ところが先週末、少し秋葉原電気街を散歩する時間があったので線材屋さんに出向いた所、こんなものを見つけました。(正確には“見つけちゃった”)
オーディオケーブルは「自作することで費用を大幅に圧縮することが出来る」ようでしたので、この機会に自分もチャレンジしてみました。こいつは3000円ちょっと。
まぁ、何も買わずに悶々とするよりコレで手を打ったほうが精神衛生上良いよな・・・という感じです。1回でオシマイですから。
実は自分のメインシステムにTUNAMIシリーズの製品版を1本組み入れているのですが、一般的にイメージされるケーブルの値段のものではないため、さすがに「アクセサリー」として2つも3つも購入することは出来ません。ということで思わず飛びついた次第です。でもこういう衝動買いって良くないですよね・・・。ちょっと反省。
今回購入したNIGO V2ってケーブルに限らずTUNAMIシリーズは滅茶苦茶硬いケーブルなので、取り回しが最悪です。
それ故に機器の背面に接続した際の、のたうち回るケーブルの存在感たるや結構笑えるものが有ります。ゴームホース?否、大蛇じゃないですかね、と言いたくなっちゃうシロモノ。
まぁ、そのお陰で線剥きには非常に難儀することになったのですが。。。
構造は2芯に加え、アースシールド部のドレインワイヤーで合計3本線構造(5.5sq/17mm径)
インレット・プラグにはIeGO Ti2000-8055という台湾メーカーの製品を使ってみました。
4N(純度99.99%)の純銅・無メッキということで素性は良いかな・・・と。
ちなみに自分以外のオーディオ兄貴どもはPanasonicのWF5018という医療用モノを好んで使っておるようです。
完成
ネジでケーブルを締めた後にテスターで導通チェックとショートが無いことを確認し、早速機器に接続し実際に音出ししてみましたが、頑張って作った事による愛着とプラシーボ効果で最高ってなもんです(笑)
ケーブルを交換した時にいつも感じてしまう、この、音量が大きくなったり、高音のヌケがよくなった印象(正直自信ない)はホント何なんでしょ?きっと「音が良くなるはずだ」という先入観があるため、普段よりも能動的な聴き方(=発見)をしちゃうんだろうね。
オーディオとは、実は、機器や音に傾倒した遊びではなく、“印象”という人間のあやふやな認識装置を逆手に使った、「満足感」を得ることを目的とした“遊び”なのであります。
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