2014年8月24日日曜日

SSD(Crucial製)のファームウェアバグ

先週あたりから騒いでおりました、「Windowsパソコンがフリーズする!」、に関しての事の顛末としましては、結論から申しますとSSDのファームウェアのバグが原因でした。

Windows updateの不具合云々で完全にMicrosoftのみがNGだろうと思っていたのですが、どうやらそれだけが原因ではなく、SSDのメーカーCrucialのファームウェアに問題があったようです。

以下、事象、原因、対策です。


  • 事象

  ・Windowsが突然フリーズし、強制的に再起動が実施されてしまう
  ・再起動時、エラー(0xC000000E)が発生してWindowsブートできなくなる
  ・ウォームリセットでも同じ症状が発生する
  ・電源の再投入だと正常に起動する
  ・起動後約30分が経過するとストップエラー(0xC000000E)が発生する




  • 原因

SSD(Crucial製のm4シリーズ)に導入されているファームウェアのバグ。
総通電時間を示すS.M.A.R.Tの値 " Power-On Hours " (POH) が5184時間(およそ2年)を超えるとSSD自体を認識しなくなる。このためWindowsの起動ディスクを見失ってしまいストップエラーを引き起こす。(ネットで情報収集すると、この話題自体は数年前に出ていたらしい・・・)


  • 対策

公式サイトから最新版のファームウェアをダウンロードし各人でアップデート。
一昔前はダウンロードしたファイル(ISOイメージ)をCD-Rに焼き、CDブートからアップデートを実施する必要があったみたいですが、自分が2014年8月現在実施したところ、Windowsのデスクトップ画面からダウンロードしたファイルをダブルクリックするだけで再起動→新ファームウェアのアップデート→再起動→Windowsのブートまで全て自動で実行してくれました。(CD-Rは使用しませんでした)

穿った見方かもしれませんが、こんな自爆装置(故障タイマー)がSSDに仕込めてしまうということを目の当たりにすると、商品寿命がユーザの使用状況に関わらず、メーカー側の一存で決定できてしまうという事実に唖然とせずにはいられません。

過去のハードディスクにおいてはそんな致命的なバグはこれまで無かったように思うのですが。
後付けでアップデートできてしまうファームウェアは(PS3じゃないですけど)イマイチ感が拭えません。うーん。

これ、単純に“バグでした”で済むような問題ではないと個人的に思うのですが、如何なもんなんでしょうね。少し昔のSEAGATE製や日立製のハードディスク問題を鑑みるに、該当ファームウェアバージョンのロットが丸ごとNGになるということですので、リコール、下手すれば訴訟問題ものです。

2014年8月17日日曜日

トラブルになると燃えるタイプの人って羨ましいとよく思います。

今年の夏は色々とトラブル故障続きでシンドイです。

1,サブPC(MAC)の熱暴走
     →HDDの凄めの異音が発生していたので新しくディスク交換してみたものの全く改善せず。
          →あまりの暑さに思考停止。勢いでSSDを購入し、取り敢えず祈ってみたもののこれまた改善せず。
                →メモリ診断ツール実施したところ100%フリーズ。これか!と思ったものの、最近新品のメモリ価格が暴騰(2年前の2倍〜3倍)しており、とてもじゃないがやってられない。
                      →念のため今度は新しく買う前に予備のメモリで確認してみたところ事象が発生。つーか、個人用途でこんな頻発に壊れたりするものなのかと。
                           →もう訳がわからない。ていうか暑い。
                                →頭を冷やし、PCも冷やしてみたところ普通に動いてしまい、呆気にとられる。
                                 そう。Macminiの熱暴走であった。筐体がデザイン重視のためにかなりの密度で部品が詰め込まれてるしね。全部夏のせいだ。




2,エアコンの冷房、除湿機能が使えない
     →1件目と一緒のタイミングで発生したトラブル。
         ぬるーい風が出るのよね。ヌルーイヤツガヨウ。畜生。
          →サポートに電話したところ、「保証切れてるので有償(3〜4万)」と無慈悲なことを言い渡される。
               →背に腹は変えられないので依頼。
                    →スタッフが修理に来てくれたおかげでなんとか復活。
                     膨張弁コイルが駄目だったので交換しておきましたーとのことであった。
                     詳しくはわからないのですが、どうやら室外機と本体の間のガスの流量を調節する部品らしい。

3,メインPCのWindow update不具合により再起不能
     →現在進行形。
      今回の不具合はかなりタチが悪いです。
      Windowsが結構な確率で起動しない。起動してもしばらくするとフリーズ→ブルースクリーン
      ていうかブルースクリーンなんて見たくもないものを久しぶりに拝ませて頂いた。
      本当にMicrosoftはどう対処してくれるのコレ?
仕事PCでなかったことだけが救い。
      このままではOSから入れ直す必要があるかもしれません。   



いやしかし。何かに憑かれているのだろうか?
大殺界は2年後の2016だったはずなのですが。


2014年8月10日日曜日

プラモに魅力を感じ始めたのはいつ頃だっただろう?

台風11号がウロウロしているおかげで10分毎に晴れと暴風雨が繰り返されるという奇妙な天候の今週末。

このため実家に戻りましたが、予定されていた取手市の花火大会も月曜日に延期に。
仕事がなければ見れたのかもしれませんが、あいにく夏休みは9月中旬であるため今回は諦めることに。

ただしこれでは甥っ子もつまらなかろう、ということで一昔前に作ったガンダムのプラモデルをプレゼントすることにしました。作った当時は「昔の機体に比べると段違いにプロポーションええよなぁ」と感心していたことを記憶しております。



ガンダムSeedDestinyの暁というモビルスーツ。壊れるまで存分に遊んでくれるとヨイノデスガ。

金ピカでかっちょいい~ってな感じで子供心もバッチリ掴めるんじゃない?とか考えていたのですが、これが予想に反してとても遊びにくそう。パーツがポロポロとれてしまって気が削がれてるっぽい。

そりゃそうか。少し考えれば分かったことだわね。。。

子供って玩具そのものに凄さを感じるのではなくて、自分の中のイメージを玩具に乗っけるんだよね。「強い」というイメージも玩具と玩具をぶつけあったりして表現したりする。
だから飾ること前提にしたようなオブジェには魅力を感じ難い。

幼児向けのおもちゃ屋さんに精巧なフィギュア人形ではなくて、塩ビのウルトラマンやポケモン人形の方が需要が有るのも当然っちゃ当然。

そんなこんなで「ほほぉ~、玩具作りってのも奥が深いのだなぁ」と変なところで感心してしまいました。

2014年8月4日月曜日

夏らしい週末

今週末は夏っぽくプールにて水泳、実家の近くで花火を鑑賞し、自宅の近くの盆踊りを遠くから眺め、冷たい飲み物で腹の調子が悪くなるなど、至ってフツーに一人で時間を潰していました。



以前はお祭りとか花火大会での自分の位置づけって年齢と友達レス、一人という身の上であることもあり、端っこの方でビール飲みながらくだを巻いてるのが精一杯で一々残念なだったんですが、もうその辺の神経質さや必死さは無く結構良い感じに適当になってきましたな。


いや、しかしiPhone4って本当にろくな写真が撮れないですよね・・・。新しいiPhone6を買ったら良くなるのかね。
来週は取手の方で花火大会があるらしいので、そちらで写真作品でも作ろうかなぁ、と考えております。

それと夏ということで頑張ってフローリングのワックスがけを行おうと考えておりましたが、この暑さと部屋のアイテムを運び出すだけの元気が出ず断念。

代わりにホームセンターでその他の掃除用具を物色していたのですが、こんなものを発見。


モノとしてはスポンジの形を工夫しただけのものなんですが、個人的に結構ヒットした一品でした。

風呂フタにはヌメリがまとわりつきやすいのですが、浴槽用のスポンジで掃除しようとするとかなり難儀するんですよね。これさえあればSpick & Spanであります。


2014年7月22日火曜日

故障箇所はプリアンプ?メインアンプ?

今回の3連休はメインで使用しているAVアンプが故障してしまいまして、対策に向けて色々といじり倒しておりました。

せっかくの休日にAV機器を突っつきながらケーブルを捌いているっつーのは・・・あまり人に語れる過ごし方じゃないよなと思いながらも、トラブルを乗り越えるエネルギーが湧いてくる、というのは学生時代のパソコンいじりに通じるものがあり、決して辛いだけのものではないと認識しているところ、我ながら「趣味だねぇ」と思うわけですよ。



で、直接的な事象なんですが、リアスピーカーのL、Rの両チャンネルの音声が出ない、という、マルチチャンネルで楽しんでいる己にはかなり致命的な内容。

オーディオ道を極めてる方からは恐らく「フロントのL、Rが問題ないなら、マルチチャンネル再生をやめてステレオで聴けば良いじゃん」とか言われちゃいそうですけどね。
DTSのマトリクスデコードの楽しさを知ってしまうともう戻れないんです。これが自分の楽しみ方なので。

そんなこんなで「音が出ないのであれば出るようにしなければならない」というわけで、原因究明の為の切り分け対応を開始しました。

・・・と簡単に書いてますが、アンプは30kgをオーバーしているため、移動させる際の腰への負担がかなりキツい。本当にキツい。汗だくになりながら俺は何をやっているんだ、という自責の念が沸々と湧いてくるのもキツい。


プリアウトから音声信号を拾えないため、すぐに思いついたのはプリアンプ部分の故障。
ならばと思い、DACを別途用意して増幅部に突っ込んであげたのですが、これでも音が出ない。
どうやらリアのL、Rは入力段から出力段まで一貫して故障してしまったようです。



プリ部の故障ならプリアンプを、パワー部の故障ならパワーアンプを別途購入して連携させようか?などと思っていたのでガッカリです。いや、余計な出費を避けれて安堵すべきなのか。

・・・

自分が使用しているVSA-AX10Aiは2004年に発売されているため、もう10年も稼働し続けているので寿命なのかもしれません。夏ですしね。
静音性も重視されるので数百W消費する機器でありながら、パソコンのようにファンで冷却することも出来ないし。


だがしかし。機器に投入されている部品の物量コストを考えると直ぐに捨てるのも口惜しい。

なんとかならないかとマニュアルを色々と調べてゆくと、メインのスピーカーセットAの他に、サブのスピーカーセットB(2ch)が出力として別途用意されており、これをリアスピーカーのL、Rとして代用できることが発覚。
(場所とお金に糸目をつけないお金持ちが、スピーカーセットを切り替えながらリスニングするための機能っぽい)

結論としてはSP-Bのセットを使用し、“ITU-R”の設定で鳴らすことで、なんとかリアの2chを復活させることが出来ました。なんかもう骨までしゃぶりつくしてる感がありますが、機器自体はもう少し延命出来そう。

・・・

今週末は雨がもの凄かったですねぇ。
足立区ではそんな中でも果敢に荒川土手で花火大会をやってたらしいです。凄いなぁ。



2014年7月13日日曜日

IDC大塚家具にて

今週末は実家に帰ったついでに、お台場有明の大塚家具の展示場にて新たな居間の椅子を購入検討しておりました。

というのも7年ほど前にネット通販にてパーソナルチェアを購入したのですが、流石中国製の安物といったところでしょうか、座面は沈み、オットマンは足が割れるなど、座るどころか“見るに耐えないシロモノ”と成り果てておりました。



居間の椅子。

少し考えてみてもこれはとてもとても重要なアイテムですよね。

仕事から帰った後の僅かで貴重な自由時間。ある意味日々のマイルストンを刻む場所であります。
これを半壊した椅子でやり過ごすこと程残念なことはない。自分は己が頑張った分はそれに見合う形を受け取れる位置にいるのだから、“使うべきところに使うお金”に対してはコストなどという言葉を使うのは野暮というものであろう、という訳です。

検討にあたって最初はパーソナルチェアの代替を探していました。しかし“それなり”のモノの価格帯においては、別途ソファを検討するほうが遥かに満足度の高いものを購入出来そうであると判断したため、そちらを中心に見て回りました。



今回の購入検討には販売員が一人付いてくれたのですが、年齢的に自分より一回り若く、最初は大丈夫か?とも思いました。
しかし自分が(言葉にしてはいないが)モノの購入を心に決めた瞬間に彼の表情を伺ったのですが、絵に描いた様な“掴んだ”と言わんばかりの満面の笑みに流石だなぁ、と思いつつも同時に心の中で「頑張れよ」と吹き大笑いしていました。

まぁ同行していた母上殿も同価格帯のソファを自宅用に購入していたこともあり、(価格的なものもあり)きっと彼から見ると良いお客となっていたのでしょう。

・・・

とは言え他店のように物を見て一人で考えこむより遥かに効率よく見て回ることが出来ました。
こういうサービスは結構重要ですよね。うむ。

購入した椅子は来週到着するようですので、週明けからの仕事を一層頑張ろうと心に誓ったのでありました。

2014年6月29日日曜日

Blu-rayにて音楽CDをアーカイブ化

以前Twitterでも少し呟いた件なのですが、大量に存在する自宅の音楽CDを整理するため、データのアーカイブ化を進めております。



・・・と一言で書くのは簡単なんですが、CD-ROMなどのデータを壊さずに先々へ残してゆく、というテーマはなかなかに難しく、それ故興味深いテーマです。

パッと思いつくのは以下になりますか。

  1. ハードディスク、SSHD
     メリット:データ単価が最安
     デメリット:機器の故障率の高さ
  2. SSD、大容量USBメモリ
     メリット:耐衝撃
     デメリット:データ単価、データ劣化
  3. クラウドサービスの利用
     メリット:保存スペース不要
     デメリット:データの出し入れ速度が回線速度に左右される、保管に要する時間単位のコスト、業者の信頼性、著作権
  4. DVD-R(DL)
     メリット:元手がかからない
     デメリット:データ容量単価が左程安くない、枚数が嵩張る、将来廃れる
  5. BD-R(DL、XL)
     メリット:データ容量単価が最安、Archival Disc(アーカイバル・ディスク)が個人用に展開されない場合にXLメディアが安くなる可能性がある
     デメリット:ドライブを新しく購入する必要がある


Archival Disc(アーカイバル・ディスク)はどうなんでしょうか。つい最近規格が策定されてニュースになっていましたけど。
今後テレビが廃れないのであれば、8K向けに個人用途へ降りてくる可能性は・・・、と考えてみるものの現段階で検討対象とするにはやはり早計ですかね。



候補は数あれど、Blu-rayの一択ということになりまして。
(無難で面白くないですが、民生用の次期規格がまだ発表されていないため)

以下のBlu-rayドライブを購入しました。




信頼と安心のPioneer。しかしなんだろ、この・・・ときめかないデザイン。


・・・

今後考えている音楽CDのアーカイブSTEPは以下の通り。


  1. 「cue+wav」のイメージ形式でリッピング (Exact Audio Copyを使用)
  2. BD-REに保存
  3. BD-REが一杯になったらBD-R DLまたはXLにアーカイブ




ハードディスクはあまり信用していないので、基本的に一時的なtemp用途以外には使用しない。
不要なディスクは売却、または実家送り。
データを使用する場合は「cue+wav」ファイルを参照。 (foobar2000、またはxrecord IIを使用した各種ファイル形式への変換など)
CDプレーヤーでどうしても再生する必要のある場合は「cue+wav」のイメージ形式をCD-Rにライティング。 (Exact Audio Copy)
→ライティングしたCDは
(オリジナルディスクと同様)プレーヤーに挿入時にオンライン(Gracenote、freedb)からタグ情報を参照可能なので使い勝手が良い。


ということで、自分の環境では音楽CDプレーヤーを所持している理由はほぼなくなりました。



全てを今年中に終えることができるだろうか?



(それにしてもこんな状況で音楽CDが売れない・・・などと廃れたビジネスモデルにしがみついて10年以上同じ嘆きを続ける音楽業界はとっても滑稽ですね。現時点ではかろうじてPCにディスクドライブが備わっていますが、アプライアンスタイプのCDプレーヤーを所持していないユーザーは想像より多いと思います。昨今のAKBやジャニーズのアイドルが妙なCDの売り方をしているせいで、全体の建て直しが阻害されているような・・・気がする。)

2014年6月23日月曜日

4回忌


・・・

今週末は父の命日であったため、実家にて法事。
あの悪夢のような2011年からもう3年・・・まだ3年。


2014年6月15日日曜日

舞台鑑賞 in 三鷹

今週末は昔のバイト仲間と三鷹の武蔵野芸能劇場に芝居を観に行っておりました。
仕事では吉祥寺からバスで・・・のパターンが殆どであるため、実は三鷹まで出向くのは初めてかもしれません。三鷹や吉祥寺界隈は東京郊外でも比較的人気のある場所というイメージがあったのですが、意外にこじんまりとしてるんですね、ここ。
(町田や柏くらいの勢いがあるかと思ってたんですけど)



鑑賞したのは「Applause!」という舞台。落ち目のアイドルグループがあるプロデューサーに拾われて(様々な人間模様を経つつ)最後の大きなステージの出演に向けて頑張る!という内容でした。
自分はアイドルというものには魅力を感じられないクチなので、知識も興味も全くと言って良いほどありません。ですがアイドルというテーマにおいて、ストーリー上色々な人との関わり合いから生じる葛藤を乗り越えて目標を達成するという骨子部分は良く描けてるなぁ、と思いました。



今の自分には努力というものは本人の姿勢でしかなく、それ自体には左程意味がないと思っているので、観ていて痛し痒しな部分もあったのですが、まぁ、王道ではありますよね。

・・・

実は先週の仕事が思うように進んでくれず、鬱々と頭を抱えてしまい十分に楽しめず。
こういうところで表側のテンションに浮き沈みが出てしまうのは我ながら最低だと思う。

2014年6月1日日曜日

ホームネットワークのテレビ系ソリューション

ようやく自宅の映像コンテンツに関するDLNAホームネットワークの刷新が完了しました。

先日のエントリーにて報告済みの通り、ネットワーク構成を以前の有線LANから無線LANに転換を行い、その後のソフトの導入、および各種機器のチューニングを行うことで、ようやく実運用出来るレベルに至れました。ということでメモを残しておきます。

結構多くの地雷を踏んだ末のエントリーですので、もし興味があればご一読を。

以下が概要図です。



見たまんまですが、SONY製NASNEのTVチューナーを核とした構成になります。

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  追記:NASNEはイーサネットコンバーターの中継器や子機ではなく、ルーター側に接続すると安定
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最終的に以前から念願だった以下3点が全て実現できるようになりました。

  1. 自宅、外出先問わずネットブラウザで予約できるようにする
  2. テレビ、スマートフォン、タブレット、PC、ゲーム機全てで放映中コンテンツ、録画済みコンテンツをストリーミング視聴できるようにする
  3. APPLEの各種モバイルガジェットにおいて、無線LAN経由で録画済みコンテンツ(≠ワンセグ)の持ち出しを可能にする
これらを実現するのに非常に苦労した環境がパソコン。
やはりパソコンともなると、悪意を持ったユーザにコンテンツを好きに弄らせないようにするため、ガッチガチのガラパゴス規格のコピーガード(DTCP-IP)がかけられていますので、簡単には表示することが出来ないのです。

DLNAだけじゃダメなんです。このコピーガードを乗り越えないとダメなんですね。はい。



このため再生ソフトウェアにおいてはDTCP-IPに対応した特殊なソフトウェアが必要になります。
(選択肢は非常に少なく、3~4種類程度。フリーソフトは存在しない。)

結論:お勧めはPowerDVD14Ultra

動作の軽快さ、安定性どれをとっても非常に快適で、おそらく現時点での最強と言って良いはずです。



他のソフトではDiximDigitalTVplusが人気があるとのレビューがネット上に散見されましたが、自分の環境においてはCPU負荷が高すぎて実運用レベルには至れず、いわゆる『地雷』でした。無理に動作させてパソコンがフリーズしたことも数知れず。

いやね、これ結構高かったんですが・・・。久々に昔TVゲームでクソゲーを掴まされた感覚が蘇ってきましたよ。


更に、ソフトだけではなく、モニター、ビデオカードのいずれにおいてもDTCP-IPのコンテンツを表示するため『HDCP』という規格に対応している必要あります。

また、これらの環境を揃えたとしても~

  • マルチモニターには対応していないので表示出来ない
  • ピボット(縦型モニター)には対応していないので表示してやらん
  • ネットワークのスピードも規定以上ないと容赦なくコマ落ち
  • 録画コンテンツを再生する際は、早送りするとエラーで落ちてしまうというような謎のノウハウ

~などなど、何かをやろうとすると次々とハードル(苦行)が出現しますので、これらをやっつけるための本人の根性も地味に重要。


・・・

APPLEのモバイルガジェット群の方はDiximDigitalTVというアプリが、奇跡と言って良い完成度の高さでなんとかなりました(PC版はダメダメだった)が、これを手にする前にTwonkeyMediaという地雷を踏んでしまいました。

・・・

いやもう、何が悲しくてこのガラパゴス規格に懸命に立ち向かっているんだろう・・・と最後の方はアホらしくなってきましたけどね。

まぁ、何とかなったさ。

頑張ったかいがあって、今は超快適ガジェットライフを満喫中ですよ。