STRIX Z490-A GAMING (Z490 1200 ATX)
- 電源:Corsair RM850-2019- 850W
2020年12月30日水曜日
ゲーミングPCの更改と4K環境の構築
2020年11月3日火曜日
丹沢・塔ノ岳~丹沢山 (take2)(難易度:★★☆☆☆)
今年の夏季登山シーズンはコロナ禍という残念な状況により全く出歩けず仕舞いでした。
こればかりは仕方ない面もあるのですが、一体何処に線を引いて行動の幅を広げていったらよいのか判断が難しく、活動を開始するための確かな「根拠」が欲しかった、というのが正直なところです。ところが周りを見渡すと運が良かったのか何なのかは判りませんが、我が国では破滅的な感染拡大とはならなかったこともあり、なし崩し的な自粛解除や、政府の苦し紛れのGoToキャンペーン開始等、「自分だけじゃないから」「ちょっとだけだから」と言った、根拠を他に求めたかの様な人々のあやふやな帰納法的判断が徐々に加速されていったのでありました。
こういう在り方は遥か昔から脈々と未来永劫受け継がれて行くDNAなのてしょう。今更ではありますが改めて思います。正常性のバイアスというのは凄いな、と。そして目の当たりにする一連の情報は今の自分には良し悪しとして跳ねることはなく、ただ納得感に昇華されて入ってくる。そんな昨今。
今回も丹沢です。前回は2月に歩きましたが、あの時はあまりに天気が良く、富士山の眺望が素晴らしすぎたため、「良くないフラグが立っているのでは…?」と呟いたものですが、まさかこんな事になるとは夢にも思いませんでしたね。
渋沢駅から大倉までのバスは驚く程の密でしたので個人的にはおっかなびっくり。ですが、マスクさえしていれば社会悪とはならない様で、いまいち腹落ちしない部分が残ります。でもまぁ、そのようなモノなんでしょうね。
やはりこの時期は低山ハイクが捗ります。本当に気持ちの良い気候です。
暫くトレッキングのブランクがあったので足が回るか心配でしたが問題が無かったのが個人的には嬉しかったです。
カレーメシよりカレーうどん派。相変わらず進歩のない山飯だ…。
“カレーさえあれば取り敢えず満足出来る”という自身のハードルの低さもぶっちゃけ山登りを手間なく楽しむ上でのプラス要素なんだと思う。
この日は序盤は良く晴れていたのですが、昼以降から雲が多くなってきた感じです。
富士山も見えたり隠れたりを繰り返しており、今後のトレッキング登山の行く先を暗示しているかの様にも思えてしまいました。本当に、この先どうなってしまうんだろう…。
ちなみに個人的には海外や小屋泊が望めなくなってしまったとしても歩き続けたいという思いが強いです。どん底から這い上がるきっかけを掴むことのできた自分の大事な一部ですからね。頻度は下がってしまったとしても大切にしたい。
2月にここに来てから約半年、トレッキングが止まってしまっていましたので、まるでセーブポイントに舞い戻ってきたかの様。この感覚を得るのが今回の目的の一つ。
今、他のトレッカーはどういう想いで歩いているのだろう。そんな他愛ないことを考えながら無事下山。
そうそう、これを忘れてはいけないですよね。
2020年5月24日日曜日
雑記:上を向いて歩こうか
自分視点に限って見た場合でも仕事や大好きだった登山ハイキングにおいて今後の在り方、付き合い方を考える機会になったと思う。
仕事の面ではテレワークが主体となって1か月強。以前はアレほど「働き方改革」という単語を連呼していても遅々として進まなかったワークスタイルの多様化に対する世の態度。満員電車に乗って職場に出社し、顔を突き合わせて行う議論の積み重ね、そこから生み出される成果物によってお給料を頂く。これが外圧によって社会悪となった途端の一瞬での変化。
従来の自他の必死に作業に勤しむその姿。これは決して個人の意思に基づくものでもなんでもなく、"労働"のインセンティブが一体何だったのかを否応なしに白日の下に引きずり出したのはコロナ騒動の少ない光の面と言って良いと思う。社会に生きる限りどうしようもなく深々と降り注ぐ黒い"恐怖"を打ち払うための"安心"。安心は責任に対する業績であったり、人間関係であったり、自身の居場所であったり、お金であったり。
本当は世の中を豊かにしてゆくための仕事。そういった理想に加えて利潤面とのバランスを考え抜いた現実的なお上のビジョン。これを踏まえた個々人にマッチした働き方。夢と生き方の模索。何かを選んで何かを捨てる。そこから導かれる筈のワークライフバランスが実現した、研ぎ澄まされた日本社会の姿から私達は確信的に目を背ける。変化に抗う固い決心に必死にしがみつく。それを先の豊かさを見据えたあるべき姿であると故意に己を欺き続ける。
今後のポスト・コロナにおいても以前と変わらない毎日を前提とした、後片付けに追われる日々が待っている。では世の中は変わらないのか?恐らく変わらない。しかし元に戻ろうとする際、もしかしたら何かしらの誤差が生じるかもしれない。それが希望の芽となるのではないかと思う。そこでは自分には何が出来るだろう?良い意味での誤差やエラーを生み出せるだろうか?自分とみんながバランスよくニコニコ幸せに生きてゆくために出来ること…。
登山ハイキングにおいては、超・過密状態となってしまう事が避けられない夜行バスと山小屋が向こう数年は以前の様に使用出来ない可能性があり、出歩けたとしてもターゲットが(飛行機が必要となる海外は当然望めず)日帰りが可能な超近場に限定され、最悪先細ってしまうことが予想される。これは自分がライフプランとして目標にしていた一座への道に暗い影を落とした事は確かで、流れ的には根本的な変化を自分に求めてきているようにさえ感じる。本当にどうしようか。登山ハイキングは自分なりに苦しんだ先に見つけた、内側から自信を生み出す本当の意味を知るに至った大切な活動。ではあるが、今回の件は「そこの一点に依存してはいけない」という示唆としても受けることが出来る。成程、"依存先"は複数確保しておくべきなのだと思う。これは道楽に限った話ではないかもしれない。そんな事を考えていたりはするが、拙速に「1」「0」のような結論を出そうとは思わない。今必要なのは時間、そして先を見定めるための情報である筈だ。暫くの間は様子を窺おう。
2020年3月8日日曜日
Dirt Rally2.0とSTEAMのホームストリーミング(リモートプレイ)
今回のDirt Rally2.0はプレイステーション版でVRが対応されないという事なので、PC版で遊んでみることにしました。
(現時点ではPCのVRを所有していませんが、いずれは解像度等のスペックが向上した良いものがリリースされそうなので...)
以前遊んだ前作のプレイステーション版(しかもVR)と今作のPC版を比較すると、やはりグラフィックレベルが大きく向上したのが印象的。更にはストレージをM.2 NVMeにアップグレードをしていたこともあり、ロード時間の大幅な短縮が実現出来て随分と快適な環境で遊べています。
(…正直、もうプレイステーション版には戻れません…)
そしてここからが本題。私がゲームを遊ぶ環境は居間のテレビでして、そこにはオーディオ用のノート端末のみ仕込んでおり、それなりのスペックを有する母艦PCは別の部屋にあります。このためSTEAMのホームストリーミング(リモートプレイ)機能を使用しているのですが、このタイトルでは一つ困ったことが発生してしまいました。
それは、ステアリングコントローラー(ハンドルコントローラー)がホームストリーミング(リモートプレイ)では一筋縄では認識してくれない、ということです。
ステアリングコントローラーを母艦PCに接続した場合には問題なく認識してくれる上に、STEAM専用コントローラーは何のセットアップもせずに使用出来ていたのに何故…?と、色々調べて行くと、どうやら以下のツールを使用しなければらないことが判明。
このツールは遠くの別の機器に接続されているUSB機器を、手元にある端末へ接続されているかのように扱うことを可能にする、USBクラサバアプリケーションです。
試用版としては、一つのUSBデバイスのみ扱えますが、複数のUSBデバイスを扱いたい場合や、バックグラウンドでのサービスとして扱いたい場合は有償(50ドル弱)になるとのこと。なので今回は無償ですが、アイディア次第ではかなり便利に使えそうなのでライセンス欲しいかも…。
因みにこのツールの技術的な背景としては、IPやEthernetの通信フレーム内にUSBの制御信号をカプセル化しているとのことです。こういうの多いですよね。オーディオのDoPや、ネットワーク機器のL2TP/IPsecもこんな感じだったし、何でもアリなんだなー、と思っちゃいます。
で、今回やったことを整理すると以下の様な感じです。
本来であれば上記の構成ですんなり行くだろう、と考えました。
が、上手く行きません…。更に色々と情報を漁った結果としては以下の通り。
母艦PCに何でも良いからUSBコントローラーを挿すと何故か上手く行く!
出たよ…。謎ノウハウ。でもまぁ(時間のある場合は)こういう試行錯誤もまた楽しいものです。
上手くいってくれたお陰でステアリングコントローラーで良い感じに遊べましたので結果オーライって事で。
(参考)
自分は居間のテレビで遊ぶためにブリッジPCを使っていますが、過去にSTEAM Linkという便利な専用機器が販売されていたらしいです。STEAM Linkでステアリングコントローラーを使って遊びたい場合はVirtualHere for STEAM Linkという有償アドオン(1400円程度)をSTEAMに追加すると行けるそうですよ。
・・・
でもアレですね。今後VRを追加した場合はどうなるんですかね。流石にホームストリーミングでVRは厳しいかな?
<オマケ>
2020年2月11日火曜日
丹沢・塔ノ岳~丹沢山(難易度:★★☆☆☆)
春以降で日照時間が長い場合は蛭ヶ岳まで遊びに行くのですが、今回は稜線上に若干の残雪があるとの情報を得ていたため、岩場を避けたルートとして丹沢山までのピストンで計画を立てました。
暖冬といっても冬であることには変わりは有りません。自宅は東京であるため気温が然程下がらないのですが、その分列車から降りた際の寒さが一番キツい感じ。現地に着いて歩き始めると寒さは感じません。
沢山の登山客と共に順調に上げて行きます。
スマートフォンの写真だとどうしても富士山の迫力が伝わってくれないのですが、なかなか素晴らしい眺望だと思うのですよ。
尊仏山荘直下には残雪があったため、念のためにアイゼンを装備しましたが、5分も経たないうちに夏道が断続的に露出していたため直ぐに外してしまいました。
雪が少ない道…という事で泥んこ大合戦のコンディションでしたので、今回はアイゼンよりもゲーターを持参すべきだったかもしれません。
丹沢山山頂付近だけは雪を被っていました。道中よりも太陽光に晒されているはずなのに謎だ…。雪面に空の青が映り込んでいて大変綺麗。
そういえば丹沢山には何度か通過地点として訪れたことがありましたが、全てガスっていたため富士山の眺望が妙に新鮮でした。経験上、夏季ではなかなか拝めない丹沢ブルーだったと思われました。
”カレーうどん旨っ”などと一人やっていると蛭ヶ岳方面から12爪を履いたおばちゃんのご一行様がやってきました。雪上ツアーだと思うのですが少し羨ましかったです。確か結構なお値段するんですよねアレ。
宮ヶ瀬ダムから登り上げて蛭ヶ岳~檜洞丸まで歩いたら一日に収まるのだろうか…、などとぼんやり考えながら下山を開始します。
色々な人が山頂で写真を撮り続けているのを見ると、NHKのドキュメント72時間が取材に来そうなロケーションだな、と思わずにはいられない。まかり間違ってインタビューされようものなら邪気のない顔で「どうして一人で登山を?」等の火の玉ストレートを投げてきそうで怖いわね。
それにしても今日も本当に見事な快晴でした。願わくば夏季も晴天に恵まれますように…。
そういえばバス停の傍の建物に飲食店がオープンしていました。客数は疎らでしたが、自分がお店を展開するなら一品以上の注文で着替えスペースを無償開放…とかやると思う。近くに温泉が無いのでこれがあるととても助かるのですが。
丹沢は近場且つコスパが良いので何度も訪れてしまいますが、次はどこに行きましょうかね。まだまだ冬シーズンなので大型の登山プランは組めないものの、低山かつ花の季節(花粉の季節、でもありますが、)と考えるといくつか組めそうな気はしています。
うーん。
2020年2月3日月曜日
伊豆半島・伽藍山~古稀山~達磨山~金冠山(難易度:★☆☆☆☆)
ならば低山で且つ遠方が臨めることで楽しめるルートを歩いてみようではないか…、と思うに至ったのであります。
まず、結論から申し上げますと景色は大変素晴らしかったです。最高。ですが伊豆半島は東京から遊びに行こうとすると大分遠いんです。このため始発列車に乗る必要があるのですが、前日になかなか寝付けなかった上に深夜の2時に地震(震度4)に起こされる等ありまして、実はテンションのイマイチ上がらない出発と相成りました。
いつもの通り公共交通機関での移動であるため、新宿からは小田急線にて小田原まで出て、JR東海道線にて三島、その後は伊豆箱根鉄道で修善寺。そこからバスで登山口といった具合。自宅から登山口までは片道約5時間。
ここから大曲茶屋BSまで移動します。900円弱也。
ここから登山口に道なりに40~50分の歩き。車道沿いの移動なのでササっと進んでゆきます。
ここから右側の旧道に進みます。通行車両の数が格段に減るため歩き易し。
この日は予報が快晴だったのですが、現地は曇っており序盤は時折ちょっとした降雪に見舞われました。我慢の歩きというやつです。
因みに情報では1週間前に積もっていたということでしたが、地面には降雪はなくアイゼンを念のために持参しましたが全く使用しませんでした。
トレイルロードもこれまでの雑木林から良い感じに大変身…!
これまでの登山の中でも途中で林道出合の様なポイントは無数にありましたが、車道脇に立つ山頂標ってのは初めて見ましたね。なかなかの脱力感です(笑)
そこから少し歩くと・・・。
良く判らないなぁ、と悶々と歩いてゆくと!
んん~。この突発的な展開は何だろうか。
そしていきなり山頂!
前の山頂から20分経過していないんですけど良いのだろうか…。
ちなみにこの古稀山、どうやら70歳(古稀)を迎えたお年寄りに人気なのだそうですよ。
なんだか唐突に70歳の目標が出来ちゃいました。
実は達磨山は西伊豆スカイラインの車道から5分程度で山頂に至れるポイントにあるので、登山やトレッキングに心得が無くてもアクセスは容易かと思います。
ちなみに読みは「へだ」であって「とだ」ではないようです。
バスが14:41である事と、最後のピークである金冠山まで往復40分程度なのでもうちょっと歩いてみます。
その後はせっかくなので戸田峠BSからもう一つ先のだるま山高原レストハウスBSまで歩いてみることにしました。だるま山高原レストハウスが達磨山のトレッキング拠点らしいですからここまで歩けるとスッキリ感があります。
ここも綺麗に景色が臨める良いスポットでした。
・・・
今回の伊豆半島トレッキング、冬であったにもかかわらず稜線歩きが出来てとても楽しむことが出来ました。車道沿いのルートが多かった点はありましたが、じっくり歩くと景色の良さと相まって記憶に残る歩きが堪能出来ます。お勧めです。
また、ハイカーの他にもロードバイク、ドライブ(ツーリング)との相性もとても良い上に、(今回はバスがなかったので断念しましたが)修善寺駅に直行せずに手前の修善寺温泉を活用すると更にグッドなプランが組める点も魅力があって良いと感じました。